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夢シリーズ

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みた夢を集めました。
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ビッグウェーブの夢の夢占いをググった

ビッグウェーブの夢の夢占いをググった

曇り空。
緩やかな坂道を車で降る。
信号機の向こうを見渡すと、
「あれ?山?」
と、動きがゆっくりだから山に思えた。
…あんな所に山があったっけ?
そんな風に頭は思ったけれど、
体は勝手に交差点で左にハンドルを切り、アクセルを目一杯踏んでいた。
直進していった車がどんどん波に飲み込まれる映像が頭に入って来た。左にハンドルを切ったからビルで見えるはずはないのに。
左に曲がり左側を見ると、そこにも山の

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夢の中で夢のことを考える  :  独り言

夢の中で夢のことを考える : 独り言

「これは、猫が生まれた夢の続きだからみよう。」
と、夢の中で考えている。
「続きの夢って凄いよね。」
と。
だけど、
夢に猫は一切出て来ず、
ただの平穏な日常を眺めているだけだった。
そして夢の中で思うのだ、
「猫が生まれた夢を見た」と言う、設定の夢をみてただけ?
猫が生まれた夢はみていなかったの?
猫が生まれた…様な記憶は、そう思うとどんどん曖昧になり、薄くなっていった。

「瑜伽。」
と、中年

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セクシービーム :  独り言

セクシービーム : 独り言

「おやすみなさい。」

そう言った途端
寝息を立てる。
それを見ていたらクスッと笑えた。

そう言う私も
「もうダメだ。」
と、ベットに走り込み、
ベットに潜り込んだ途端に夢の中へ落ちていく。
ギリギリまで頑張るけど、
眠気には勝てない。

人間て寝てしまうものらしい。

犬の耳の間からはセクシービームが出ている。
だから思わず耳の間の匂いを嗅ぐ。

日向のいい匂い。

それだけでは物足りず、

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設定は同じなのに登場人物が違う夢  : 夢シリーズ

設定は同じなのに登場人物が違う夢 : 夢シリーズ

今日の夢は初バージョンで、
いつも知らない町にいるのに違っていた。

現在の環境と同じなのに、
登場人物が全員違った。

誰一人、
知っている人がいない。

現在の私の生きている環境と同じなのに、
登場人物が全員違うと、
全く知らない町にいるみたいだった。
そして、
とても居心地が良かった。

いつも通じ合えない感覚でいるけれど、
べったりした関係ではないのに、
どこか通じ合えている感じがした。

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夢のマトリョーシカと映像  :  essay

夢のマトリョーシカと映像 : essay

今日は全国的に雪が降ってるそうで、
朝起きると真っ白な世界が出来ていた。

大寒に、
大雨が降り、
雪でなくて良かった…と、
思ったけれど、
±5℃で、
雨になり 雪になる
不思議さ。
そんな誤差に
右往左往してしまう。

夢の話を始めましょうかぁ。

先日、
友達3人で部屋で話していると、
「私ね、浮くのよ。」
と言って、
私は唐突に浮き出した。
そうするともう一人が、
「私もよ。」
と言って浮

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消えた体 残る意識…とあるお話し

消えた体 残る意識…とあるお話し

スーパーのレジみたいな所で、映画のチケットを買った。
支払いはPayPay。
すると店員さんは凄くイライラして、映画のチケットを裁断から始めた。
分厚い紙の束をザクッザクッと、縦に裁断したり、横に裁断したり…。
チケットは、5センチくらいの束が二つ並んで、チケットの束を布のエコバッグに入れ、もう一つの束を掴もうとしたら、
「そっちは違います。」
と言われた。

店を出ると、カエルとナメコとなんかが

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リアルな夢 未来編

リアルな夢 未来編

「あと、20秒で目が覚める。そしたら君は、全て忘れるんだよ。1・2・3」

…。
カウントとともに、目が覚めた。
そして、カウントとともに何かが消えていった。
なんか、今いる世界より、穏やかだった。何となく、楽しかった感じも残っている。

あの声は誰だろう?

凄く気になる。

でも、分からない。

この先、
あの声の主に出会うことは
あるのだろうか?

