LE RICETTE REGIONALI ITALIANE
イタリア料理3大レシピ集のひとつ、といわれる名著 「イタリア郷土料理レシピ集」。 総ページ数1204P総レシピ数2161点。 イタリア語原文と日本語で訳したレシピを投稿していきます。 フォロー、いいねお願いします☺️
ハーブで調理したエビ(フリウリ地方の特産料理) フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア地方の伝統的な海産物を使った料理です。香り高いハーブで調理したエビは、シンプルでありながら、風味豊かな味わいが特徴です。ジューシーなエビとハーブの香りが調和し、特にポレンタと一緒に楽しむことができます。 材料(4人分) グランツェヴォレ(大きなエビ):4尾 ニンニク:適量 パセリ:適量 レモン:1個 パン粉:適量 オリーブオイル:適量 塩:適量 黒胡椒:適量 マジョラム:少々
シラスの卵とじ (リヴォルノ料理) リヴォルノ地方の特産料理で、ビアンケッティ(新鮮なイワシやアンチョビの幼魚)を卵と共に調理した、非常に新鮮で風味豊かな一品です。ビアンケッティの新鮮さが料理の味を決定づけ、さっと火を通すことでその繊細な風味を最大限に引き出します。 材料(4人分) ビアンケッティ(新鮮なイワシやアンチョビの幼魚)500g オリーブオイル 100g 卵 3個 半分のレモン ブロード小さじ数杯 小さな玉ねぎ 1個 塩 適量 胡椒 適量 作り方
(鉄板で焼いたイワナ) イタリア・アブルッツォ州の伝統的な料理で、シンプルでありながら豊かな風味を楽しめる一品です。アブルッツォ州のカステル・ディ・サングロ産の新鮮なイワナを使い、炭火でじっくり焼き上げます。焼き上げたイワナは、ハーブとオリーブオイルの風味が絶妙に絡み、レモンの酸味が引き立ちます。 材料(4人分) カステル・ディ・サングロ産のイワナ:1尾 パセリ:適量 ニンニク:1片 オリーブオイル:適量 レモン:1個 塩:少々 黒胡椒:少々 作り方 イワ
白いんげん豆の煮込みこの料理は素朴でやさしい味わいのイタリアの家庭料理の一つです。白いんげん豆に香り高いオリーブオイルとレモンの酸味を加えることで、豊かな風味を楽しめるシンプルながら奥深い一品です。この料理は特に寒い季節にぴったりで、アレンジ次第でさらに多彩な味わいを楽しむことができます。 材料(4人分) 白いんげん豆(カンネッリーニ)、新鮮なもの:1kg セージの葉:数枚 エクストラバージンオリーブオイル:適量 レモン:1個 塩、胡椒:適量 作り方 豆の準
ジャガイモのタルト (アルタ・ヴァル・ターロ地方の郷土料理) アルタ・ヴァル・ターロ地方の郷土料理である「ポテトパイ」は、ほくほくしたじゃがいもをたっぷり使った、心温まる家庭料理です。シンプルな材料で作られるこの一品は、香ばしいパイ生地とクリーミーなポテトフィリングのバランスが絶妙で、特別な日にも普段の食卓にもぴったりです。 材料(6人分) じゃがいも:1kg 薄力粉:約170g パルミジャーノチーズ(すりおろし):125g 玉ねぎ:70g 牛乳:50ml ラ
フリッセ または グリーヴェ 豚レバーと仔牛の脳みそを使った、ピエモンテ地方の伝統的な一品です。この料理は、ジュニパーベリー(杜松の実)を取り入れることで、狩猟時代のジビエ料理を思わせる風味を楽しむことができます。かつてジュニパーベリーを食べて育った鳥が丸ごと調理されていた時代の味わいを再現したかのような、素朴ながらも深い味わいの料理です。小さな肉巻きは単品としても、フリットミスト(イタリア風揚げ物の盛り合わせ)としても楽しめます。 材料(4人分) 豚レバー:300g
カボチャとお米のスープ (Riso e Zucca in Brodo) 素朴で家庭的なこのカボチャとお米のスープは、イタリアの伝統的な温かい一品です。甘みのあるカボチャと風味豊かなブロード(出汁)が調和し、寒い季節に特にぴったりな料理です。仕上げにたっぷりのパルミジャーノ・レッジャーノを加えることで、より深いコクを楽しめます。 材料(4人分) カボチャ(黄カボチャ):400g お米:200g バター:30g ラード:30g 人参:1本 玉ねぎ:小1個 セロ
ひよこ豆粉のフリッテッレ リグーリア地方に伝わる伝統的な揚げ物で、ひよこ豆の風味がしっかりと活きた一品です。ほんのり香るマジョラムがアクセントとなり、外はサクサク、中はふわふわの食感が楽しめます。軽食やおつまみとして人気のあるこの料理は、揚げたてをそのまま楽しむのが最も美味しい食べ方です。 材料 ひよこ豆粉:300g ドライイースト:小さじ1 マジョラム(乾燥):少々 揚げ油:適量 塩:少々 作り方 生地を準備する ドライイーストをぬるま湯で溶かし、大き
