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ヤマグチアスカ 本のある暮らし
2021年2月6日 01:45
「はやく目を出せ 柿のたね でないとあたまをちょんぎるぞ」(さるかにがっせん)「えんやらやあ えんやらやあ」(かさじぞう のお地蔵さまが荷物をひくかけ声)「あけておくれ こどもたち おかあさんだよ」(おおかみと七ひきのこやぎ)「かちかち いうのはなんだろう」「ここは かちかち山だから、かちかちどりが ないてるのさ」(かちかち山)「どんぶらこ どんぶらこ と ながれてきました」(も
2021年1月28日 01:27
「今、自分たちが直面している事態を嘆き、恐れるのではなく、勇気をもって現実に立ち向かおう。」1933年のF・ローズヴェルトの大統領就任式の演説。「失業者に現金を給付する直接救済よりも、公共事業などによって雇用を創出し失業者に職を与えるほうが、人々の勤労意欲を維持するためにも、また、経済効果という観点からも望ましいと考えていた(略)ローズヴェルトは、困窮している国民に手を差し伸べて救済す
2021年1月24日 00:13
何の脈絡もなく手にとった、宮本常一『伝書鳩のように』(平凡社スタンダードブックス)から書き抜きます。**明治29年6月15日に三陸地方に大きな津波がおそったことがある。そのとき、沖の方にノーンノーンという声が聞こえたという。昔からの言い伝えの残っているところでは、それは津波の音に違いないとて高いところに避難した。そうした村ではみな生命を助かった。しかし、この音をきいてもそれが津波の
2021年1月19日 00:36
今日、画面ごしに気の置けない友人数人と雑談をしていて コロナによって、変化が求められる時代になったね、という話をしていた。変わらなければ、という気持ちになっている人は私の周りにも多い気がする。私も含めて。その雑談の最後に、それとはちょっと違うのですが、という前置きがあって、「児童虐待が気になっている」と話した人がいた。そのときにはふんふんと聞くのみだったけれど、解散したのちに
2021年1月15日 17:46
1月20日に大統領就任式が迫り、2月発売の某大統領回顧録に向けて資料を読んでいるのですが、だんだん深みにはまってきました。若いころはカナダとかアラスカとか自然豊かなところか、なぜか旧共産圏に旅するのが好きでした。あんまりアメリカって魅力を感じなかったのです(アメリカだって自然豊かなのに、なんかNYのイメージが強く)が、この年になり、ようやくその多様性・奥深さがいいなあと思うようになりましたよ。
2021年1月14日 18:10
昨日訃報のあった半藤一利さんのことと池上彰さんの言葉について元文藝春秋の編集者でジャーナリスト・作家の半藤一利さんが亡くなりました。昨日はいろんな人と「惜しい人が亡くなったね」とやりとりしました。終戦時に10代前半、現在の墨田区に住んでいた彼は東京大空襲のときに川に飛び込んで船に引き揚げてもらった、という話が印象に残っています。たくさんの手が船をつかみ、多くがおぼれて死んでいった。周りは火の海
2021年1月12日 16:03
『淳子のてっぺん』 唯川恵 (幻冬舎・2017年)会社の職場の上司が、山に登る人だったので、入社してすぐに誘われた。毎回、根性も体力もない私は周囲に迷惑をかけながら、へろへろになって下山した。毎日職場で顔を合わせている人と、なんで週末まで、と思わなくもなかったが、そこでご一緒した人と後々に仕事でご縁ができたり、その時の経験がいまにつながっていることは多々ある。『肩ごしの恋人』で直木賞を受賞
2021年1月12日 15:19
人生2度目の緊急事態宣言、初日。これまでも意識してそうしてきたけど、こんな世の中だから、できれば毎日(平日のみですが)、本について、や、気になった言葉をここで書こうと思いました。在宅でぬくぬくと仕事ができることを恵まれていると思います。自分なりに何かポジティブなものを発信して何かの役に立てばいいなと思うし、そうでなくても、在宅は結構メンタルがやられるので、自分のメンタルキープと文章修行のため