納言のインスタントメモリー

どうも。
リカちゃんハウスが悲しい思い出となり、しばらくカンナちゃんで我慢をした　むらさき納言です　🙂


朝が苦手ではあったが、学校には　なんとかギリギリに登校出来るまでになっていた私。

だから朝食なんてものは、食べたり　食べなかったり。
出されるモノは母いわく　

「ほら、ハンバーグだよ」

私は中学生くらいまで、ハンバーグとネーミング表示されている魚肉ハムの事を、これがハンバーグだとずっと信じて食べていたのである。
　　(これ不当表示だろ…☹️)
それも毎回、春夏秋冬。
栄養の偏りが甚だしい状況だが、給食でバランスを取るのが常態化🥲
夕食は流石に魚などを食べていたが
子供の口には招かれざる客だったのだ。

土曜日は半ドンで給食が無いので、
学童には行かず帰宅してから昼食タイム。
三年生くらいから自分で作って食べていたが、この頃はまだ母が作っていた。　　中でも「ベアラーメン」は忘れられない。
悲しい事に、このラーメンの寿命は短く、失速するが如く消えてしまった…🥲
幻のインスタント麺なのである…

しかし今でも味は覚えていて、この味を思い起こさせるラーメンには未だ出会った事が無い。　　
パッケージは白地に焦茶色。熊のイラストが横たわっていた。　　
もしかしたらこれはローカル麺だったのかもしれないが、どなたかご存知であればお知らせ願いたい🙏

もう一つのインスタント麺は
「ホンコン焼きそば」
これはロングセラーで、今もスーパーで売られている。
スープが麺に塗り込まれており、別添のスープが要らない、子供には作り易い便利な麺だ。

まだこの頃はカップ麺が登場しておらず、袋麺にはだいぶお世話になった。

「ワンタン麺」も忘れられない。
麺の中にワンタンが２つ隠されていて、つつくとワンタンが崩れるので

  「絶対に箸で　混ぜないでね」

当時人気絶頂のアイドル女優、岡崎友紀が訴えていたCM。

「うん。わかったよ、友紀ちゃん」

そうやって　独り言を言いながら
作って食べていたものだ。。

こんな風に、数えるくらいのメニューで育った私…
食育なんて、あったもんじゃ無い。
つくづく昔のわが家の食卓は貧相で
、さぞかし母は食事作りがラクだったろう、主婦としては羨ましい限りだ｡｡

で、あるからして、ランチタイムは
半ドン、休みの日はインスタントラーメン。
中学生になるとホットケーキミックス。　高校生になると、残りご飯で　炒飯。
そうして社会人になると、昼食は出前、売りに来る弁当。。。
だから料理のスキルは、そこで止まる。
そうして主婦になったので、毎日毎食が苦労の連続。
作るも地獄、食わされる家族はもっと地獄であっただろう😅

それでもなんとかなったので、人生　甘く考えて良いと、私は思うのであった。。。

ベアラーメンに　感謝　😆

チーン　🙏