えすてぃ
休憩時間中… 和:ねーえ? ○○:? 和:今夜…何か食べたいもの、ある? ○○:えっ…? これはおそらく、夕飯のリクエストを求める和。 和:今日も残業で帰るの遅くなるんでしょ? ○○:まぁ…たぶんなぁ。 和:…○○の好きなもの作って待ってる♡ ○○:えっ…! ついつい、嬉しさが滲み出てしまう○○。 ○○:なんだろな…肉? 和:ざっくりしてんなぁ。笑 そう言って笑いつつ 和:まぁいいや。楽しみにしてて♪ ○○:うん…ありがとう。 ○○:…あ、だか
バイトからの帰り道は、今シーズン一番の冷え込み。 蓮加:やっば、完全に服装間違えた。 と、寒そうな蓮加。 ○○:大丈夫ですか? 蓮加:まぁ…凍えながら帰るしかないっしょ。笑 すると ○○:…よかったら、これ着ます? 着ていた上着を脱ぐ○○。 蓮加:え!?いいよ、あんたが寒いでしょ。 ○○:俺んち目と鼻の先だから、最悪全裸でも帰れますよ。笑 蓮加:あはは、捕まれ。笑 けらけらと笑いつつも、寒そうな蓮加に ○○:れんたんが風邪引くのも嫌なんで、遠慮しないで
乃木坂高校、本日は放課後に部活動の代表者会議。 ○○:あ〜…練習出たいな。 彩:だめだよ?キャプテンなんだからこういうのもちゃんとやんないと。 ○○:…わかってるって。 野球部からは、○○と彩が出席。 すると 友達女:あっ、池田も出るんだぁ♡ 吹奏楽部の代表として出席の、友達女ちゃん。 ○○:そうだよ。(友達女)も? 友達女:うん。大変だよねぇ…放課後にさぁ。 ○○:ほんとなぁ。 話をしながら、彩とは反対側の○○の隣に座ろうとすると 彩:…そこサッカー
本日の仕事開始直後 ○○:…なぁ。 和:? ○○:昨日の言葉忘れてなかったら…ちょっとお願いしたいことがあるんだけど。 和:えっ…? ○○:この、(取引先)さんとの打ち合わせなんだけど… 和にお願いしたい仕事の説明をして ○○:どう?いけそうか? 和:任せて、頑張る。 ○○:おっ、頼もしいな。じゃあ、よろしくな。 和の肩をポンと叩き、自らは別の仕事へ…すると ○○:…あっ、その資料絶対忘れんなよ。それがないとどうにもなんないからな。 和:うん、わかった
昼休憩 友達女:見て〜、このたまご焼き私が作ったんだよ♡上手でしょ? ○○:えー、すごいな。 友達女:ふふ、よかったら食べて♡ たまご焼きを○○のお弁当に乗っける友達女ちゃん。 …を、遠巻きに眺める面々。 □□:あれはどういうことなん?笑 △△:なんか最近(友達女)にめちゃロックオンされてるっぽい。 ✕✕:くぅ…モテるからな○○…。 ふたりきりで一緒に弁当を食べてる○○と友達女に若干の違和感を覚える3人と 彩:…。 一緒になって眺めてる彩。 △△:…い
今日は珍しくいつもの席に○○の姿。しかし ○○:…よし。 荷物をまとめ、すぐに出ていく○○。 和:もう出るんですか? ○○:うん。今日行かなきゃいけないとこが山ほどあるから。 今日はプロジェクト関連ではなく、いつもの仕事。 和:…。 忙しなく出ていく○○を、見送る和。 その後 和:…あの! 部長席に向かう和。 部長:は、はい…!どうされましたか、井上さん…! 和:○○さんの仕事、少し私にやらせていただけませんか? 部長:えっ…? 和:プロジェクトも
“素っ気なくされたくなかったら…明日デートに誘いやがれ。” そう言われて迎えた…翌日。 和:はあ〜あ! ○○:ごめんって…。 二日酔いでグロッキーな○○に、わざとらしくため息をつく和。 和:…大丈夫なの? ○○:んー…。 ベッドにぶっ倒れてる○○ 和:ったくもう…。 それでも、とりあえず家には来てくれた優しい彼女。 和:朝ごはん食べたの? ○○:いや…。 和:何か食べれそう? ○○:んー…。 和:…とりあえず寝てて。 ○○のことはほっといて、キッ
仕事の合間に少し時間ができたので、この間のカフェに行ってみた。 あの店員さんが居るかはわからないし、そもそも居たとしても覚えられてもない気もするけど…自然と足が動いていた。 カランコロンカラン しかし、そんな心配は…杞憂に終わる。 店員:いらっしゃいま…あっ! 覚えててくれたみたいなので、ぺこっと会釈をする。 店員:この間の…XLのお兄さんですよね? ○○:まぁ…頼んだのはMですけどね。笑 店員:あっ、じゃあMのお兄さんだ! ○○:(それは意味合いが変
