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2023年3月の記事一覧

自分を愛するように、ありのままの隣人を愛しなさい

住み始めた頃、
「なーんも無い、この街には。」
友だちに会うたびに愚痴っていた。

一年前、転勤により縁もゆかりもない土地にやって来た。
生まれてこのかた都会暮らしだった私。
この街に足を踏み入れた初めての感想

「三階以上の建物が無い…。」
「チェーン店がコンビニとガソリンスタンドぐらいしか無い…。」
「夜まで空いているお店がほとんど無い…。」

無いものばかり目に付いて、
『こんなつまらない田

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誰かにとって優しい世界は、皆にとって優しい世界

誰かにとって優しい世界は、皆にとって優しい世界

「発達障害の人が見ている世界」
岩瀬 利郎 著
読了。

「ADHDとASDの人が"見ている世界"を知り、理解することでともに生きやすくする一冊です。」
という紹介文に惹かれて手に取った。

「グレーゾーンの自分なんて理解してもらえない。と言うか自分でも何故できないのか分からない。」
と悲観的になっていた私。

この本は、「周りから見ると」「本人は」と二つの視点で特性について解説しているので、大変

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不器用な人

不器用な人

私の母は不器用な人だ。
自分の思いを言葉にするのが苦手。
弟や父と喧嘩すると、物に当たり、あらゆる罵詈雑言を吐き散らかす。
喧嘩した後はひたすら無視。
父とは今、3年以上まともに話していない。
そして、家事を放棄する。長い時で数ヶ月。
子どもの時から、そんな母の地雷源を踏まぬように細心の注意を払って生活してきた。



ある日、弟と母が喧嘩した。
弟が悪い部分もあるが、そこまで?と思わされる剣幕

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「手」を感じるご飯

「手」を感じるご飯

一人暮らし。
仕事が終わったあと、冷たいコンビニご飯を黙々と食べる。
…味気ない。
詰め込むだけの惰性飯。
作った人の「手」が思い浮かばないような食事。
そんな時、昔のことを思い出す。



小学生の時、
母に1000円を渡された。
「これで何か食べて来て。」
お金を渡されたのは初めてで、不安で胸がぎゅっと掴まれたような気持ちになった。
「どうしよう…?」

母は、父と喧嘩するといつもそう。

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「私」なんて居ないんですよ

「私」なんて居ないんですよ

『「私」なんて居ない。』
これはネガティブワードではありません。
寧ろ、私の救いになった言葉です。

大好きなコテンラジオで、パーソナリティをつとめていらっしゃる深井龍之介さんが書いた
「歴史思考」という本を読んだ。

「世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する」
という謳い文句通り、
月並みな表現ですが大変気持ちが楽になりました。

歴史上の偉人を俯瞰して見ると、
・大器晩成の方が多い。

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一隅を照らす

一隅を照らす

今日も今日とて定食屋さんへ

WBCが放送されていた。
「あっ野球だ!」
と呟いた私に、
「野球好き?テレビが見えやすい席でいいよ!」
と優しく声をかけてくださるご主人。
お言葉に甘えて、テレビの正面へ。
大谷選手や吉田選手、ヌートバー選手など大活躍していらっしゃる方々を見て、
『なんて素晴らしい御方達…。日本の誇り…。ありがとう…。』
なんて日本の末梢から感謝を伝えたくなる。
特に三回での逆転は

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おひとりさまの達人【#元気をもらったあの食事】

おひとりさまの達人【#元気をもらったあの食事】

おひとりさまが得意だ。
映画、居酒屋、カラオケ…etc
どこにでも一人で行ける。

中でも、定食屋さんに行くのが一番好き。
子どもの時から大好き。
お安いところだとなお嬉しい。

金曜日、仕事が終わって帰る。
「よしっ!」
コンタクトを外し眼鏡をはめ、ジャージに着替える。
これが私の正装。
金曜日の夜、世間では華金と言われるが、
私は一人で近所の定食屋さんへ行く。

二十代前半は、毎週のように呑み

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