ゆお

ゆるゆる ゆるる。【きょうだい】の立場での発信から【インクルーシブ社会】に向けた発信へと進化中。「手袋を買いに」のおかあさん狐のつぶやき「ほんとうに人間はいいものかしら。」に私はなんと答えるだろう。

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ゆるゆる ゆるる。【きょうだい】の立場での発信から【インクルーシブ社会】に向けた発信へと進化中。「手袋を買いに」のおかあさん狐のつぶやき「ほんとうに人間はいいものかしら。」に私はなんと答えるだろう。

マガジン

  • きょうだい

    どうかカラフルな色に包まれますように

  • 歴史学習×インクルーシブ教育

    インクルーシブ教育の文脈で 歴史学習における個々の支援について気ままに考察

  • 未来へ笑顔の種まき

    どんな花が咲くかな

  • 地域で種まき

    フルインクルーシブ社会を少しでも身近に

  • 伊ボローニャ滞在記所感

    イタリアのフルインクルーシブ教育について

最近の記事

なんとかなるさ39 はちまるごーまるを幸せに生きる【マンガ版】④~as a sibling~

👆💕はちまるごーまるを幸せに生きる【マンガ版】③の続きです。 伴走型支援(つながり続ける支援)が明日への小さな希望をつなぐ。 続きはまた今度! 人はカラフルなのだ。 人の内面もまたカラフルなのだ。

    • なんとかなるさ38 はちまるごーまるを幸せに生きる【マンガ版】③~as a sibling~

      👆💕はちまるごーまるを幸せに生きる【マンガ版】②の続きです。 他者への警戒心がとても強い兄。そんな兄の心を解きほぐすのに必要なのは肯定的であたたかな言葉かけ。いつもありがとうございます。 続きはこちら👇💕👇💕👇💕 人はカラフルなのだ。 人の内面もまたカラフルなのだ。

      • 🍀なんなる37【インクルーシブ教育に連なる文脈で想像してみる歴史学習】ゆおの空想①

        【序章】はこちら🍀 大内氏のイタリアボローニャ滞在記のレポート第4回で紹介された、ボローニャ大学で開催された「支援教師」養成講座。2日目の講座の課題は、学校での実際の活動を想定して活動計画を立てて発表するものであった。 そこで、私も受講生になったつもりで、想像力を働かせることにした。とりあえず【日本史A(明治〜現代)】の授業で空想してみた。 【想定する学校】◌1年A組のまひろさん(架空事例)◌1年B組のりおんさん(架空事例)◌1年C組のあおとさん(架空事例)【学習の進め方

        • 🍀なんなる36【歴史学習の内容をわかりやすく伝えるための教材紹介】序章

          もっと勉強したい子もゆっくりな子も同じ場所で共に学び暮らすことは実現可能だよ。 東京大学・インクルーシブ教育定例研究会「なぜ私の子どもは高校で『共に学ぶ場』が保障されないのか~日弁連に人権侵害救済の申し立てをするまで~」(2024年9月7日)をオンラインで拝聴した。 過酷な受験競争を経験してきた教育関係者にしたら、夢や志のために、最終学歴を見据えて偏差値を上げるためにひたすら努力する場所であったであろう、高等学校。 「高等学校は『義務教育』ではない(温情をかけられない)」 と

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        • 歴史学習×インクルーシブ教育
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        記事

          🍀なんなる35未来の種蒔篇(12)「世界の子ども権利かるた×インクルーシブ教育」

          1)『世界の子ども権利かるた』2022年の国連勧告以来、自分の中で大きく膨らんでいる「インクルーシブ教育」に絡めながら参加した、『世界の子ども権利かるた』。このワークがとても素敵すぎた。 1⃣「一番印象に残ったかるた」と聞かれて、私は。 「ほ」 法律は子どものためにもあるんだよ。 中学生の時に日本国憲法の条文を学んで以来、ずっと考えている。近々、「その能力に応じて、ひとしく」とは何か、勉強する会があるので楽しみにしているところである。 2⃣「一番子どもに伝えたいかる

