なんとかなるさ29 はちまるごーまるを幸せに生きる【序章】⓪~as a sibling~
2018年の親子孤立死事件を機に、「8050問題を抱えている家庭は、孤立死、無理心中、親の死体遺棄の発生といった悲しい結末しかないのだろうか」という問いを私は私自身に投げかけ続けている。
否。
8050問題を支援を受けながら幸せに生き抜く道だってあるはず。
その信念から、私はここに一つの事例を書き残す。
77歳の母の白内障手術もひと段落。
鮮明に見えるようになって嬉しそうである。
そんな2024年、夏。
母の健康状況を優先させてすっかり後回しにしていたが、兄の次の人生ステージに向けて一歩、駒を進めることにした。
兄は乳児期の頭部打撲による前頭葉損傷後遺症(疑い)で、社会生活を営むのに必要な思考がすっぽり抜け落ちている。未診断無職無収入のまま、母との二人暮らしの生活を持続させている。
今までは母の貯金を切り崩してやってきたが、その貯金も来年(2025)の3月ごろに底をつくとのこと。
その現実が、すっかり年老いて疲れ果ててしまっている母をまた落ち込ませているようだ。
母の貯金が尽きたあと。
収入は 合計9万円/月 となる。
支出のほうはというと、現時点では、母と兄の二人暮らしにかかる支出が13万/月とのこと。
4万円ほど不足する見通しである。
今まで高齢の母の貴重な移動手段であった自家用車は、維持費が非常に負担になってきたのと、高齢者の運転免許返納の世論の風に乗り、来年の車検を機に手放す決心をしたとのこと。
そうやって生活を切り詰めても、最低3万円は不足する。
実際に、親への仕送りをしている人はどのくらいいるのか。どのくらい送っているのか。手元のスマフォでさくっとリサーチしてみた。
うーん。。。
やはり仕送りの増額は、私には厳しいかなあ。
未診断の兄の年金の支払い(16,800円/月)は、母が29年間立て替え続けてきたが、それも限界を感じてきているので、そこもなんとかしたいものである。
まずは兄の障がい認定ができるかによる。
5年前よりつながっている市の生活困窮者支援窓口へ、母と一緒に行くことにした。
あとは、マンガで!
よかったら見てね👇💕👇💕👇💕
人はカラフルなのだ。
人の内面もまたカラフルなのだ。