金曜日、本日も○○は不在。 和:…。 不貞腐れたネコみたいな顔で午前中の仕事を終え、昼休憩。 和:きつねうどんくーださいっ。 おばちゃん:はいよー。 すると ○○:よぉ。 後ろから○○登場。 ○○:おばちゃん、カツカレーひとつ。 おばちゃん:はいよー。 和:うわぁ…いつもと違う仕事してたら食べるものまで変わっちゃうんだ。 ○○:はぁ?笑 和:きつねうどん食べなよ。 ○○:もう3日連続食ってるからそろそろ変えたい。 なんて、どうでもいい会話をしている
大学を卒業し、新社会人となって仕事をし始めてから、約半年。 新入社員として先輩たちから可愛がられ、チヤホヤされていたビギナーズラックはとうの昔に終わり、今は職場の一員として多忙な日々を過ごしている。 ○○:(はぁ、疲れたな…。) 最近は、1人で会社の取引先へ伺う機会が増えてきた○○。 頭に入れておかないといけないことが多すぎてこんがらがってしまうが、一件終わるとまた次の一件と、時間は待ってはくれない。 ○○:(えっと、次は…。) 資料を見て、腕時計を見る。次の取引
11月5日、真佑と咲月が所属する部署に、今日から新入社員が配属されることに。 △△:えっと…今日からこちらでお世話になることになりました、△△△△です…!未熟者ですが、よろしくお願いします! 緊張してるのが丸わかりな挨拶の後、ぱちぱちと拍手の音が鳴り響く。 部長:よし、じゃあみんな仲良くしてやってくれ。この中で歳が1番近いのは…菅原か。悪いがいろいろ教えてやってくれるか。 咲月:はい! ということで、席も咲月の隣に配置され 咲月:菅原咲月です。よろしくね♪ △△
今日は練習試合の予定だったものの、雨天中止。部活自体も休みになり 彩:(急に休みになったからやることなくて退屈だなー。) ぽや〜っと過ごした午前中。午後になると雨も上がりいい天気になったので、気分転換に散歩でも行くことに。 彩:〜♪ お気に入りの音楽を聴きながらルンルンと歩く彩。 彩:(いいお天気♪) キンモクセイの香りが漂い、暑くはなく、ちょっぴり肌寒さも感じる、秋の空気の中 彩:…。 いつだかの夏の試合の後、夜に○○と会った公園の近くに差し掛かる。
カラオケにて、和のボカロメドレー。 和:あー、気持ちいい♪ 好きな曲を歌いまくって気分上々↑↑な和。 和:大丈夫?ついて来れてる?笑 ○○:まぁ曲はあんまわかんないけど、なぎの歌ならいくらでも聴けるよ。笑 和:いやん♡ てれっとしちゃう和。 和:ん!○○も歌って♡ そう言って○○にマイクを押し付けると ○○:なぎのあとに歌うのハードル高いなー。笑 なんて言いつつ、選曲。 ○○:何にしよっかな…。 和:十八番!♡ ○○:…じゃあこれにしよ。 選んだの
仕事終わり、Wデート的な夕ご飯。席は店の外。 ○○:ちょっと寒いですね。笑 先輩男:仕方ないだろ、ここしか空いてなかったんだから。でもこの店めちゃくちゃ美味いから。そこは期待してて。 先輩男さんがそう言うと ○○:…(先輩女)さんの手料理とどっちが美味いですか?笑 ちょっと意地悪な質問をしてみると 先輩男:あー、この店かな。 先輩女:おい!!💢 先輩男:あはは、冗談だって。笑 先輩女:ったく…。 ○○:(やっぱお似合いだなこの2人。) なんて思っていると
時は遡り、9月上旬。 秋の県大会予選、敗者復活2回戦。 試合は8回裏、1-7で乃木高は6点ビハインド。 相手校の攻撃…マウンドには、公式戦初登板の○○の姿が。 ○○:…。 捕手からのサインに頷き、セットポジションから投じた初球は、ストレートが外角に外れ、ボール。 2球目もボール、3球目もボール。 彩:(うぅ…頑張れぇ…。) ベンチから、心配そうに見つめる彩。 そんな彩とは裏腹に ○○:…。 マウンド上の○○は、意外と冷静だった。 ミスを重ねて、心が折れ
月曜日、午前の仕事を終え昼休憩。 ○○:腹減ったなー、何か食いに行く? 和:…。 ちっちゃく首を左右に振る和。 ○○:じゃあ…食堂? 和:…。 ○○:えっ、どうすんだよ。昼飯抜くんか? 和:…作ってきた。愛妻弁当。 ○○:えっ! ちょっと照れくさそうな和と、驚く○○。 ○○:(先輩女)さんに触発されたんだろ…無理しなくていいって言ったのに。 和:…無理なんかしてないもん。私が作りたくて作っただけだから。 ○○:なぎ…。 和:食べてくれる…? ○○: