その2 真夏の恐怖腹黒い正男さん
どうも。
石黒(腹黒)の正男さんに、声をかけ
られ、口車に乗ってしまった浅はかな むらさき納言です 🙂
キリカ山の裏側、断崖絶壁を眼前にして始まった、おどろおどろしい話しは、薄ら笑いを浮かべながら語り出す正男さんを、悪魔の化身のように思わせて行った 😨
「それでな、大っきい岩が落ちて来たもんだからよ、慌てて海に走る奴やら、逃げ遅れてしまう奴やら、そりゃあもう大パニックよ。
気の毒な事によ、岩が当たって何人も潰されて、この辺り一帯が真っ赤な血の海になって、大変な事になっちま