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学生の頃は英語と無関係でしたが、社会人になって必要に迫られてNHKラジオ英会話での独学…

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学生の頃は英語と無関係でしたが、社会人になって必要に迫られてNHKラジオ英会話での独学とOJT(On the Job Training )のトレーニングをベースに今日まで外資系企業を中心に仕事をやってきました。今までの経験の中から面白い話を中心に紹介していきたいと思います。

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  • ビジネスで役に立つ英語力を身につけるために必要なこと

    外資系を中心に30年以上仕事で英語でのコミュニケーションを行っています。留学経験もないボクがどのようにして必要な能力を身に着けたかという事をベースに、ビジネスに役立てるために、英会話を含む英語の能力以外の部分も高めていくにはどういうアプローチで取り組むべきかをまとめてみました。

  • NHKラジオ英会話で独学したボクが海外で色々と体験したこと

    ボクは就職してから、主にNHKのラジオ英会話講座を聴くことで英会話を含めたビジネス英語に必要な力を習得しました。 実際には失敗談や小さなトラブルの話が多いのですが、まあ結果的には笑い話になるもので、今から振り返って見るとそういう経験も必要だったんだなと思います。 最近の出来事は、当時撮った写真も少し交えつつ書いていこうと思います。でも、実際にここに書かれている話は直近の2-3を除いてはかなり昔の話も多いのですが。

最近の記事

第3章 ビジネス英語力向上のために その7) 英会話力向上のためにはリスニング中心の訓練を習慣に。まず2年が目処

リスニングのトレーニングを始めるにあたって、ネイティブの英語が耳にすんなり入ってくるまでに2年はかかるというくらいの覚悟が必要だと思います。 特に最初の1年くらいはリスニングの基礎トレーニングの期間になるので、あまり上達が認識できないため、つらい時期が続くと思います(これはダイエットとかも同じですか)。 でも、続ければ必ず成果は出ます。 なので、ボクの場合の様に通勤時間を利用するなど、習慣化することが良いのではないでしょうか。時には集中できない日もあるでしょうが、とに

    • 第3章 ビジネス英語力向上のために その7) 英会話力向上のためにはリスニング中心の訓練を習慣に。まず2年が目処

      ネイティブの発音が聴き取れるようになるためのトレーニングの具体的な方法は、ラジオやテレビの番組やCD何でも良いので自分で選んで、それを繰り返し聴き続けることです。 今はNHKラジオ講座だけでも色々なコースがありますからねぇ。 一番興味が持てそうなもの、長く聞き続けられるものを選ぶと良いと思います。 但し、教材としてはテキストがついているものが良いと思います(理由は後述します)。 ネイティブの発音に慣れるまで、つまり既知の英単語全てを自分の頭の中のカタカナから切り替えてい

      • 第3章 ビジネス英語力向上のために その6) 英会話力向上のためにはまずリスニングから…ですが、その前に。ネイティブの発音を聴きとれるようにするには

        「読む」、「書く」場合だけでなく、「聴く」、「話す」場合も我々の頭の中ではカタカナに近い音声で認識していると思います。 つまり自分が英語の教科書を読むときの発音で記憶されているわけです。 (ボクは書くときなんて、いまでも中学時代のカタカナで覚えたまんまです。”Money”は「もぉねーわい」、“Wednesday”は「うぇどんえすでー」とかね。まあ、さすがに話す時はその通りに発音はしないですけどね、我ながらヒドいもんです。) ところが実際のネイティブの発音は単語一つとって

        • 第3章 ビジネス英語力向上のために その5) 英会話力向上のためにはまずリスニングから…ですが、その前に。なぜネイティブの発音が聞き取れないのでしょうか?

          さて、では具体的にどのようなトレーニングをすれば英会話力を伸ばすことができるのでしょうか。 当たり前の話ですが、「会話」である以上、どちらかが一方的に話すことはありません。 話すことと聴くことの双方の能力が必要です。 よく「英語を話す」と言いますが、話す事と聴く事は基本的には同じ能力です。 むしろ耳から覚えたことが口をついて出てくるのであって、まずトレーニングしなければいけないのはリスニングの能力です。 どんな言語だって、赤ちゃんは周りがしゃべっていることを耳で覚えて

        第3章 ビジネス英語力向上のために その7) 英会話力向上のためにはリスニング中心の訓練を習慣に。まず2年が目処

        • 第3章 ビジネス英語力向上のために その7) 英会話力向上のためにはリスニング中心の訓練を習慣に。まず2年が目処

        • 第3章 ビジネス英語力向上のために その6) 英会話力向上のためにはまずリスニングから…ですが、その前に。ネイティブの発音を聴きとれるようにするには

        • 第3章 ビジネス英語力向上のために その5) 英会話力向上のためにはまずリスニングから…ですが、その前に。なぜネイティブの発音が聞き取れないのでしょうか?