夢はタダの脳みその掃除なのか?

考えてみ

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夢の話をした

夢の話をした

職場の仲の良い
年下の先輩が…。

「寝てもちっとも、疲れが取れない。」…と言う。
「仕事の夢をみていて、途中トイレに起きて、眠るとまた仕事の夢をみる。」

「オェ!!
マジか? 仕事の夢なんか見たことないけど。」…と言うと、

「羨ましい。寝てても仕事の夢をみるから、仕事から離れられなくて、ちっとも寝た気がしない。」と。

ま〜、当たり前だ。
私なんか、家に帰ったら仕事の事を忘れている事が多いも

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何度目かの生まれ変わった その先で

何度目かの生まれ変わった その先で

まだ出会う事がないから
あなたがどんな人かは分からない

私達が出会うのはずっと ずっと 先

今朝 
また旅をして来ました

私達が 他の惑星を目指すのは運命でした
星には期限があるから

他の惑星を目指す頃
私達は この体から乗り換えて
液体の重金属の体を持つでしょう

体そのものは 
遺伝子の乗り物だけど
私達の魂と言われるものは
その体の寄生虫

寄生虫だけど
魂が抜ければ
straw m

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リアルな夢。

リアルな夢。

先程、友達から
「私、今月、不幸なの。」
と、電話が来た。

何が起こったの?
と、思い、聞いてみると、
実母が亡くなり、
2週間後、
義父が亡くなったそう。

確かにそこだけ聞くと、
悲しい出来事で、
不幸と言えるけれど、
ずっと話を聞いていると、
お二人共、
人生をまっとうしたと感じた。

それを伝えると、
「そうだよね。二人共、
人生まっとうしたよね。
育休中だから、
母ともゆっくり過ごせた

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カッコウが鳴く朝

カッコウが鳴く朝

私たちは
静かに 静かに
息をひそめて
待っているのだと思う

だから

子どもたちの邪魔をしてはダメ

静かに 静かに
何も気付かぬふりで
待っている

そりゃあ

贅沢とはサヨナラしなくちゃ
そのくらいのことはしないと…
それでも飢える訳ではないし

子どもたちが目を覚ましたら

それも気付かぬふりで
見守らなくちゃ
きっと

上手くやってくれる

それは
カッコウの鳴く朝にやって来る
カッコ

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よく分からないけど …多分 死んだ夢を見た

よく分からないけど …多分 死んだ夢を見た

多分、夢だったんだろうけど、
体がなくなっていて、
幽体離脱?
単に、死んでその先の夢?
…を、みた。

どうなっていたかと言うと、
ちょっと密度の濃い空気。

いつも重い体を引きずる感覚があるけど、
そんな感覚はない。
それどころか、
軽い感覚さえなかった。
皮膚感覚もないから、
暑いも
寒いも
フワフワも
ツルツルも
スベスベも
サラサラも
痛いも
痒いも
…なくて、
その感覚を感じられないの

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猫

紫色…ピンク系ではなくて ブルー系の

私たち3人は、公園をぐるっと囲む様につくられた歩道橋の上を歩いていた。見ると電線を猫が歩いていた。そしてその電線はどこにもつながっていない。
「猫って電線の上を歩くの?」
と、背の高いふわふわの黒髪の彼女が言った。
「私も不思議だな〜と思って見てたの。」
その猫は紫色のロングコートの毛だった。
猫というより毛玉みたい。
私たちは、歩道橋を降りて緑の芝生の公園

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『あいしてる???』

『あいしてる???』

目覚ましも鳴らないのに私は飛び起きた。
唇だけが夢の続きの言葉を言おうと、
『あ』
の形になっていて、頭の中はどんな夢を見ていたのかサッパリ覚えていない。
『あ』の唇のまま、ベッドに座り、何を言おうとしたのか考えている。
頭はサッパリ夢のことを忘れているのに、胸の中は暖かいフワフワの温もりでいっぱいで、前屈みになりながらぬくぬくの布団を抱きしめた。
冬の布団の温もりは、それだけで幸せにしてくれる…

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