          🍀なんなる35未来の種蒔篇(12)「世界の子ども権利かるた×インクルーシブ教育」

          なんとかなるさ34 はちまるごーまるを幸せに生きる【マンガ版】②~as a sibling~

          👆💕はちまるごーまるを幸せに生きる【マンガ版】①の続きです。 今回も母に大きな拍手を送ります。 続きはこちら👇💕👇💕👇💕 人はカラフルなのだ。 人の内面もまたカラフルなのだ。

          なんとかなるさ34 はちまるごーまるを幸せに生きる【マンガ版】②~as a sibling~

          🍀なんなる33未来の種蒔篇(11)「ツナガル」~as a sibling~

          「自分のケア経験を映画化しよう!」プロジェクトに学ぶ家族のケアをする高校生3人のケア実話を元にした短編映画『ツナガル』が完成したそうです。おめでとうございます。 私は個人的にマンガという手法を使って自分の体験をほそぼそと伝えていますが(一種のアートセラピー)、こちらは映画をとおして、誰かしらと「ツナガル」勇気をもって、一歩踏み出して大丈夫だよと背中を押してくれるような、そんな映画です。 ヤングケアラーという文脈で自分を語ってみる中学3年生のときの私。自分の進路、どうする?父

          🍀なんなる33未来の種蒔篇(11)「ツナガル」~as a sibling~

          🍀なんなる32 OT×(わたし+地域の子どもたち)⑵

          夏休みだけでもこんなにも違うものだろうか。 「物価高で生活費が大変」「週3日5時間制にして授業日数確保」などの声から夏休み短縮に肯定的な意見も出ている日本から見たら、3ヶ月もあるのがびっくり。 そして障がいの有無にかかわらず誰もが一緒に参加できる「CentroEstivo(サマーセンター)」、素敵。 日本の制度の内側に居る限り、イタリアのような実践に近づけない。 それで、制度の内側から一歩、抜け出してきた。 作業療法士(OT)夏休み企画の「ひょうたんワークショップ」。

          🍀なんなる32 OT×(わたし+地域の子どもたち)⑵

          なんとかなるさ31 はちまるごーまるを幸せに生きる【マンガ版】①~as a sibling~

          伝わりやすさを考えて、マンガで描いてみました。兄の在宅生活30年間、限界まで頑張った母に拍手を送りたいと思います。 続きはこちら👇💕👇💕👇💕 人はカラフルなのだ。 人の内面もまたカラフルなのだ。

          なんとかなるさ31 はちまるごーまるを幸せに生きる【マンガ版】①~as a sibling~

          🍀なんなる30未来の種蒔篇⑽「訪問美容を見学して~みんなができる範囲で~」

          eccoさんの投稿を毎回楽しみにしている。特にこの記事は心に響いて、何度も読み返している。 特にこの部分が好き。 昔とった杵柄私は「昔取った杵柄」で理容師免許を持っている。今では、家族の髪を切る程度なんだけど。 大学生の時は理容店でバイトをしていた。お客様の髪を切るにはまだまだひよっこなので、備品の用意、掃除、クロスをかける、タオルをかける、顔そりのクリームを塗る、蒸しタオルの準備をする、シャンプー、ドライヤーで髪を乾かす、髪をほうきで払い落とす、布類を洗濯して干す、パ

          🍀なんなる30未来の種蒔篇⑽「訪問美容を見学して~みんなができる範囲で~」

          なんとかなるさ29 はちまるごーまるを幸せに生きる【序章】⓪~as a sibling~

          2018年の親子孤立死事件を機に、「8050問題を抱えている家庭は、孤立死、無理心中、親の死体遺棄の発生といった悲しい結末しかないのだろうか」という問いを私は私自身に投げかけ続けている。 否。 8050問題を支援を受けながら幸せに生き抜く道だってあるはず。 その信念から、私はここに一つの事例を書き残す。 77歳の母の白内障手術もひと段落。 鮮明に見えるようになって嬉しそうである。 そんな2024年、夏。 母の健康状況を優先させてすっかり後回しにしていたが、兄の次の人生ステ

