半径400kmの孤独

人生は色々あってこそ人生。
spontaneousという英単語を習ったとき、なかなかその意味を覚えられなかった。長いし。
英語はどちらかというと苦手。
ただ、印象に残りやすかったからか、むしろ今でも意味を覚えている少ない英単語のうちの一つになっている。

人生にはspontaneousな出来事であふれているからこそ、人生。

今の私は、人生を歩んでいない。
誰か、赤の他人が、今の私の生活と同じように過ごしたら、
多分発狂するぐらい、つまらないし楽しくない。

つまらないなら何か新しいことを始めればいいじゃん、ってなるんだけど。

いや、自分なりに、ネガティブに引っ張られないように、色々行動はしてるんだけどね。
一人で出かけて、一人で知らない街のカフェにふいに入ってみたり、
夜の街で一人、飲みに出かけたり。ふらっと入ったバーで、知らない人と会話してみたり。

でも、この街で出会った人やモノとは深く繋がれない気がして。

素直になれていないだけなんです。
素直になれなくて、勝手に心の満たされなさを演出して、
勝手に孤独になって。

心が乾いて、可哀そうで。
ただ、空っぽなんじゃなくて、カッピカピに乾いて、何も滲みなくて。

人生は、何かが自然と起きていて、
それは、全員に平等に存在しているはずなんだけど、
たぶん、それを受容する側の余裕とか、許容量とかに結構左右されてて、

たぶん、今わたしはそれを受け入れるだけのエネルギーがないだけなんだよな、って思う。

だって、けっこうspontaneousな出来事、起きてるし、起こしてるし。

無償の愛を体いっぱい、浴びたいお年頃。

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