BCGが読む経営の論点2024①:2024年に注目すべき4つの大きな潮目の変化(+同シリーズ"2023年版"の振り返り)
読書ノート(151日目)
さて、本日からはこの本を
紹介していきます。
もはや毎年恒例とも言える
「BCGの経営の論点」シリーズ
ちょうど1年前は2023年版を読み、
読書ノートにまとめていました。
2023年版の内容を振り返ると…
といった、10の変化トレンドが
紹介されており、
本の全体に共通する考え方としては、
・部分最適から、より全体最適に
・コスト目線から、より投資目線に
・質の高いコンテンツの企画・制作力は
今後も一層の競争優位になりえる
・未来は予測できなくても、
不確実性に対応するためには
シナリオプランニングの手法が有効
とのメッセージが特徴的だと感じました。
これはあくまで個人的な考えですが、
コスト目線と考えるか
投資目線と考えられるかの違いは、
結果が"変わらないもの"と考えているか、
結果は"変えられるもの"だと考えているか。
の違いかなと思っています。
結果が"変わらないもの"と思えば、
それに掛かる費用はできるだけ
節約をしたいとの発想に至り
コスト目線になりやすく、
結果は"変えられるもの"だと思えば、
それに見合った費用をかけて投資をしよう!
と、ROIを気にし始めるのかなと。
「攻めの人事」や「攻めの物流」などの言葉も
コストセンターではなく、競争優位を生み出す
ための投資すべき対象として考えよう!
という発想の転換の一例なのかなと感じています。
…と、2023年版の振り返り(前置き)が
長くなってしまいましたが、
肝心の2024年版の目次は以下の通りです。
次回の読書ノートより、
これらを1章ずつ紹介する予定です。
今日は序章の内容を
簡単にですが紹介します。
2023年版と同様、
未来の予測はもはや不可能だが、
変化を「察知」をすることはできる。
ということで共通したメッセージです。
2023年版では具体的な対応策として、
シナリオプランニングの手法の紹介も
ありました。
シナリオプランニングは、
シェルの実践方法が有名で、
書籍化されたものを昨年読んで
noteにまとめてみましたので
もしご興味ありましたらどうぞ…mm
ということで、
今日からは本業の統計学から離れ、
ビジネス視点を磨くためにも
2024年の予測をテーマに
読書をしていきます!
それではまたー!😉✨