ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする 番外編4(トルッタ・ゲント)
「まあ、トルッタだけでなく他の町でも活躍してない場所はちょくちょくあるのですが」
哀愁がこもったため息を吐きアモスは言った。二人一組で昔立ち寄った町へ情報収集にきたが、この調子ならすぐにでも終わりそうだ。そうなればそうなったで食糧到達諸々があるので、暇ではないのだが。
「活躍とか気にするタイプとは知らなかったなあ」
何処かのダンジョンにいくわけでもないため、レックも軽口をかけやすい。アモスは蒼い兜を脱いでいる。金色の癖のある短髪をふわふわとさせ、んー。と、勿体ぶるように