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ほぼ毎朝、近くの公園に写真を取りに行ってます。写真とその日の言葉をUPするのが日課です。こちらには写真をUPします。
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tiryu（江口智流）
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石神井公園 2024.11.19

一番傷つきやすい、それでいて一番うち克ちがたい物は、人間の虚栄心である。 実際、傷つくことによってその力は増し、ついには巨大なものになりかねない。 ーフリードリヒ・ニーチェ著／上妻純一郎・阿部六郎 訳『人間的な、あまりに人間的な　完全版』（古典教養文庫）よりー
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石神井公園 2024.11.17

個性は、別に「発揮せよ」と言われなくても自然と身についているものなのです。 周囲がお膳立てをして発揮させたり、伸ばしたりするたぐいのものではありません。 むしろ周囲が押さえつけにかかっても、それでもその人に残っているものこそが個性なのです。 　 個性は放っておいても誰にでもあります。 ー養老孟司 著『「自分」の壁 』（新潮新書）よりー
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石神井公園 2024.11.16

事実と推論とを混同している人が多い。 厳密に言えば、「事実」ですら一つの解釈であることがあるのですが。 ー養老孟司 著『バカの壁』（新潮新書）よりー
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石神井公園 2024.11.13

惑染凡夫信心発 証知生死即涅槃 必至無量光明土 諸有衆生皆普化 　　　『正信偈』より まどえる身にも　 信あらば 生死（まよい）のままに　 涅槃（すくい）あり ひかり国に　いたりては あまたの人を　救うべし 　　　『和訳　正信偈』より
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石神井公園 2024.11.12

みほとけは（仏教讃歌） みほとけは　まなこをとじて　み名よべば さやかにいます　わがまえに さやかにいます　わがまえに みほとけは　ひとりなげきて　み名よべば えみてぞいます　わがむねに えみてぞいます　わがむねに みほとけは　したいまつりて　み名よべば つつみています　わがいのち つつみています　わがいのち
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石神井公園 2024.11.08

世間に抱く関心は 必ず自己中心の 善悪による関心である ー信國　淳 著『いのとは誰のものか』（樹心社）よりー
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石神井公園 2024.11.06

ひとは時として他に対する虚榮から懷疑的になるが、 更により多く他に対する虚榮のために独断的になる。 ー三木清 著『人生論ノート』よりー
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石神井公園 2024.11.05

人が比較の上で何かを変えようと思った時、その背後には何らかの価値観があります。 私たちのふるまいや、考え、嗜好、さらには感覚や感情までも学習によって生まれてくるのです。 ー磯野真穂 著『ダイエット幻想　やせること、愛されること』（ちくまプリマー新書）よりー
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石神井公園 2024.11.04

人間は、間柄にのっとり「私は〜である」と行為することで、自らの居場所を作って、ここ「いる」ことができる。 日常とは、裸の状態の事物「がある」のではなく、それらが「〜である」と意味づけられることで安定する。 ー 宮野真生子 著『出逢いのあわい』（堀之内出版）よりー
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石神井公園 2024.11.03

わたしたちは、自分と似た人々と相互作用することによって、「人間」という概念を形作ってきた。 思うに、己という概念はそこから生まれたのであって、内省から生まれたわけではない。 「人」としての自分を考えるとき、わたしたちは仲間に当てはめるために自ら開発した精神的な回路を自分自身に適用しているのだ。 ーカルロ・ロヴェッリ 著／冨永 星 翻訳『時間は存在しない』（NHK出版）よりー
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石神井公園 2024.11.01

誰一人として現実の詳細についてなんかわかってはいない。 ところが、現代においては、そこまで自分たちが物を知らない、ということを疑う人がどんどんいなくなってしまった。 皆が漫然と「自分たちは現実世界について大概のことを知っている」または「知ろうと思えば知ることが出来るのだ」と思ってしまっています。 ー養老孟司 著『バカの壁』（新潮新書）よりー
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石神井公園 2024.10.22

わたしたちは、無数の自然現象のなかの一個の具体的な事例であって、それらの現象のどれ一つとして、わたしたちが知っている偉大な自然法則から逃れることはできない。 ーカルロ・ロヴェッリ 著／冨永 星 翻訳『世界は「関係」でできている　美しくも過激な量子論』（NHK出版）よりー
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石神井公園 2024.10.21

しっくりくる言葉を探し、類似した言葉の間で迷いつつ選び取ることは、それ自体が、思考というものの重要な要素を成している。 逆に言えば、語彙が減少し、選択できる言葉の範囲が狭まれば、その分だけ「人を熟考へ誘う力も弱まる」ことになり、限られた語彙のうちに示される限られた世界観や価値観へと人々は流れやすくなる。 ー古田徹也 著『いつもの言葉を哲学する』（朝日新書）よりー
tiryu（江口智流）

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石神井公園 2024.10.20

自分がどこまでできるか、できないか。 それについて迷いが生じるのは当然です。 社会で生きるというのは、そのように迷う、ということなのです。 ー養老孟司 著『「自分」の壁 』（新潮新書）よりー