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人は話すことで頭の中が整理できて、新しい発見に繋がる〈社会人編〉

こんばんは、経営者のこうたです。

私は会社の未来予測、現状の把握、物事の推察など、常に副代表に話すことで頭を整理しています。

今回はその仕組みのお話です。





1.ジッと考え事をしても思考はまとまらない

さながらホームズのようにジッと座って思考を巡らせても、雑念が多すぎて正常な思考は難しいものです。

小説家や漫画家がアイデアに詰まった時に気晴らしの散歩をするのは、ジッと考えても浮かばないから。


私は考えるのが役目のようなものですが、瞬間的に意見が生み出されないと時間がかかってしまいます。

ジッと考えると思考が複雑化して、論点がズレてすらしまいます。

ゆえに副代表と会話をすることで思考を整理させるか、時間を空けてふと浮かぶのを待つのです。





2.話すことで脳は回転する

前回、子どもは思考が整理されていないから、「えーっと、えっと」「あのね、あのね!」とスムーズな会話ができないと説明しました。


子どもは思考速度が遅いのでスムーズではないものの、会話をすることで記憶が掘り起こされて思考を言語化できているわけです。


大人も同じで、会話をすることで記憶や経験から0⇨1の意見が生み出せます。

思考速度は子どもの比ではないため、より洗練された意見を生み出すことに繋がるのです。





3.会議は人の意見を聞いて発言するから意味がある

ここまでの内容から、人と会話をすることで0⇨1の思考力に繋がることはお分かりいただけたと思います。


そこでフォーカスしてほしいのがミーティング(会議)。

ミーティングとは、情報の共有、知恵の集約、内容の精度アップと様々な意味を持ちます。


状況の説明をするだけで思考が整理されますし、他者の意見を聞いて自分の意見と重ね合わせます。


他者の意見を聞いて、

「自分ならその意見に対してこう思うな」
「部分的には同意だけど、あの部分はこのほうがいいんじゃないかな」

と、自分の意見が生み出された経験はないでしょうか?



つまり、集中して議題に対する思考ができるのです。





4.私はとりあえず状況の説明と簡単な推測を話す

思考を動かすには、前に進む思考が必要です。

自分の意見に対する意見。
意見を発することでの発見。


「どうしよう?」と何から思考すればいいのか分からなければ、私は現状の解説から入ります。

基本的に全く思いつかないということはなく、いくつかのルート(選択肢)は浮かんでいるため、整理も含めて話します。


副代表は個人の見解を挟むことはあれど、基本的には聞き役に徹していますね。

彼は感覚タイプなので、合理的に思考することを苦手としているからです。



議論は確かに有効な手段ではありますが、議論がなくても新しい思考を生み出すことは可能です。

むしろ無意味に思考が行ったり来たりすることはないので、時にして洗練された思考に繋がるものです。



同僚に愚痴ったり相談したりすることで、気分転換になった経験はありませんか?

これは思考が整理されてスッキリするからです。



何かに躓いた時、とにかく話してみましょう。

小さくても、とにかく一歩一歩前進することが近道です。


子ども編はこちら。


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