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「天道 馬七商店」

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天道馬七のオススメ。(笑)
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#詩

5月は、うさまろと散歩

5月は、うさまろと散歩

5月は、うさまろと散歩

青空は
天宮から降り注ぐ恵みだね

心地良い風が今日を包む

爽やかな気分な五月の日々
花々が愉快に、新緑は跳ねる
鳥の声が耳へ軽快に響き
この瞬間を丁寧に進む

薫風によって心は開放され
五月晴れは「どうにかなる」望みを与える

美しい季節を共に楽しもう

心地良い言葉がひらめき
幸福感を胸に、うさまろは歩み続ける

崇高な精神は手放した

崇高な精神は手放した

要領がいいと言われることに嫌悪があった
嫌悪の結果、今は要領が悪い

中高大生と、他の人は
可愛いや優しいの褒め言葉で
わたしには、要領がいい
冷たい人とも揶揄されてきたので不本意だった

自分に関係ないことへ
首を突っ込むのが大嫌いだった
単純に煩わしいことは苦手

例えば、バレー部とテニス部が反目していた
わたしは陸上部なので
どちらの部活の子から愚痴を言われても
「ふーーーん、よう分からん」

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いじめっ子天国

いじめっ子天国

昔の上司が誕生日だと気づいた

当時、上司は御令嬢のなりゆきを心配され
悩んでいた
御令嬢は教師で
自身の受け持ちが学級崩壊し、うつ病に陥った

学級崩壊に至った原因はクラスのイジメだった

クラスにはイジメがあり、親分児童が子分を従え
好き放題だったという
イジメられた児童は不登校になり
教師が親分児童を叱っても聞く耳を持たない

教師は、子分児童を集めて叱ったところ
子分児童が堪りかねて親分児

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自分へエールを送る日

自分へエールを送る日

◇◆◇
『感謝』を口にするだけなら、ナンボでも言え
人様へ「感謝しています」
告げたところで、板につかない言葉は上滑り

棲家も食べ物も神さまが与えてくれたのだから
神さまに感謝せよと言われても
神さまはそんなことを望んでいるのか、分からん

感謝は
「わたしは何を希望しているか」
ここを明瞭に自覚しないと得られないと思う

希望している物事を手にして実感でき、満足し
逆に、当然だと思っていた物事

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4月1日のラブレター

4月1日のラブレター

辛いことの中にも、気づきがあり
辛いことの中にも、喜びはあり
楽しいことの中にも、仕掛けはあり
楽しいことの中にも、失意があり

わたしはあなたを愛していると気づく

あなたはどうなんだろう

あなたが辛さに直面したとき
あなたが痛みで立てず、声を抑え
最初にわたしへ電話をくれるのかな

わたしへ話すと不安が緩和するだけではなく
わたしはあなたを
見捨てないと信じているのかな

あなたが何らかの罪

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苦しい現実と解放されていいとき

苦しい現実と解放されていいとき

『この人』と話す
わたしが体験した事がないことも
スッと頭に入ってくる

『あの人』と話す
理解が追いつかず、会話は噛み合わない
不快に苛まれる

対話がスムーズに行く、行かないを
知能指数の問題だとして処理されがちだが
わたしは直感的な違和感が発する
苦手意識の問題も大いにあると思う

『この人』へは、相手を受け入れようと
満杯だった感情の量が減る
知識が必要になる話題も、会話を紐解き
核まで届

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世界中がまろやかな桜色に包まれる日

世界中がまろやかな桜色に包まれる日

桜色は桜の花びらだけではなく
開花を待つ桜の木がほんのり桜色に見える

「もう少しで咲きますよ」
どの木が桜か分からなくても
樹皮が浮かび上がり、ここだと教えてくれる

生きているものの健気さは心を打つ

「日本人は桜が好き」
これは固定観念で、桜が苦手な人も一定数いて
春になると桜を忌み嫌う投稿が目に留まり
自分と異なる意見を読みながら参考にする
異論や反論はない、人は人

冬の晴れた日
散歩道

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事実をすり替えられたの?

事実をすり替えられたの?

事実のすり替えが起こるとき

事実は1つしかないのに
相手の主観的真実が軸になり、話が噛み合わない
そして誰かが泣かされる

事実は客観的なもので、動かぬ軸
真実は主観的なもので、個人が感じたこと
第三者に話すときは、ここを区別して話さないと
有りもしない出来事で、他人は思わぬ痛みを受ける

事実のすり替えで、分かりやすい例を出すと
【事実は、店員と客の間柄のケース】

店員はマニュアル通りの接客

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友達、少ないっすよ

友達、少ないっすよ

どこのコミュニティにも属さないわたしは
友達が少ない

たまに
「ももまろは友達が多い」
何を基準に言っているのかな
逆に少ないと言われても、基準が不明
大方、発言者が基準なんだと思う

成人、各種学校を卒業したら友達は減る
人生の節目にくれば、尚更のこと

子どもが誕生し、ママ友ができれば増えるかもしれないが、趣味なりコミュニティに所属しないと
会社勤務だけでは
友達は減るか、現状維持だと想像す

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イジメっ子と傍観者、被害者

イジメっ子と傍観者、被害者

noteで見かける記事には、たまに
嫌がらせされたなど書いてある

記事を読んで立ち去るわたしは傍観者

傍観者はイジメっ子が怖くて黙っているだけではなく、実際に何を働きかければいいか
具体的な例がないのが実情で
イジメが殴る蹴るの目に見えやすいものなら
通報もできるが、イジメは陰湿になった

前職、よその営業所でイジメがあった
パワハラとモラハラは周知の事実で
駆け込み寺のように、わたしのスマホ

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「悪口を言う人は可哀想」を考えた

「悪口を言う人は可哀想」を考えた

弟が小学校低学年の折
「女子に悪口を言われた」泣きながら帰ってきたそうで、わたしが帰宅したときも泣き続けていた

菩薩みたいな母は弟を抱きしめ…などない
たまに言葉をかけて放置していたと記憶している
母の言葉の中に
「悪口を言う人は可哀想な人」

わたしは子ども心に「可哀想な人」
何がどう可哀想なのか分からずに
「悪口を言う人は可哀想」だけが残った

時を経て、社会人になってのこと

うちの部署の

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素のわたしでやっていく所存

素のわたしでやっていく所存

「言わなくていいか」が増えてきた

諦めの境地ではなく
ストレートじゃなくていいや、という
映像にすると
両足を揃えて、一歩分下がるイメージ

学校や会社でいえば
突然泣き出した人へ、さっと駆け寄る人ではなく
机から顔を上げて
(なにかあった?)無言で様子を窺うタイプ

学園祭などで、前面に出て活躍する人ではなく
テントから状況だけを見る消極的なタイプ

元々の気質なのか分からないが
祖父母から「

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今、不必要に感じる

今、不必要に感じる

コロナ禍で給付金が出たとき
普段は泊まれないホテルで贅沢して来た

海が見えるホテルの近くに、昔
レオ氏が自転車で遊びに来ていたらしい

「逆からの景色は初めて見た」
2人で窓ガラスに額をつけ
レオ氏が上機嫌で
子どもの頃のエピソードがふんだんに溢れた

レオ氏は不定期でメンタルが病むことがあり
常に夜が怖いと言い出す

実際、隣にいるレオ氏が震えていたときは
一晩中、灯りとテレビを点けて
背中を

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