          なんとかなるさ29 はちまるごーまるを幸せに生きる【序章】⓪~as a sibling~

          🍀なんなる28 未来の種蒔篇⑼「学歴信仰」を手放した先に

          「その能力に応じて、ひとしく」 とはなんであろうか。 私は、この条文に中学3年のときに出会ってから、今もまだ解釈の仕方に悩んでいる。 私たちの住むこの国は、果たして学歴信仰を手放せるか?学歴が幸せを決める訳ではないことをたーくさんの人たちが知っている。 「職業に貴賎なし」とはいえ、夢や志のために、最終学歴を見据えて偏差値を上げるためにひたすら努力する人もいらっしゃる。 もっと勉強したい子とゆっくり学ぶ子は共存できない?「ゆっくり学ぶ子と一緒だと勉強が遅れちゃう」 という声

          🍀なんなる28 未来の種蒔篇⑼「学歴信仰」を手放した先に

          🍀なんなる27(OT×PT+わたし)×地域の子どもたち⑴

          地域の大人たちが連携して、地域の子どもたちが共に学び暮らすための環境調整をしていく。 日本の制度の内側に居る限り、イタリアのような実践に近づけない。 それで、制度の内側から一歩、抜け出してきた。 とある地域の夏祭り。 作業療法士(OT)と理学療法士(PT)が、地元の子どもたちにも身近に知ってもらいたいと企画した遊び場ブース。 作業療法士(OT)は、輪投げ、箸ゲーム。 理学療法士(PT)は、片足立ち、線上歩行、幅跳び。 もしもね、共に学び暮らす環境だったらね、 お母さん

          🍀なんなる27(OT×PT+わたし)×地域の子どもたち⑴

          🍀なんなる26未来の種蒔篇⑻「きょうだい×インクルーシブ教育」

          きょうだいとしてのわたし私は、兄の存在をとおして、たくさんの仲間とつながり、「きょうだい支援」について一緒に考えてきた。 きょうだい仲間で話題にのぼることの多い湯浅先生の絵本『みんなとおなじくできないよ 障がいのあるおとうととボクのはなし』は、お気に入りの一冊でもある。 近くの児童館で湯浅先生のお話が聞けると知り、この日を心待ちにしてきた。 湯浅先生のお話は、きょうだいとしての自身のご経験、こどももおとなも心の余裕を提供できる社会のシステムの必要性、少子高齢化社会に向けた

          🍀なんなる26未来の種蒔篇⑻「きょうだい×インクルーシブ教育」

          🍀なんなる25未来の種蒔篇⑺「脱・ガラパゴス化を考える」

          Google先生も困惑してるガラパゴス諸島の動植物が独自に進化を遂げてきたように、島国日本は『インクルーシブ教育システム』を独自に作り出し、多様な教育の場(特別支援教育)を発展させるというロジックを補完させてしまったかのように見える。 Googleで「インクルーシブ教育」で検索をかけても、「(欧米の)インクルーシブ教育」と「(日本の)インクルーシブ教育システム」が一緒にヒット。 Google先生も困惑してるね。。。 まどう心50年前から取り組んでいるT市はもとより、昨年よ

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          なんなる24🇮🇹伊・ボローニャ滞在記第⓫回の所感🇮🇹 私の登りたい山

          第10回の所感はこちら。 イタリアと日本は、違う山を登っている。「医療と福祉と教育の連携」という視点から、このレポートを読み解く。 イタリアに残されている特別学校は、そのほとんどが小規模の学校であり、それに加えて医療施設やリハビリセンターが併設されているケースが多いとのこと。そして、様々なセラピー(言語療法士や理学療法士など)や心理士が教育の場に入っていること。服薬の補助をはじめとする医行為は看護師が担っているとのこと。 日本の多くの(肢体不自由)特別支援学校では、端的

          なんなる24🇮🇹伊・ボローニャ滞在記第⓫回の所感🇮🇹 私の登りたい山