omochi

死ぬまでモラトリアム。思考の捌け口。

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最近の記事

マッチングアプリ 女25歳の感想

マッチングアプリを1週間ちょっと、本気出してやってみて自分で気づいたこと。 女性側の意見はあまりないと思うので、書き留めておく。 ①まず最初に目に入る情報で、あるなしの判断は体感0.1秒で決めている。 女性の場合「いいね」は男性に比べてかなり多く来ているはずです。その中で、申し訳ないけど100%ナシの人に対して、あるなしを判断する時間を割くことは非効率極まりないのです。 ・プロフィール写真が設定されていない(自分の顔以外、もしくは写っていない)人は論外です。設定しましょう

    • 生と死の曖昧さに

      現実世界の時間と空間はどこまでも続いてて、境界線がない。 時は、空気は、不可逆で同じものは二度とない。 現実世界において、生死の境界は一体いつ生まれるのだろう。 昨日まで存在しなかった死というものが、いや、存在こそあるものの認識していなかった死が、浮かび上がるとき。 ついさっきまで生きていたものが死ぬ、ということ。 死をふと身近に感じたとき、 連続した時間の中にふいに現れる死がどれほど怖いものか。 体温、呼吸、目の光、生のすべてがどんどん失われていく姿を、 その瞬

      • 出会えてよかった、って言いたい夜

        付き合っているのに、片思いをしているみたい。 この人の好きなところはどこなのか、ちゃんと言える人と初めて会えました。 それなのに、この恋には終わりが決まっている。 すでに終わりは始まっているのかもしれない。 好きってたくさん言いたいです。 会って、体温を感じたい。 恋愛ソングの歌詞に、こんなに好きになるなら出会わなければよかった、なんて言葉がよくあるけど、 好きの感情の周りには、嫉妬とか淋しさとか、そういった負の感情で覆いかぶさっているようなそんな気がする。 そう考える

        • 半径400kmの孤独

          人生は色々あってこそ人生。 spontaneousという英単語を習ったとき、なかなかその意味を覚えられなかった。長いし。 英語はどちらかというと苦手。 ただ、印象に残りやすかったからか、むしろ今でも意味を覚えている少ない英単語のうちの一つになっている。 人生にはspontaneousな出来事であふれているからこそ、人生。 今の私は、人生を歩んでいない。 誰か、赤の他人が、今の私の生活と同じように過ごしたら、 多分発狂するぐらい、つまらないし楽しくない。 つまらないなら何

        マッチングアプリ 女25歳の感想

          さんぽみちの青

          完璧を求めてしまう。 二つ折りの紙は、端と端が1ミリでもずれていると気持ち悪い。 片方なくした靴下は、もう用はない。 誰からも好かれる人なんていないのに、誰かから嫌われるのが怖い。 そのくせ、誤字脱字はするし、間違えるし、そのたびに完璧でない自分に嫌気がさす。 完璧な人間なんて、この世のどこにも存在しないなんてことは分かっているのに、 一つ傷を見つけるとずっとそこに執着してしまうのは、腐ったプライドがあるからなのだろうか、それとも他にも傷がたくさんあることに気付きたく

          さんぽみちの青

          ’たりない’自分語り。(明日のたりないふたり、感想)

          明日のたりないふたり、観ました。 ’解散’の文字に釣られ、これは歴史的瞬間になるかも知れないとミーハー心で視聴させていただきましたが、結果として私の人生の道標になったような、そんなライブでした。 私がたりないふたりを知ったのは、たりないふたり2020春夏秋冬です。終盤も終盤です。 2020年というのはステイホーム続きでなかなか外へ向かうことが少ない年でした。 新しい趣味を見つけようと私は深夜ラジオを漁るように聴き、そしてどっぷりハマりました。 その中で「たりないふたり」の

          ’たりない’自分語り。(明日のたりないふたり、感想)

          本当は分かり合えたはずのあの子

          人生の中で出会ってきた人の中で、悔いが残ったまま疎遠になってしまった人がいる。 彼女とは大学1年生のときに出会った。 第一印象は、大人しくて常識的な人だと思った。 サブカルが好きで、あまり饒舌な方ではなかったが明るくてほんわかしているようなそんな雰囲気だった。 接していて分かってきたことは、彼女はとても不器用であったということだ。 音楽系のサークルだったので、技術的な器用さがそれなりに求められていたのだが、とにかく彼女は不器用だった。 私はどちらかというとある程度まではす

          本当は分かり合えたはずのあの子

          献血に行ったら、ミイラ取りがミイラになった話

          衝動というものは怖い。 衝動買いで、ときに出費が膨れあがるときがある。 衝動というものは、内から溢れてくる抑えきれない欲求であり、それを無視することは容易いことではない。 衝動、というとモノに対する欲求が目に見えやすい。 しかし、衝動は’行動’に対してももちろん存在する。 あれやりたい!これやりたい! そして、今回私の中に突如浮かび上がってきた衝動というものが『献血』であった。 駅前にはよく献血カーが止まっている。 私は今日に至るまでこの献血カーを目に留めたこともな