死者の豆菓子(Fave dei Morti) このレシピはイタリアの伝統的な焼き菓子「Fave dei Morti」(直訳すると「死者の豆」)の作り方を紹介します。この菓子は、特に亡くなった人々を偲ぶ11月2日の「死者の日」に食べられるもので、地域ごとに若干異なるレシピがあります。香ばしいナッツとグラッパの風味が特徴で、白ワインや甘口のデザートワインと相性抜群です。 材料 アーモンド:300g 小麦粉:約170g グラニュー糖:150g 松の実:50g 卵:2個
コティッツァ(クティッツァ) (ロンバルディア州コモ地方の名物) 素朴で親しみやすい、コモ地方の伝統的な一品です。卵、牛乳、少量の小麦粉を混ぜたシンプルな生地をフライパンで焼き上げ、香り高いバニラシュガーをたっぷりまぶして仕上げます。 この料理は甘さ控えめで、おやつや軽食として親しまれており、子どもたちは温かいミルクとともに楽しみ、大人たちは白ワインと合わせるのが一般的です。 材料(約4人分) 小麦粉(薄力粉): 120g 牛乳: 180g 卵: 3個 バニラ風味
カフェのセミフレッド エミリア・ロマーニャ州のボローニャ地域でクリスマス時期に楽しまれる、簡単で贅沢なデザートです。コーヒーとコニャックの風味が絶妙に調和し、濃厚なバタークリームとビスケットが層をなして、一口ごとに豊かな味わいを楽しめます。冷蔵庫で冷やして仕上げるこのセミフレッドは、家族や友人との団らんの時間にぴったりの一品です。 材料 ビスケット(「オズヴェーゴ」がおすすめ): 150g 無塩バター(新鮮なもの): 100g 粉砂糖: 100g ダークチョコレー
セロリと米のスープ(ヴァッレ・デル・タナーロ地方) ピエモンテ州のタナーロ渓谷地方の伝統的な家庭料理。 セロリの香りが際立つシンプルなスープで、寒い季節にぴったりの一品です。特にこの地域で愛されるマラテッリ米を使用することで、独特の食感と風味を楽しむことができます。 材料(4人分) セロリ(葉付き):200g マラテッリ米:200g バター:40g イタリアンパセリ(茎と葉):20g ローレルの葉:1枚 オリーブオイル:大さじ3 パルメザンチーズ(すりおろし)
ウサギのトマト煮込み イタリアのリグーリア地方に伝わる伝統的な家庭料理です。 この料理は、ウサギの柔らかい肉をたっぷりのハーブ(ローリエ、ローズマリー、セージ)と ニンニクで香りづけし、白ワインとトマトで煮込んで作ります。 地中海地域らしく、ハーブがふんだんに使われ、香り高い仕上がりです。 白ワインの酸味とトマトの甘味が調和し、肉に深いコクを与えます。 最後に加える松の実が料理にほのかなナッツ風味を加え、食感にも変化をもたらします。 ソースとしてパスタ(特にタリアテッレ)
玉ねぎの肉詰め ピエモンテ地方の名産である玉ねぎを使った、素朴で風味豊かな家庭料理です。玉ねぎの甘みとジューシーな詰め物が一体となり、温かくても冷たくても楽しめます。この料理は特に、ピエモンテの肥沃な土地が育む玉ねぎの特徴を最大限に引き出す一品です。 玉ねぎに挽き肉、粉チーズ、卵を混ぜた詰め物を入れて焼き上げ、グラッパが隠し味として風味を引き立てます。温かくても冷たくても美味しく、素朴ながら奥深い味わいが特徴の一品です。 材料(4人分) 挽き肉:200g 粉チーズ:約
アンチョビのタルト(または海のタルト) このレシピは、イタリアの伝統的な家庭料理の一つで、野菜やアンチョビ、新鮮なハーブが重なり合い、豊かな味わいを生み出します。温かくても冷たくても楽しめる一品です。 材料 (8~10人分) ビエトラ(葉の部分のみ)1kg 小麦粉 600g リコッタチーズ 200g パルメザンチーズ 150g オリーブオイル 150g バター 50g 新鮮なアンチョビ 6尾 卵 6個 パンの中身(2つ分)少量の牛乳で湿らせる 干しキノ
ズッパ・ディ・ヴェルドゥーレ・アッリャータ (ニンニク風味の野菜スープ) イタリア料理の中でも特に家庭的な野菜スープで、さまざまな旬の野菜と香ばしいニンニクの風味が調和した一品です。このスープは、特に寒い季節に体を温め、家庭の食卓を豊かに彩ります。トーストしたパンと一緒に提供することで、満足感のある食事に仕上がります。 材料(4人分) グリーンピース(皮付き)300g キャベツ(ザワークラウト用)1/2個 レタスとスイスチャード 各少々 セロリ 2本 ニンジン 2