YUI
【作品集】2022〜2024
【作品集】2020〜2021
さみしさは 星の光に ゆらめいて 天続く道 抱かれてゆく 2024.10.07 赤川由衣
この刹那 世界に響く soundsに 触れて躍って 祈り集めて 2023.05.20 赤川由衣
夕空に 向かい合ってるおふたりさん 弾む会話の カケラ輝った 2023.04.23 赤川由衣
瞳が割れた硬い破片 腐った瞳をとりかえて 新しい世界をみよう 割れた破片は 流れ星⭐︎ 銀河を旅する 孤独な星 2002.02.28 赤川由衣
「許す」ってコトは すべてを忘れ捨てていく覚悟 もう2度と思い返さず生きていく決意 2002.02.23 赤川由衣
小さな小さな昆虫が 道端ぺしゃんと死んでいた 誰も気付かず過ぎて行く 生きてる虫さえ気付かずに 前しか見ずに足早に 足元歩む虫たちは 今日も必死で歩いてる 命懸けで歩いてる 2022.09.15 赤川由衣
死ぬことはこわくない 失うことに比べたら 2002.05.01 赤川由衣
不思議で不思議でしかたない 子どもの頃にあの方は アメ玉買ってくれました 不思議で不思議でしかたない お誕生日にあの方は 御本を買ってくれました 不思議で不思議でしかたない 優しいお声であの方は 自転車乗せてくれました 不思議で不思議でしかたない 魂お空の星になり 暗闇照らす煌めきに 不思議で不思議でしかたない 温もり感じたあの腕が 今は冷たい石の下 みんなは当たり前と言うけれど 消えてしまうという不思議 いつかは当たり前と言うけれど たしかに在ったという不思議
私が無邪気でいればいるほど あなたは疲れていって 私が大人ぶれば大人ぶるほど 私は壊れていく 2002.05.12 赤川由衣
偉大なる母よ 魂の故郷よ 淀みを払う詩唄いたちよ 海の煌めきに憩うように 風の囁きに憩うように 空の温もりに憩うように 言祝ぎを与え給え 闇を彷徨う孤独星を 導き給え鎮魂歌 2022.08.06 赤川由衣
一筋尽きる魂の 叫び嘆き哀しみを 一瞬光り包み込み 知れず消えゆく夜明け前 2022.08.06 赤川由衣
見よ 道端に咲く草花の輝きを 感じよ 草花に注がれる魂の詩を 受け入れよ 草花を支える母の愛を 浴びよ 草花が叫ぶ歓喜の声を 心の眼を開け 心の耳を澄ませ 心の扉を解き放て こんなにも こんなにも 大地は揺れている 生命の光で満ちている 2022.08.06 赤川由衣
どこまでも 染み入る光 朝焼けの 夕焼け名残る 優しい緋色 2022.07.06 赤川由衣
この場所は いつか来たことがある ああそうだ あの人ときた場所だ 消したはずの思い出は 心のどこかにしまわれているだけ 事実は残酷 心は悲しく優しくすべてを包んで 広くて深い私が「私」でいるための 私を支える 事実のごみ箱 2002.05.12 赤川由衣
キライじゃないのに なぜダメなんだろう 心は宇宙 スキになった人にだけ ちがった波動を感じるのは なぜ? フシギなこといっぱい 心の海はフシギの波のカタマリ 2002.08.01 赤川由衣
私が欲しいものは 実は限りなく簡単に手に入る きっと誰もが望んでは 容易に手に入れることのできるもの 手の中に入っては 指からスルリと逃げていく そんなはかない 一瞬の永遠 2002.05.12 赤川由衣