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詩20230626-

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詩 20230626-
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2024年3月の記事一覧

詩:星々がぶつかること

詩:星々がぶつかること

星々がぶつかりあって
飛び散る
その時に生まれる力は
恐るべきほどのもの

人はいつか星を操ることができるのか
人はその力をコントロールできるのか

私は星を操るのは魔法を操るようなものだと思う

人は恐るべき魔力に逆らえるのか

詩:青空に

詩:青空に

青空に

ぽっかりと白い雲

あの雲はどこへ流れるんだろう

青空に

もくもくと黒い雲

あの雲はいつ崩れるんだろう

青空に

白い月

あの月はいつのまにか消えていて

詩:悪魔の手先

詩:悪魔の手先

すべての人間は悪魔の手先である。

だからこそよりよく生きようと試みなければならない。

詩:坂本龍一さんに捧ぐ

詩:坂本龍一さんに捧ぐ

今日はあなたの一周忌

かつてあなたが込めた想いを

私はまた静かに聴く

あなたの好きだった雨

雨の音があなたの音楽を奏でるように

美しく

儚く

散りゆく音符

あなたの苦痛はどんなものだっただろう

あなたの恐怖はどんなものだっただろう

私にはまだわからない

私はあなたの遺した音楽を聴く

散りゆく花を愛でるように

あなたはなぜ死んでしまったの

あなたの音楽をもっと聴かせてほし

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詩:人にやさしくありたい

詩:人にやさしくありたい

人にやさしくありたい
人はもろいから
スープのように

人を気遣いたい
人は怒りやすいから
マグマのように

人を助けたい
人はかなしいから
雨のように

長詩:時

長詩:時

時が立っていく
時は立って
私たちはそれを愛でて
私たちはそれに殺される
立っていく時は
愛おしく
残酷に
伸びていく
時がまわるものとは
人間が勝手に決めたことである
時は本当はまわっていない

* *

時が経つ
という言葉がある
そう
時は経っていくものである
過ぎていくだけ
しかし
私たちは時が立って伸びていくのを見ることができる
しかし
私たちは誰もが時が完全に倒れるのを見れることは決し

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詩:本を読む

詩:本を読む

本を読む
人のことを知る
物のことを知る
世界のことを知る
なんでも知れる
だから
本を読む

詩:地に種を

詩:地に種を

地を歩く
種を蒔く
蒔き続ける
風が強く吹いていても
耐えがたき寒さに耐え
耐えがたき暑さに耐え
種を蒔き続ける

大地に
草木が芽吹くとき
花が一輪咲くとき
心にあたたかなものを感じる

詩:がんばりたくない

詩:がんばりたくない

がんばりたくない
そう思うのはいけませんか

がんばりすぎても
どうにもならない

がんばりたくない
だめ?

がんばりすぎても
しあわせが手に入るかなんてわからない

がんばりたくない
肩に力が入るよ

がんばりすぎても
死んじゃうだけだよ

がんばりたくない
自分が生きるために

詩:愛の成り立ち

詩:愛の成り立ち

手をつなぐ
言葉を交わす
抱きしめる
口づけをする

それができなくても

愛というものは成り立つ

詩:3つのメモ

詩:3つのメモ

違和感を信用すること

常識を疑うこと

直感に従うこと

どれも大切にしたいこと。

詩:だらだら

詩:だらだら

一日をだらだら過ごしている
ほんとうは
コンビニ行ったり
図書館で本をたくさん読んだり
仕事を進めたかったのに
だけどできないのは
君がそばで眠ってしまったから