「人は必ず死ぬ、でも...」
my note vol 982
この記事を読んでみました。
手塚治虫先生は漫画『ブッダ』の中でこう解きます。
死を哲学者達はどう解いたか?
マルテン・ハイデガー(死の哲学者と称されたドイツの哲学者)
「人間が必ず死ぬ運命にあることを捉え、ならば懸命に生きるべきだ」
労働を深堀りすると見えてくる人間が生きる理由
G・W・F・ヘーゲル(近代ドイツの哲学者)
「人は誇りのために働く存在である」
エリック・ファッファー(アメリカの哲学者)
「自由、閑暇、運動、収入のバランスが取れていることだ」が理想だと解きます。
ハンナ・アーレント(ドイツ出身のユダヤ系哲学者で現代の公共哲学の祖とも称される人物)は、
著書『人間の条件』の中で、人間の営みを次の3つに分類しています。
・労働(レイバー)
・仕事(ワーク)
・活動(アクション)
多様な価値観があふれる現代だからこそ アリストテレスの正義が重みを持つ。
アリストテレス(古代ギリシアの哲学者)は、
「正義には罪と罰の均等のような矯正的正義と、能力や功績によって財貨を受け取る配分的正義の2種類がある」と言います。
ジョン・ロールズ(アメリカの政治哲学者)は、著作『正義論』で彼は、正義の二原理と呼ばれる理論を掲げます。
まず、第一原理である平等な自由の原理によって、各人に平等に自由を分配すべきだと言います。もっとも、ここで言う自由とは、言論の自由や思想の自由、身体の自由といった基本的な自由に限られます。
次に第二原理ですが、こちらは2つに分かれています。社会的・経済的不平等について、ある地位や職業に就くための機会の均等が保障されている場合にのみ認められるとする機会の公平な均等原理、それでも残る格差や不平等を調整する格差原理の2つです。格差の調整は、最も恵まれない人が最大の便益を得るような形でなされる場合に限られると言います。
マイケル・サンデル(アメリカの政治哲学者)は、共通善という概念を掲げ、共同体における共通の価値を模索しようとしています。そうした立場から、アメリカにおける市場競争の正義や能力主義制度の正義を問う著作を発表し、時代の風潮に鋭い問題提起を行っているのです。
そして、この記事の著者は最後に
" 正義はあらかじめ決めることもできなければ、固定することもできません。正義は、生成し続けなければならないのです"
と解きます。
さて、死と労働と正義
この様な事は避けては通れない事柄では有りますが、世知辛い世の中では目を逸らしがちです。
良くも悪くも「お金」中心の考え方が中心になっている気がします。増税や価格高騰の時代なので仕方がないとは思いますが…
でも、少しだけでも時間を作り、
哲学者達の声に耳を傾け考えてみるのも良いのではないかと思いました。
「お金」だけではない自分にとっての価値観が生まれても損はしないのではないかな!?
ではまた👋
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