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#ネタバレ
「未来向きの今」を、これからも。『アイカツ! 10th STORY ~未来へのSTARWAY』
この映画を語るとき、おそらく誰もが「私とアイカツ!」に思いを馳せずにはいられないだろう。なので少しばかり、前提となる自分語りに付き合ってほしい。
私がアツいアイドル活動と出会ったのは2021年の夏。以前からアイカツ!シリーズを強く薦められていたものの、1シリーズどれもが平成ライダーや大河ドラマを凌駕する話数を誇るそれらに踏み出すには中々勇気が必要で、のらりくらりとフォロワーからのレコメンドを
『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』は運命を燃やし尽くし、舞台少女は“再生産”される。
未だかつてないほどの期待と不安を胸に秘め、電車とバスに乗られて二時間強、その劇場―いや、舞台は、首を長くしてこちらの到着を待っていた。この作品においては、観客である我々も舞台装置の一つであり、そして観客が望む限り舞台に立ち続けるのが、舞台少女の在り方だった。なのだけれど、その理に「本当に?」という問いを叩きつけてきたのが、他の誰でもない『劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト』なのであった。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』が辿り着く、『エヴァ』と『ヱヴァ』がやり残したこと。
今後の人生、仮に走馬灯というものを見る機会があるとすれば、この夜のことを絶対に思い出すはずだ。2021年3月8日、エヴァンゲリオンが終わった日。本編の上映が終わり劇場に明かりが灯るまでの短い空白、誰も立ち上がれず声も発せないあの瞬間、劇場に駆け付けたファンそれぞれに万感の思い、あるいは惜別の念など、いろんな感情が巻き起こったはずだ。私もその一人として、自分の気持ちになんとか名前をつけたくて、キー
もっとみる輝く未来へ進むエールをくれた『HUGっと!プリキュア』へのありがとう。
『HUGっと!プリキュア』全49話、完走しました。かれこれ三週間、長く連れ添ったわりに感覚としてはあっという間で、はな達みんなの輝かしい未来に心打たれながら、終わってしまったことへの寂しさで一杯です。毎週リアルタイムで追っていたファンの方々は、もっと巨大な感情が押し寄せたと思います。一年放送の番組を追うのって最早ライフワークと化してしまうので、達成感と喪失感がとてつもないんですよね。
はじめて
『HUGっと!プリキュア』生命のこと/若宮アンリくんのこと
「完走したらまた書くかもしれません」とか言ってましたが、42話で完全に浄化されたので緊急特集です。プロットも下書きもなんもないぞ!ネタバレ注意な!
これまでの経緯はコチラ
生命のこと 『HUGっと!プリキュア』では、42話時点で二度もお産のエピソードが描かれました。はなの担任の内富士先生の奥さんと、帝王切開に挑むことになったお母さんのエピソードです。
まずは27話「先生のパパ修行!こんに
『HUGっと!プリキュア』はあなたを肯定する、応援と愛の物語。
まずは、経緯から話しますね。
どうやら、今のプリキュアがスゴいことになっているらしい。濃いニチアサトークでいつも楽しませてもらっている桐沢たえ様もライダーやスーパー戦隊よりも先にプリキュアへの熱のこもったテキストを投稿されるようになり、放送日になると有識者が集う我がTLは大騒ぎだ。大人が感銘を受け涙する、それが今のプリキュア。
一方私は、完全に乗り遅れてました。昨年の多忙ゆえにニチアサへ
「ヴァイオレット・エヴァーガーデンを観ろ」とDMをくれたあなたへ、感謝の手紙を送りたい。
拝啓
日増しに寒さもつもり、かじかむ指に風情を感じるこの季節、いかがお過ごしでしょうか。私といえば、先日ご紹介いただきました『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を鑑賞し、情緒はグチャグチャになり、目は腫れ夜も眠れず、この頃ずっと「愛」について考える日々を送っております。
どうしてくれるんですか。あなたのせいです。
それは9月の中頃、夏の終わりを認めないかのように強情に着込んでいた半そでのシ