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紙魚チョコ
2021年6月12日 07:47
朝目覚めると隣にいた火曜日の姿はなくて綺麗に畳まれた布団だけがおいてあった水曜日の手には布団のつめたい感触のみが伝わるだけで昨日の夜に火曜日と話した言葉はひとつも落ちていなかったカーテンの隙間から陽の光が溢れるもうなにもかもが昨日とは違うことを教えてくれる
おとなのふり
2021年5月13日 12:36
残り湯の姿を目にしワタシは侘しくなった それは浸かるには少なく 栓を抜くには多く 少な過ぎず 多過ぎず どちらとも言えないものだ そんな残り湯の姿に儚さを覚えてしまった ワタシには物事の狭間で揺れ動くといふことは美しいなりを秘めているようにも見えてしまい これは悩めかしく さらに困り果ててしまう これも性分なのかと また悩む ああ 今夜も残り湯か ああ
2021年4月26日 21:29
あの娘は 今日も ブツブツと つぶやき かがやき 求めてる 見えない 家来に 王様気分 お披露目 パレード 長蛇の列 よく見りゃ ハリボテ 引きずって ポロポロ はがれる 化けの皮 なんだ なんだと 噂は回り 偽者 見せ物 さらし者 それでも 懲りずに ボソボソと あの娘は 今日も ひとりごと ほんとは ひとりが 怖いだけ #こころなか #詩 #自由詩
竹原なつ美
2021年4月13日 07:35
静かだ。ここはいつも静か。なんの音もしない。風もない。人もいない。ただちょうどいいあたたかさと、ちょうどいいあかるさと、静かで落ち着いた空間があるだけ。苦しくなんてない。悲しくなんてない。ただ、そう、そういう空間。そういう場所。わたしはここにいるのだろうか？この場所に存在するのだろうか？それともどこかで俯瞰してこの場所を、この場所にいる自分を見ているのだろうか？そん
YUI
2021年4月10日 17:45
風は皆流れる雲で絵を描いて心の内を表現してる2021.04.08赤川由衣
2021年3月26日 22:41
きみは どんな話しも いやな顔をせずに聞いてくれる誰よりも 優しくてなによりも 包み込んでくれるみんな 何かに困ると すぐにたよるいつだって どんなときだってなにも言わずに そばにいてくれるあのときは たすかったよきみがいてくれて よかったそんな声が たくさんする『きみになりたい』みたいじゃない なりたい #こころのこえ #こころのなか #詩
2021年3月19日 12:51
「そのまま」の風を浴びて「そのまま」の私でいよう正しくいよう2021.03.19赤川由衣
東雲そら
2021年3月17日 18:44
「君らしくいてね」風光る午後あなたがくれた言葉ありふれたそれも君からだと意味を帯びる挫けそうなときつまづきそうなとき真夜中眠れないとき先が見えなくて不安が喉に詰まっても記憶の欠片を拾い上げてその言葉を馴染ませるたったそれだけで光芒が視界に映るように立ち上がる勇気が湧く気付けば四季は何度も巡る香りをゆらゆら移ろわせて今の世界に君は不在でも眼を閉じて耳
