17.父親にとって子供は「目障り」な存在だったのだろうか
私は長年、父親が子供に対して時に暴力を伴う厳しい姿勢で接していたのは、次の理由からだと分析していました。
<1> 子供を育てなくてはならないという父親としての責務から
<2> 父親自身の心理的な問題を解消するため(機嫌が悪い,鬱憤晴らし,八つ当たり)
しかし当時の父親の細かな所作を思い返してみると、これだけが理由ではないのかもしれないと思い至ります。
我が家では、日頃ひっきりなしに母親を呼ぶ子供の声がありました。
「お母さーん!○○ってどこだっけー?」
「お母さーん!明