#うつ
泣きながらご飯を食べた事があるひとは生きていけます
生きることは食べること。
食べることは生きること。
*
こないだの未遂騒動からしばらく、わたしは何も口にできなかった。何を食べても戻してしまうし、食べることに全然前向きになれなかった。だって、食べたら生きてしまうもの。
3日ぶりに口にしたのは、あたたかいうどんだった。わたしは讃岐のにんげんで、うどん県と呼ばれる地で生まれた生粋のうどん好きだ。そんなわたしがうどんですら食べられなかった3日、ま
飛び込む中央線、存在の耐えられない軽さ【日記】
小林私を聴きながら、一人夜明けを待っている。こんな夜にぴったりのメロディが私の心を躍らせる。最近Spotifyは私の好みを熟知してるみたい。次の曲はクリープハイプだったから。東京の街にぴったりの音楽たちが、ネオンと排水の明暗をぎらぎらさせる。
風が冷たくなって、重ね着ができる季節になった。お洒落な人はみんなレイヤードが得意らしいけど、私がやるとなんだかゴチャゴチャしてるだけで助けてくれ〜〜〜とい
夏の終わり、永遠に"普通"になれない私たち
夏の終わりに瞬いたのは、まるで花火のような愛だった。
「初乗りはいくら?」と聞かれた先日。タクシー待ちをしていたわたしに声をかけたのは、青の宝石を胸元につけた、腰の曲がったおばあちゃん。どうやらおしゃべり好きのおばあちゃんらしく、わたしが質問に答えても永遠に話しかけてくる。暑さでイライラする毎日、タクシーも来なくて気分は最悪。めんどくさいな、なんて少し思ってしまう。
おばあちゃんは「あなたのワ