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窮屈な日の中に朗らかな瞬間を垣間見て
オンライン会議が当たり前になって、人との交流が簡略化出来た一方で、人との距離感を縮めることは難しくなった。
温度感が伝わるようで伝わらなくて、なんだかもどかしくて。
本当はもっと他愛のない会話もしたいし、
本当はもっと気軽に話しかけたい。
決められた時間の中でしか過ごすことのできない日々に、だんだんと窮屈さと嫌気がさしてくる。
今まであった移動時間が無くなったことは効率的な反面、ちょっと
自分にとっての居心地の良さを大切にする
最後の更新からこんなにも時間が経っていた。一日、一週間、一か月、一年……本当に時間が過ぎるのはあっという間。
未曾有のこの状況に遭遇して、もうすぐ一年近くが経つことになる。たくさんの人の心を揺さぶっているこの出来事が、いつの日か「経験出来て良かった」と思える日がくるのだろうか。
私の生活も一変。お客様に会いにいくことが当たり前だった仕事内容は、今では「オンライン」での面会が当たり前になり、どこ
だから今日もメイクする
「ほかの誰でもない私に、自信を持たせてあげたい」
その気持ちから、私は今日も、メイクする。
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コンプレックスの塊である私は、中学生のころからファッションやメイクに興味を持った。
ド田舎の居酒屋の娘。だからそんなに裕福な家庭でもなく、ファッション誌も友達が持っているものをシェアしてもらい、ボロボロになるまで読み込んでいた。
そもそも、私のコンプレックスはそういった「居酒屋の娘」という点もあ