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〝めんどくさい〟が、おもしろい。
ずいぶんと前の話になるが、巷で話題の?、気なるカフェに行ってきた。その名も「めんどくさいカフェ」。なにがめんどくさいかというと、自分が飲むコーヒーのために、焙煎からドリップまで、すべてを自分自身で行わなければならないことだ。「ブレンド!」と注文してスポーツ新聞を読んでいればコーヒーが出てくる喫茶店とは違うのだ。しかも無料ではない。
その日は、運動を控えろと繰り返し自治体からプッシュ通知がくる猛暑日
やっと、つながるカレー
これまでなんとなく視野に入っていた「カレーキャラバン」プロジェクト。
慶応SFCの加藤文俊先生が行っている活動だ。
街に出かけていき、そこで食材を手に入れカレーをつくる。
提供は無償。先生はそこで生まれるアクシデンタルな出合いやコミュニケーションに価値を置いている。その「カレーキャラバン」、よくよく見ると、加藤先生のソロ活動では「カリーキャラバン」となっている。「カレーキャラバン」は無期休業で、「
映像エスノグラフィーが捉えるもの
久しぶりに映像エスノグラファーである大橋香奈さんと、大橋さんと同じ慶應義塾大学政策・メディア研究科で学んだジョイス・ラムさんの映像を見に、藤沢アートスペースまで出かけた。大橋さんは、私が何度か書いている〝Home in Tokyo〟のナビゲータを務めた、いわば私の先生のような立場の人だ。ジョイスさんとも〝Home in Tokyo〟で出合っている。
今回は、ジョイスさんの展示がメインで、その特別
まさかの、3331 Arts Chiyoda閉館
「地域に開かれたアートセンター」を標榜していた3331 Arts Chiyodaが閉館するという。思いもよらぬアナウンスに接して、本当に驚いた。千代田区との契約が満了となるためだというが、なぜ更新されなかったのかはわからない。とにかく3331のこれまでを振り返る最後の大型特別企画展「3331によって、アートは『 』に変化した」が開催されていて、私がそのことに気づいたのは、最終日の二日前だった
もっとみるぐるりと見渡せば、そこは言葉に溢れている。
【慶應義塾大学 加藤文俊研究室 フィールドワーク展 XVIII ぐるりと】
昨年は、オンライン開催だったが、リアルな場に返ってきた「フィールドワーク展」を、横浜・みなとみらいの造船ドック跡地にあるシェアスペースBUKATSUDOで見てきた。
オンライン開催も数えれば、これで三年連続見たことになる。今回のテーマは「ぐるりと」だ。
加藤文俊先生の言葉を引用する。
私自身、ドキュメンタリー映像を
「どちらでもない」は、「なにものでもない」わけではない。
【Multicultural Film Making presents
映画「ニュー・トーキョー・ツアー」1DAY 上映会】
東京プロジェクトスタディで、いっしょに映像エスノグラフィーを学んだ
鄭禹晨(テイ・ウシン)さんが、いつの間にか、TARLの運営側に回って
「アセンブル1|Multicultural Film Making ルーツが異なる他者と映画をつくる」で、監督を務めていた。
その
「二つの心臓の大きな川」
【片岡純也+岩竹理恵 個展関連イベント
「クロストーク:鷲田めるろ×片岡純也+岩竹理恵」】
3331 ART FAIR 2018でレコメンドアーティストに選出された
片岡純也さんと岩竹理恵さんのご夫婦ユニットの個展
「二つの心臓の大きな川」のオープン記念トークイベントに行ってきた。
一見、二人展のようだが、二人は「片岡純也+岩竹理恵」という
1ユニットだとして個展扱いである。
そこには少々おも
回って回って回るICONたち。
【ICON展】@MASATAKA CONTEMPORARY
東麻奈美さんの作品
2013年に女子美術大学大学院絵画研究所領域修士課程を修了した
東麻奈美さんの回転する美少女フィギュアの油彩画。
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美少女フィギュアたちは、カンバスの中で回転し続けている。
それは、永遠性(ループ)・次元・時間の流れを表しているという。
物理的回転や基礎的な概念としての数学的回転、
そして輪廻転生といった宗教的な意