子供のやる気を出させるためには〇〇を理解しておいた方が良いそうだ
前回の投稿不要なものを買ってしまう理由は〇〇だったでも触れたが、「知っていること」と「行動」とは乖離があるということである。行動を改善するには結局のところ「行動を改善するための努力」が必要になるのである。
子供の生活改善の前に私の生活改善
私はコロナ禍で著しく体重が増えた。運動を開始した頃ですでに数キロ増えていた。
体重増を受け簡単な運動から開始したのが2020年9月頃のころで週に1度~2度程度の頻度でジョギングを開始した。
たた、運動した分食べるようにもなった。。。
結果2021年8月に人生最大の体重を記録した。そして健康診断の数値で内臓脂肪と血糖値に対して注意指導がなされたのだ。
そしていよいよ食べたいときに好きなだけ食べるという習慣を改善させるということが余儀なくされることとなったのである。
食べ過ぎると太るという知識はあった
私は大人である。よって「食べ過ぎれば太る」というくらいのことは分かり切っている。しかし「どうしても食べてしまう」という習慣から抜け出せずにいた。
前回の記事の通りである。「知識」と「行動」は別物なのである。
さらに、軽くではあるが、2021年8月頃は週2,3回のペースで30分程度のジョギングをするようにもなっていたので、「運動すれば太らない」と高を括っていた。
もちろん、運動量以上に食べれば太るということくらいは知っていたのだが。
強い外発的動機付けが与えられた
「知識」が「食生活の改善」に至らなかったのはやはり行動改善へのやる気が作り出せなかったからだ。すなわち、食べたいという内発的動機付けに食べないというやる気が勝てなかったわけだ。
しかしそこに健康診断結果という強い外発的動機付けが働いたおかげで私は意を決し、食生活の改善に取り組むことが出来たのである。
食生活の改善には2021年9月頃より取り組み始め、現在では「あすけん」という食生活改善アプリの有料版を利用し、毎日のカロリー制限を管理し、さらには栄養管理、副菜接種など、真面目に食生活の改善に取り組んでいる。
行動を変えるということは大人でも子供でも大変なこと
金融教育から離れてしまったが、この投稿で伝えたいのは次の通りだ。
それは大人も子供も「生活改善」そして学習やお手伝いなどの「生活習慣」を作るのは大変なことであるということ。
子供たちだって勉強が必要なことくらいは「理解して」いる。そして朝の用意や帰宅後の片付けなど、やらなければならないくらいのことは「分かって」いる。
しかしなかなか「分かっている」ことが「行動」に繋がらない。
もし、子供たちに「分かっている」ことを「行動」に結び付けてほしいなら、外発的動機付けの力を上手に借りたほうが成功しやすいということなのである。
すなわち私の場合においては「健康診断結果」が外発的動機付けとして働いたのである。
私はやる気は「精神論」だと考えていた。しかし、内発的動機付けと外発的動機付けの事を知ると、精神論から少し理論的にやる気を作り出すという取り組みが見出せるようになった。少なくとも私はそう感じている。
そのうえで、内発的動機付けとは「内から作り出されるやる気」であるため外部から出来ることはない。本人の興味などによるところとなる。
しかし外発的動機付けであれば外部からやる気を作り出すことができるため、工夫次第で大人・子供を問わずやる気を与えてあげることができる。
外発的動機付けは例えば「報酬が得られる、叱られる、よく見られたい(恥をかきたくない)」というのがある。
なので、より強く長く働くような外発的動機付けが得られれば、なかなか改善しない「生活改善」に成功を収めやすくなるのである。
こどもの生活改善には外発的動機付けを与えてあげる
我が家では金融教育が子供たちの外発的動機付けに一役も二役も買ってくれている。
特に子供にとってはお小遣いを「稼ぐ」という外発的動機付けは強いようだ。お小遣いを「稼ぐ」そして「欲しいものを手に入れる」という動機づけで確かに子供たちの生活改善の取り組みは成功を収めている。
そして金融教育のメリットは一つはお小遣いを「稼ぐ」そして「使う」ということがそもそも教育という側面があり、それだけで価値があるということ。さらに、報酬という外発的動機付けは「叱る」という方法よりも平和的であるということである。
また作業タスクとなる生活改善は親の「監督」があるため、親のまなざしが子供に強制的に注がれるという側面もある。
親のまなざしや親が子供の頑張りを認めてあげるという行為は子供のやる気を作り出し、さらには子供の人格形成においても大切であるということはネットや書籍で裏付けられてる通りであろう。
これらの理由から我が家は金融教育を利用し子供にお金の事を教えつつ、勉強・生活・習い事において行動改善に取り組んでいるのである。
そもそも行動を変えることは難しいのだ
私にとって「食べる」という行動を変えることはなかなか行動改善が難しかった。しかし健康診断という外発的動機付けを得たことで、今では毎日必要摂取カロリーを超えず、さらには副菜を推奨レベルを食し、さらには糖質を抑えるという食生活を守ることが出来ている。
そして2021年9月から現在に至るまでに約6キロの減量を手に入れ、さらには内臓脂肪の数値も顕著に減ってきているのである。
子供にだって外発的動機付けは必要だ。
我が家では金融教育が効果的であった。
興味があるなら遅いことはない。ぜひお金に強い家族作りに取り組みつつ、子供たちに対し外発的動機付けというやる気をプレゼントしてあげてほしいと思っている。
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