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        • ビジネスで役に立つ英語力を身につけるために必要なこと
          9本
        • NHKラジオ英会話で独学したボクが海外で色々と体験したこと
          114本

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          第3章 ビジネス英語力向上のために その4) 英会話力向上のためにはまずリスニングから

          我々は英語には中学校(及び小学校)で(語学の)学習と言う形で出会うわけですが、これは「(コミュニケーションのための)外国語の習得」として言葉を覚えるという観点からすると、本来の形ではないと思います。 赤ちゃんはまず、両親、きょうだい、祖父母、などの周囲が話すのを聞いて言葉を覚えるのであって、新しい言葉を覚える場合には年齢は関係なく同じ方法、すなわち「聴いたことを真似する」ところから始めるのが(知的な要素が少ない⇔フィジカルな側面が強いので)実は難易度も低いのだと思います。

          第3章 ビジネス英語力向上のために その4) 英会話力向上のためにはまずリスニングから

          第3章 ビジネス英語力向上のために その3) 英会話力向上のためにはどんなトレーニングが必要か

          レベル3( TOEIC 700点程度)に到達するための、まずは英会話力向上のための話から。 一般的な日本人の場合、ビジネス英語力を習得するための最大の問題は「英会話」になりますよね。 これは当たり前といえば当たり前の話で、我々は学校での英語の授業ではほとんど会話(及び英語でのコミュニケーション)の訓練を受けていないからです。 我々が学校で学んだ英語は図の中の下の方、読解を中心とした部分に偏っています。 前述しましたが、中学3年生の教科書もしくは同等のレベルの文書が

          第3章 ビジネス英語力向上のために その3) 英会話力向上のためにはどんなトレーニングが必要か

          第3章 ビジネス英語力向上のために その3) 英会話力向上のためにはどんなトレーニングが必要か

          仕事の上で英会話を行うといっても、様々な場合があり、求められる能力のレベルも異なります。 一番簡単なところでは、毎朝の挨拶。 教科書などに良くにある“Good Morning.”や“How are you ? “はもちろんよく使われますが、親しい間柄では“Hi !” で済ますこともあれば、 教科書的な「ご機嫌如何(ですか)」の“How are you ?” も、"are"が省略されて“How ( are ) you doing ?” になることも少なくありません。 まあ、

          第3章 ビジネス英語力向上のために その3) 英会話力向上のためにはどんなトレーニングが必要か

          第3章 ビジネス英語力向上のために その3) 英会話力向上のためにはどんなトレーニングが必要か

          「ビジネス(仕事)で英語を使う」シーンは英会話(打ち合わせ、会議やプレゼンテーション)と文章の読み書き(書類やメール)に大別されます。 会話はリアルタイム、読み書き(メール、書類や資料の作成)は時間を掛けられるコミュニケーションという違いもありますが、それぞれの、特にフィジカルな能力向上のためのトレーニングは異なります。 勿論、「聴く(リスニング)」のフィジカルなトレーニングの結果、語彙が増えて文章力の向上にもつながるわけですが、聴くだけでは(的確な発音で)話すことは

          第3章 ビジネス英語力向上のために その3) 英会話力向上のためにはどんなトレーニングが必要か

          第3章ビジネス英語力向上のために その2) ビジネスでは英語はコミュニケーションのためのツール

          学校で学んだ英語は、効率的に集団で学ぶことに適していること、つまり読み書き(文法)に特化しています。 教師が会話能力に欠けることもその一因とは思います。 (あ、お世話になった先生方ごめんなさい。_(._.)_でもまあ、ホントのことだから。先生方だって会話のトレーニングは受けてないですもんね。) ビジネスで英語を使う(コミュニケーションする)場合は会話(ミーティングやプレゼン等)が大きな比重を占めますし、意思の疎通が重要なので、そしてそれは試験ではないので(まあ、予期せ

          第3章ビジネス英語力向上のために その2) ビジネスでは英語はコミュニケーションのためのツール

          第3章ビジネス英語力向上のために その1)

          ここまでの2章では「ビジネス英語力」取得のために、どこに目標をおくかということと、そのための心構えを説明してきました。 この後は - 目標達成ためには何をするべきか - 達成度の確認(結果としてどういう感じでステップアップしていくのか) ということを中心にお伝えして行こうと思います。 基本的には、ビジネスのために英語でコミュニケーションをとる必要がある、もしくは取れるようになりたい方を対象にしています。 今の生活を変えずに、コストも極力かけず、ビジネスにおけるコミ

