しののめ

妖怪とか、気が向いたものを徒然なるままに書きます。 Twitter→ @Boy97344771

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最近の記事

熱帯の村なら、森林を切り開いて何もない広場みたいなところをつくって、そこに非常に開放的な高床の木造住居を建てる。森の中を通って冷やされた空気が家の中を通り抜けていく。ひさしが十分に出てて太陽光線が直接、生活空間当たらないようにできている②『「知」のハンター 梅棹忠夫対談集』p33

    • 北のアフリカから西アジアにあるような土壁は涼しい。土壁自体、熱容量が非常に大く、厚さが五十メートルから一メートルほどもあるので、家の外側からなかに熱が伝わるの五時間から八時間かかる。①『「知」のハンター 梅棹忠夫対談集』「世界の民族建築に学ぶ」p33

      • ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その13(ゼニスの城・ペガサスの塔)

        再会。 あらすじ 4つの伝説の装備はとうとう手に入った。一行は夢の世界最後の大穴の封印を解くべく聖なる祠にて魔物に支配されたゼニスの城に足を踏み入れる。 魔物達が主人公達に襲い掛かろうとしたその刹那、デュランの命令により、客人として城の中に通される。魔物達は、敵意を向け、城の住人は魂だけの存在として封じられている。城の人々を解放する為には、デュランとの戦闘は避けられないだろう。 だが、玉座の間で待ち受けるものはデュランだけではない。彼の僕の中には、魔物以外のものも加わ

        • ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その12(グレイス城・少しだけロンガデセオ)

          王様、すぐ死ぬ。 あらすじ 国を想う気持ちは本当だったのだろう。 ダーマ神殿や魔法都市カルベローナ等が滅ぼされたのが王の危機感を煽りた。その焦燥感に学者が大魔王を滅ぼせる「悪魔」の呼び出す方法を王に教えたのが、悪く言えば運の尽きであったのだ。 王は「大魔王を上回る悪魔」を呼び出すことを決断したのだ。 勇者のための鎧などあったばかりに。 一つの王国が世界から消え、城の骸が横たわる井戸底で、滅びの日を繰り返す。 悪夢が明ける日は、いつか訪れるのか。 ・グレイス城

        • 熱帯の村なら、森林を切り開いて何もない広場みたいなところをつくって、そこに非常に開放的な高床の木造住居を建てる。森の中を通って冷やされた空気が家の中を通り抜けていく。ひさしが十分に出てて太陽光線が直接、生活空間当たらないようにできている②『「知」のハンター 梅棹忠夫対談集』p33

        • 北のアフリカから西アジアにあるような土壁は涼しい。土壁自体、熱容量が非常に大く、厚さが五十メートルから一メートルほどもあるので、家の外側からなかに熱が伝わるの五時間から八時間かかる。①『「知」のハンター 梅棹忠夫対談集』「世界の民族建築に学ぶ」p33

        • ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その13(ゼニスの城・ペガサスの塔)

        • ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その12(グレイス城・少しだけロンガデセオ)

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その11(ガンディーノ・不思議な洞窟)

          実はこれまだ続いてたんです(あけましておめでとうございます) ・あらすじ 昔の話と嗤うだろうか。 人々の間に残ったグロテスクなまでに痛々しくも生々しい、埋まらぬ傷を過去の話と呆れるだろうか。 怒りも哀しみも、弄ばれた側は何も終わっていないのに。 ・ガンディーノ ミレーユさんの生家にて。ミレーユさん、馬車で待機してもらおうと、始める前は考えていたのだけど、忘れてた。ごめん。あと、しれっと嘘をつくアモスさんもいる。 ヤのつく職業こと、ギンドロ組の物怖じしないアモスさ

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その11(ガンディーノ・不思議な洞窟)

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする 番外編8(人魚の岩場・フォーン城 再び)

          同じカテゴリーに入れないであげてください。 あらすじ ある一つの国、或いは一つの小さな漁村の物語。悩める男女が長きに渡りに苦悩し、主人公達に助けを求めた事で漸く解決に繋がった。その後の、主人公達の関与から離れた彼らの後日談。 一人は、人魚に助けられた怪我をした漁師。彼は海を越え、命の恩人の、愛しい娘の元へ。 一人は、長い月日鏡の中で過ごした呪われた娘。主人公達に救出された後、無事に想い人と結ばれた。 長らく不運の淵に立っていた登場人物のこれからの物語。 ・人魚の岩

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする 番外編8(人魚の岩場・フォーン城 再び)

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その10(海底神殿・カルベローナ)

          魔法少女の生まれ故郷へ あらすじ ムドー、ジャミラス。 大魔王に認められるほどに強大な力を持った魔王は、夢の世界に干渉を及ぼしている。それは、海底神殿にて海を牛耳るグラコスとて同じだった。 彼を倒したことに封印が解かれ海上より現れたのは魔法都市・カルベローナ。 かつて大魔王によって都市は滅ぼされ、街の住人は魂だけを夢の世界で生きれるように移住された。 肉体を失った彼らにとって、夢こそが真。 そして、記憶を失ったバーバラはカルベローナの生まれであり、カルベローナの

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その10(海底神殿・カルベローナ)

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする 番外編7(海底探索)

          昔のトラウマを添えて (※訳もなく小咄が長い) 古代の船の回りをぐるりと厚い泡が覆っている。海底に潜れる力を持つマーメイドハープは何かの魔法の力が働いているのか、気泡の酸素はなくならず魔物との戦闘での衝撃でも魔法でも割れない。 「割れない」といくら思おうが、海の底にそそり立つ岩石にぶつかれば心臓に悪いし、魔物の活発化のせいで生物の気配なく船の周囲は寒々しく寂しい。冷え冷えとした孤独が心に忍び込むには十分すぎるほど寂しい世界の中を、レック達の船は静かに進んでいた。 「は

