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写真を撮るってなんだっけ?~『「いい写真」はどうすれば撮れるのか? 』
きょうは超久しぶりに、古い一眼レフカメラを持って出かけました。
が、不測の事態から計画が狂ってそれどころじゃなくなり、ほとんど撮れないまま帰ってきてしました。
なんとも残念……そんな状況を踏まえて次の機会に備えようかと、こちらの本を取り出しました。そもそもなんで撮りたかったんだっけ?と。
『「いい写真」はどうすれば撮れるのか? 』
(中西祐介 著/技術評論社)
サブタイトルは、「プロが機材や
「見えない一貫性」を大事にしたい〜『きみの人生に作戦名を。』
図書館で大人気の本を予約しておくと、その本は忘れたころに届きます。
でも不思議なことに、そのタイミングが自分にとってすごく良いタイミングなことが多いのです。そう感じてるのはわたしだけでしょうか?
素敵な偶然『きみの人生に作戦名を。』も、やっと図書館から借りてきてパラパラとめくっていたところ、たまたま聴いた荒木博行さんのvoicyが、一昨日、昨日と連続で、この本の著者・梅田悟司さんとの対談回という
分類できない実用の書〜『相続地獄 残った家族が困らない終活入門』
『相続地獄 残った家族が困らない終活入門』(2021年/光文社新書)を読みました。著者は、経済アナリストで大学教授、メディア出演も多数ある、森永卓郎さんです。
テレビにもよく出ていた彼のパーソナリティを知っているから、とても読みやすく、体験談だから説得力を持って届き、エッセイとしても面白いし、知識の補強にもなりました。
どんな本?『相続地獄』というインパクトあるタイトルですが、内容は多岐にわた
図書館をもっと知りたい使いたい〜『100万回死んだねこ』
きょうの午後はまるまる図書館で、たっぷり本を読んだり、考えごとをしたり、本棚を見て回ったりしていました。
そこで見つけた本が『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』です。
だいぶ前に、ある図書館でよく尋ねられる間違った書名を、ウェブで公開して話題になっていたことがありました。ほぼ日の「言いまつがい」が流行っていたころでしょうか。
すっかり忘れていたのですが、そのウェブ上のストックを厳選し
内向型か、外向型か、あらためて考えた~『静かな人の戦略書』
すこし前に購入していた本ですが、先日の認知特性診断に続いて、自分の特性をあらためて確かめてみました。
『静かな人の戦略書
騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法』
ジル・チャン 著/神崎 朗子 訳
2022年6月発売/ダイヤモンド社
「静かな人=内向型の人」と定義していて、その「静かな人」である著者がおもに仕事で成功を収めたのは、どんな仕事ぶりや戦略があったのか、そのノウハウを
読書の醍醐味は書体にあり〜「文字の食卓」より
きのう参加した読書会に、わたしが持ち込んだ本です。
どんな本?『文字の食卓』
著者:正木香子
2013年10月23日発売/本の雑誌社
10年前に出版された本のため、すでに在庫切れ、古本市場で入手するしかない貴重な本です。わたしは読書会のため、とりあえず図書館で借りて再読しました。
著者の正木香子さんは、本や雑誌、マンガなどあらゆる印刷物に「滋味豊かな書体」を求めて、幼いころから探究しつづけて
宮本語録は金言だらけ~『新録・宮本語録集 2017-2020』より
わたしが二十数年来愛してやまないロックバンドが、エレファントカシマシです。今年デビュー35周年を迎えます。
バンドの顔である宮本浩次さんは、2020年3月からソロ活動も始めていて、時期はまるまるコロナ禍と重なっていたのだけど、なお一層に精力的に活動されていた姿に、力をもらっていました。
エレファントカシマシの楽曲は、すべて宮本さんが作詞作曲をしていて、その音楽的才能には惚れ惚れするばかりなので
どうして他人のお墓の話は面白いのか
昨日の「墓詣で」展に続いて、またお墓の話です。
すこし前に読んだ本のことから。
「お墓、どうしてます? キミコの巣ごもりぐるぐる日記」タイトルに「お墓」とあると即反応してしまいます。
北大路公子さんは1963年生まれのエッセイストで北海道在住。集英社の雑誌「小説すばる」の連載(2020年4月~22年3月)を、加筆・修正した書籍で、昨年末に刊行されました。
お父様が1年半前に亡くなり、「キミコ
まさにこれ!〜「書く」習慣で脳は本気になる
最近あらためて読んだ本。先週からはじめているnoteに「書く」#100日チャレンジ でやりたいことが「まさにこれ!」でヒントが満載だったので、メモメモ。
「書く」習慣で脳は本気になる脳科学者であり、メディアにもよく出ている茂木健一郎さんの著書は非常に多く、こちらの本は、2010年に書かれた『脳をやる気にさせるたった1つの習慣ーなぜやりたいことを書きだすと実現するのか?』を加筆・修正したものです。
長谷川和夫医師の「確かさ」がここにある〜「ボクはやっと認知症のことがわかった」
すでに10万部突破しているというこの本に、今ごろ出会いました。
「ボクはやっと認知症のことがわかった」
長谷川 和夫(医師)、猪熊 律子(読売新聞編集員)
2019年12月27日発売/KADOKAWA
「この本は、これまで何百人、何千人もの患者さんを診てきた専門医であるボクが、また、『痴呆』から『認知症』への呼称変更に関する国の検討委員も務めたボクが、実際に認知症になって、当事者となってわかっ
夢を届ける夢に立ち会える〜「ゆめの はいたつにん」読書ノート
読書ノートのnote版。すでに紙のノートと冊数に誤差が生じてきたので、ナンバリングできなくなってます…。「目指せ100冊! 読書ノート」マガジンにしたので、こっちはこっちで貯めていくぞ。
「ゆめの はいたつにん」
教来石小織 著/2016年2月22日発売/センジュ出版
【あらすじ】
ごく普通の派遣社員の事務員だった著者が、30歳過ぎてある日突然、
途上国の子どもたちに映画を届けるNPOのリーダ