          第3章ビジネス英語力向上のために その1)

          2. ビジネス英語力について(その3) 会話と読解・文章作成において総合的に必要な力

          ではこの英会話と読解力・文章作成能力の部分に関しては具体的にはどのくらいの力が必要なのでしょうか。 一般的にはTOEICやTOFLのスコアで測ることが多いですが、実際にはどれくらいのスコアが必要なのでしょうか? TOEICを受験された方はある程度の目安としてスコアとレベルの関係をご存知かと思いますが、まだ受けたことのない方は、皆さんだいたい自分は400点~500点あたりかなという方が多いのではないでしょうか。 また、TOEICのテストはいわゆる読解力(リーディング)の

          2. ビジネス英語力について(その3) 会話と読解・文章作成において総合的に必要な力

          2. ビジネス英語力について(その2) 書く(文書作成)能力:日本語の直訳はできるだけしないように

          書く能力も基本的には読解力と同じで学校で学んだ事の延長ですね。 フィジカルな力としては(正確にかつ速く)書く、及びタイプする能力と言うことになりますが、最近はスペルチェックの機能も充実していますし(同音異語の漢字と同様に、急いでる時等は逆にそれで間違えることもありますが)読む力と同様に中学卒業レベルの力があれば、基本的には問題ないと思います。 ビジネス文書を書く場合は、基本的には連絡業務を中心としたメール、プレゼン資料の作成などになります。 プレゼンなどは日本語の

          2. ビジネス英語力について(その2) 書く(文書作成)能力:日本語の直訳はできるだけしないように

          2. ビジネス英語力について(その2) 読む(読解)能力:学校で学んだことは基礎

          読む(読解)力に関しては基本的にはボキャブラリーの量、つまり記憶力ということになると思います。 ここは学校で受けた英語の教育の成果が一番発揮される部分ですね。 細かいことを言えばリスニング能力の中の「聴力」と同様にフィジカルな力として「視力」が必要ですが、「英語に対する視力」つまり「英単語を読み取る」ことは学校での英語教育は一番時間をかけて学んでいるところで、結果として我々はかなりの英語のボキャブラリーは持っているのです。 職種にもよると思いますが、ビジネスの場合

          2. ビジネス英語力について(その2) 読む(読解)能力:学校で学んだことは基礎

          2. ビジネス英語力について(その2) 話す能力:話すことはクリエイティブな作業

          「話す能力」は「聴く能力」がベースになっています。 赤ちゃんが言葉を話し始める時のことを考えて頂ければ良いのですが、お母さんやお父さんの言うことを真似することから始まりますよね。 つまり、「聞いた言葉」を覚えて真似(自分の口で発音する)ということです。 年齢は関係なく、新しい言語(特に会話)を習得する場合はここ(「口真似」というトレーニング)が起点になります。 英語の「発音」は「聴力」と同様に基本はフィジカルな能力で、ボキャブラリーは「聴力」のところでも書きましたが記

          2. ビジネス英語力について(その2) 話す能力:話すことはクリエイティブな作業

          2. ビジネス英語力について(その2) 聴く力:リスニングの基礎はフィジカルな力

          ここで「聴く」、「話す」(この二つで会話能力)、「読む」、「書く」(この2つで文章読解、作成能力)と4つの能力がでてきました。 上ではひと固まりで扱いましたが、実際にはこの4つの能力には大きな違いがあります。 それぞれ、フィジカル(身体的)な力+知的な力(記憶力等)で構成されますが、日本人の場合は従来の学校での英語教育の中で我々が既にある程度身につけている能力と、かなり開発不足の能力があります。 それぞれの能力に対するトレーニングに関しては後述しますが、まずそれぞれが

          2. ビジネス英語力について(その2) 聴く力:リスニングの基礎はフィジカルな力

          2. ビジネス英語力について(その1)どのような力が必要か

          一般的に言われる「英語力」はTOEIC等で測定できる学力のことであり、「ビジネスのために英語で行うコミュニケーションの力」つまり「ビジネス英語力」を構成する力の(かなり大きな部分ですが)一部なのです。 この章以降『ビジネス英語力』を構成する力についてもそれぞれがどういう力で、どうすれば体得できるかを説明していきたいと思います。 ビジネス英語力をつける(結果的にTOEICでの高得点にもつながるのですが)には我々が中学から高校で6年間(大学も含めると8年以上)学んだ学校で

          2. ビジネス英語力について(その1)どのような力が必要か