【序章】はこちら🍀
大内氏のイタリアボローニャ滞在記のレポート第4回で紹介された、ボローニャ大学で開催された「支援教師」養成講座。2日目の講座の課題は、学校での実際の活動を想定して活動計画を立てて発表するものであった。
そこで、私も受講生になったつもりで、想像力を働かせることにした。とりあえず【日本史A(明治〜現代)】の授業で空想してみた。
【想定する学校】
◌1年A組のまひろさん(架空事例)
◌1年B組のりおんさん(架空事例)
◌1年C組のあおとさん(架空事例)
【学習の進め方(想定)】
高等学校日本史Aはペリー来航から始まる(中学校で人類誕生から近代までを既習していることが前提となる)。
年度始めに、第一学年の地理歴史科担当教師と、各クラスの支援教師、各クラスのアシスタントの事前打ち合わせで、まず学年全体として、年号や単語の暗記を求めず、歴史の流れや因果関係を写真やイラスト、映像資料、具体的な模型などの提示で視覚的に訴えかけ、大なり小なり心を震わせ、何か一つでも印象に残るような授業を工夫していくことにした。地域の人々と協働し、縁のある場所を訪れて肌で歴史を感じる機会も作りたい。ペリー来航に始まり、明治維新、第一次世界大戦、第二次世界大戦を経て、日本国憲法が作られたところで学習が終わる頃には、一人ひとりが「基本的人権」について実感を伴って理解してもらえると嬉しい。
机上の空論だと各方面からお叱りを受けるかもしれません…。まあこれはあくまで私の空想の世界…、そこはご愛敬。でも本当はこのことを、子どもを真ん中に、保護者も含めて多職種で語らい合ってみたいのです。
「ここはこうなんじゃない?」という具体的なアドバイスあれば、ぜひぜひお願いします💛
🍎この空想の続きはまた今度🍎
人はカラフルなのだ。
人の内面もまたカラフルなのだ。