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【現代の奴隷】不幸の努力を続けるシンキングレス 倹約Dr.マサ@アッパーマス層

―――『 幸せ 』―――

それとは程遠い場所に居ると感じる。
だけど、そこからの抜け出し方が解らない。


今の日本は、そんな人たちで溢れています。
外を歩いている時、幸せそうな人を見かけますか?

参照:世界幸福度報告書

答えは表情と幸福度が物語っています。


住む家があって安全が確保され、食べたい時にご飯が食べられる。
浴室の蛇口を回せばお湯が出て、電気も365日24h好きに使える。
病気や怪我にも適切な処置により完治が可能。


生きる上で不自由がない環境下での生活。


なのに、どうして幸せを感じられないのか?
それは【 主観性が犠牲になる社会 】で生きているから。


『 自分の考えや価値観に従って生きられない 』


世間の考えを尊重し、自分の心を殺すことで成り立つ秩序。
社会が創った脚本を基に進む、死ぬまで終わらない演劇。

しかし大抵の人は、それを異状と感じません。
最早、「呪い」と言っていいでしょう。

一人一人、考え方が違って当然ですが、異なる考えの実行が認められない。
その兆候が強いのは会社で、規則を守らなければ爪弾き。最悪、解雇です。

しかし稼ぎ方の選択肢が乏しい日本では、サラリーマンが一般的。
故に、労働を軸とした生活に違和感を覚えず一般的になります。

限定された自由の範囲内で生きる人達。
それはまさに、現代における奴隷と表現しても過言ではないのです。



1.その努力は、誤力では?


【 幸せになる為の努力をしていない 】
実はこれに多くの人が該当します。

一見、幸せになる為の行動に見えて実は違う。
それに気付けないケースが非常に多いのです。


『 多くのお金が欲しい 』
こう考える人が非常に多いです。

実際に「お金なんて要らない」と言える人は、ほぼ皆無ですよね?
損得勘定で物事を考え、自分が金銭的に損する事を嫌います。


だから会社で努力したり、ビジネススキルを学んだり。
時間と労力を掛けて自己啓発し、より多くお金を得る努力をします。


しかし、これが既に「誤力」なのです。


一般人が努力で到達できるのは富裕層が関の山。
しかも到達は、健康寿命の折り返し地点を過ぎた先の話です。

―――資産1億円以上を有する為に人生を捧げた五十路。
この金額と年齢で得られる幸せとは何でしょうか?


『 何でも手に入る額でもなく、健康は徐々に損なわれていく 』

あなたが望む幸せとは違うはずです。
つまりお金は、殆どの人にとって「制限」にしかならないのです。


お金。それは日常に溶け込んだ『毒』


勉強から始まり、仕事に至るまで。
これって結局は「お金を稼ぐ努力」ですよね?
率直に言えば、常軌を逸した資産を築けるわけでもない努力です。

『 幸せにならない事へ時間と労力を費やした 』
社会人の多くは、この結果へ向かって進んでいるわけです。

確かに、支出額を上げて生活水準が上がった瞬間は幸福感を得られます。
物やサービスの購入時は、ドーパミンが分泌されて幸せを感じるからです。

しかし人は、欲望の上書きをする生物。
現状維持では必ず満足できなくなります。

でも先程紹介した通り、一般人が得られる額は知れているのです。
更には、収入と生活水準が維持できるか不安も付きまといます。


結果として心は満たされなくなり、最終的に「不幸」となります。



2.幸せへと続く行動 4 選


多くの人は、幸せまでの道のりで遠回りをしています。
方向音痴で目的地に辿り着けない状態なのです。


―――常識に染まり、自分を完全に見失っている。


社会の一部として生きる道を進み、判断基準も全て常識依存。
幸せの形は個々に違うのだから、それで幸せになる筈がありません。


【 全として生き、個として生きていない 】

自分の頭で考える事を止めた時点で、権力者の駒となったも同然。
指示通りに動かせるマリオネット人間の完成です。

そうなりたくないのなら、幸せになる為の行動をしなければなりません。

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