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする 番外編7(海底探索)

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その9(ロンガデセオ)

          自由の町ロンガデセオ。居場所を無くした人々の最後の寄る辺。 あらすじ ラミアスの剣は長い年月の末錆びついていた。マウントスノーのザム神官に事情を説明したところ、ある町に腕の立つ鍛治職人の家系が住んでいるらしい。 その町とは、故郷に何らかの理由で居られなくなった人々の住まう町ロンガデセオ。 語りたくない過去を持つ人々が、肩を寄せて暮らしているからだろうか。例え人の秘密を周りで共有していても外部者に漏らすことのない。ある種のルールがこの町には存在していた。 情報を集める

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その9(ロンガデセオ)

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その9(マウントスノー)

          ペスカニの逆パターン。ずっと前に亡くなった筈のザム神官に生きて会えたのは、ゴラン老人のおかげだが…。50年間一人凍りついた村で贖罪をした男の人生は帰ってこないと思うと、良かったとは言えない。 あらすじ 伝説の剣の行方を知るという賢者は50年前に死んだという。 賢者の子孫から伝説の剣の行方が聞けるかも知れない。マウントスノーへ足を運ぶが、村は吹雪が吹き荒び人々も動物も何もかもが凍りついていた。 なぜこんなことになったのか。魔物のせいなのか別の何かのせいなのか、兎に角理由

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その9(マウントスノー)

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする 番外編6(スライム格闘場・カルカド)

          スマホのカメラをちょっといじったので、何枚かバランスが悪くなってしまいました。(そして写真の画像が毎回悪い…) あらすじ 「いっどまじん〜♪いっどまじん〜♪」 「バーバラが変な歌歌ってるんですけど」 「え!?私のせいですか!?」 「あんたが発信源なんだからあんたのせいだろうがこらっ」 「レックさんがアモスさんをキュッとしめてるんですけど…」 「指をさしちゃダメ。目を合わせてもダメよチャモロ。しばらく放っておきましょう」(もう一人の自分と融合した後元気ないと思って

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする 番外編6(スライム格闘場・カルカド)

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その8(ライフコッド・レイドック)

          ようこそ影法師。君と僕。僕たちの理想と現実。 今回は寄り道ではなく本編です。 あらすじ 行方しれずになった父親を探すため、原因不明の眠りについてたままの母を助けるため。ハッサン、ミレーユと元凶であるムドーに挑み負けてしまった。 そうして精神体としてのレイドック王子は、ライフコッドにて目覚め冒険が幕を開け、再び魔王ムドーに挑み勝利をおさめた。 少年の精神は、夢へ現実へ世界を仲間と共に渡り歩く。もう一人の自分を探すために。結果的に世界の異変へ近づいていく。 人魚を助け

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その8(ライフコッド・レイドック)

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする 番外編5(レイドック 下の世界・上の世界)

          「めちゃくちゃ陽気に挨拶するじゃん」 「え?だってレックさんのご実家でしょう。しっかりご挨拶するのが筋なのでは?」 「筋って言ってもな〜…」 自分が国の王子だと言う実感が湧かないのだ。母だ父だと言う人に会っても、昔亡くなってしまったと言う、たった一人の妹との記憶もない。全部欠落しているから、悲しい感情も起きない。レックの初まりはライフコッドだ。 妹。 「俺にとって、ターニアがたった一人の妹だ」なんて、両親と言う人に口が裂けても言えない。あるいは、記憶が戻れば、喪して

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする 番外編5(レイドック 下の世界・上の世界)

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする 番外編4(トルッタ・ゲント)

          「まあ、トルッタだけでなく他の町でも活躍してない場所はちょくちょくあるのですが」 哀愁がこもったため息を吐きアモスは言った。二人一組で昔立ち寄った町へ情報収集にきたが、この調子ならすぐにでも終わりそうだ。そうなればそうなったで食糧到達諸々があるので、暇ではないのだが。 「活躍とか気にするタイプとは知らなかったなあ」 何処かのダンジョンにいくわけでもないため、レックも軽口をかけやすい。アモスは蒼い兜を脱いでいる。金色の癖のある短髪をふわふわとさせ、んー。と、勿体ぶるように

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする 番外編4(トルッタ・ゲント)

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その7(ペスカニ)

          ロブさんと隠れんぼは一発で済みました。有難う昔の自分。 あらすじ 空想上の生物は夢の世界でなくても存在する。幻に近い存在に近くその希少価値があるからこそ、捕らえようとする強欲な人間もまた同じように存在している。 人魚。その肉を食べれば若返りの効果があるとアークボルトを抜けた先で聞き、ペスカニでは人魚が現れる噂を耳にした商人が見世物で金儲けを企てる。人魚は人間を憎しみ恐れてる理由は正当なものだ。しかし、人を助ける人魚も人魚を助けたい人間もまた存在し、双方の関係に確かな情が

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その7(ペスカニ)

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その6(フォーン城)

          ちょくちょくバーバラちゃんもいる。 あらすじ フォーン城には鏡の中に住むカガミ姫がいる。 以前は誰もが見ることのできたその女性にフォーン王は恋をし、見せ物にすることを禁止した。王と家臣は彼女を鏡の中から解放する方法を調べたすえ、姫は何者かの呪いを受け鏡の中に閉じ込められ、その呪いを解くにはある呪文を鏡の前で唱えればいいことを突き止めた。 ところが、誰がその呪文を唱えてもカガミ姫は鏡の中から出てこない。途方に暮れた王は悲嘆にくれ毎日毎日鏡の前で過ごすようになるなか、ラー

          ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする その6(フォーン城)