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🍀なんなる33未来の種蒔篇(11)「ツナガル」~as a sibling~

「誰にとっても家族の事情を友達に打ち明けることは簡単なことではありません。」

『ツナガル』案内文より

「自分のケア経験を映画化しよう!」プロジェクトに学ぶ

家族のケアをする高校生3人のケア実話を元にした短編映画『ツナガル』が完成したそうです。おめでとうございます。
私は個人的にマンガという手法を使って自分の体験をほそぼそと伝えていますが(一種のアートセラピー)、こちらは映画をとおして、誰かしらと「ツナガル」勇気をもって、一歩踏み出して大丈夫だよと背中を押してくれるような、そんな映画です。

ヤングケアラーという文脈で自分を語ってみる

中学3年生のときの私。自分の進路、どうする?父は家庭にあまりおらず、母は乳児期の頭部打撲による前頭葉損傷後遺症の兄の対応に必死。世の中はバブル崩壊で就職氷河期に突入。父不在及び兄の無職無収入による生活困難が予測される我が家の経済状況。やばいやばいやばいぞ。(学費の安い)聾学校高等部理容科で高卒と理容師資格を同時に取るという選択をせざるを得なかった状況は「ヤングケアラー」という文脈に当てはめることもできると言えます。
その後、私は幸いにもたくさんの仲間とつながり、2020年緊急事態宣言下のステイホーム中に、こんなチャレンジを試みたことも。
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(生活が戻って上記HPは完全休止状態です、ホホホ)。

ひとはひとと つながったり はなれたりもするけど
どうか どうか

ひとりで抱え込まないでね。


人はカラフルなのだ。
人の内面もまたカラフルなのだ。



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