          献血に行ったら、ミイラ取りがミイラになった話

          日向坂46シングルヒット祈願から見える、今後のあり方について

          過去一、過酷を極めたヒット祈願「チア」日向坂46含め坂道グループでは、シングルやアルバムが発売されると各々の冠番組で「ヒット祈願」という企画が行われる。 過去日向坂のヒット祈願では、バンジージャンプやマラソン、ドラゴンボートなど、様々な企画が行われた。 そのどれもが体力的、精神的になかなかハードな企画であり、それでも果敢に取り組む彼女たちの姿をみて、ファンは涙を流し感動をもらう、というお決まりの流れがある。 そして今回の5thシングル「君しか勝たん」では、’チア’がその企画

          日向坂46シングルヒット祈願から見える、今後のあり方について

          助けて欲しいから泣いているワケじゃない。それなのに、母は「泣くな。」という。

          23歳の大人がいつまでもめそめそと泣いているのはみっともない。 泣いてどうにかなると思うな。 泣き虫の私に浴びせられたこの「泣くな」という呪いの言葉について。 ―――――――――――――――――――― 昔から泣き虫だったと思う。 水泳で、どうしてもタイムがぎりぎり追いつかなくて、泣いたり 数学のテストで27点を取って、泣いたり 部活でコーチから理不尽に怒られて、泣いたり 泣いた後はたいていまぶたが腫れて、おてもやんみたいになるので、あまり泣きたくはない。 それなのに、

          助けて欲しいから泣いているワケじゃない。それなのに、母は「泣くな。」という。

          神と人間の欲望と

          私には霊感がない。 何か悪いことがあると何かに取り憑かれているんじゃないか、と言う人もいるが、例えそうだとしても私には気づきようがないことぐらい分かっている。 それに、何もかも悪いことはその「悪霊」とやらに押しつけているのではないかとさえ思う。 それほど、霊的なものは信じていない なんていうか、積極的に信じていない(オカルトは人間の脳が生み出した幻想に過ぎない!とか非科学的なものはあり得ない!とかではなく)のではなく、もはや感じ取ることができないので信じるも何もないという感覚

          神と人間の欲望と

          「考えすぎるな」という考えについて

          「考えすぎ」 「もっとレスポンスを早く」 考えすぎるという性格は、長年感じてきた生きづらさであったり、周りへの劣等感とかそういったものを含めた自己否定感、自分への不甲斐なさとか、目に見えない巨大な塊へのアンサーなのだと思う。ようやく、自分が「考えすぎる」性格なのだと自覚したのだ。 昔から、私はよく内と対話してきてたと思う。それも無意識に。 これはどういう意図でこの発言をしているのだろうか、これらが行き着く先の目的はなんなのだろうか? そういった、外的な刺激をなるべく外へ漏

          「考えすぎるな」という考えについて

          騙りあいましょう

          自分を偽るのはもう辞めたい。 私は今、一般的な就職活動をしている。本当ならば就職活動には決まった型というものがないはずなのに、みんなマリオネットみたいに同じ行動をして同じ言葉をしゃべる。はっきり言って気味が悪い。 就活の異質さは随所に表れていると思う。それについて感じたことはまた別の機会に綴ろうと思う。 さて、就職活動をしている中で、自分を見つめ直す機会はやはり多い。むしろ自分を知っておかないと就職活動のスタートラインにも立てない。 自分はこれまでどんなことをやってきて、

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          こだわる。

          人生について考える機会が何かと多い。 あなたにとって人生とはどういったものだろうか? 大学に進学し、就職し、会社で出会った恋人と結婚し、家庭を作り、やがて老いぼれ、死んでいく。 ある意味画一化された人生では、どんなことが「生きがい」として存在し、「個性」として息吹くのだろうか。 私には生きがいが感じられない。何が楽しくてこの場にいるのか分からないし、死ぬのが怖いから息をしているだけなのだろうと思う。 私にとって、人生とはただの消耗だ。 勝手に流れていく時間をぼーっ

          こだわる。

          便利と脅威は紙一重

          「ステレオタイプ」は何かと嫌われがちな概念だ。 ---------- ステレオタイプ【stereotype】 1 印刷で用いる鉛版。ステロタイプ。 2 行動や考え方が、固定的・画一的であり、新鮮味のないこと。紋切り型。ステロタイプ。「ステレオタイプの批評家」 (https://www.weblio.jp/content/%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%97) ---------

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          学生と企業、ねじれの位置

          ラジオを聞きながらなんとなく文章を書いています。 _______________________________________________________ 就職活動でたびたび耳にする、「学生時代に力を入れて取り組んだこと」”ガクチカ”について。 大学を卒業して就職をする人がこのガクチカというものを書くとき、大抵は大学時代に取り組んだサークル活動や学業のことについてつらつらと語ることが多いのだろう。 大学で所属していたテニス部では部長を務めていました。 1年間ロ

          学生と企業、ねじれの位置