ソシャゲに疲れたのでアモスさんとおしゃべりする 番外編5(レイドック 下の世界・上の世界)
「めちゃくちゃ陽気に挨拶するじゃん」
「え?だってレックさんのご実家でしょう。しっかりご挨拶するのが筋なのでは?」
「筋って言ってもな〜…」
自分が国の王子だと言う実感が湧かないのだ。母だ父だと言う人に会っても、昔亡くなってしまったと言う、たった一人の妹との記憶もない。全部欠落しているから、悲しい感情も起きない。レックの初まりはライフコッドだ。
妹。
「俺にとって、ターニアがたった一人の妹だ」なんて、両親と言う人に口が裂けても言えない。あるいは、記憶が戻れば、喪してしまった妹との思い出も蘇るのか。
「あ、猫ちゃんだ〜」
レックの思考はバーバラの喜色の滲んだ声色に途切れた。レックと肩を並べていたアモスも「可愛いですね〜」と言って、猫の頭を撫でる少女の方に行ってしまった。
「自由だな〜」
会話が途切れてホッとして息を吐いた。
レイドック 下の世界
実は照れ臭かったアモスさん。
昔の魔物役が今はモンストラー。子供の頃からフラグが立ってたんですね。
軽口を叩いているせいでもあるだろうが、怖がってるようには聞こえない。
おお…。ほとばしる自虐ジョーク。
レイドック 上の世界
ムドーがシャベルを持ってせっせと落とし穴を掘ってると考えるとちょっと間抜けだな…。
アモスさんにしたらモンストラーに変身するのは、もはやネタの一つでしかないんだろうなあ。メンタル強すぎる。
胸を張って言うことじゃないですね。「えっへん!」が可愛い。
事情は省略するが、本当に中の人が変わっているため(と言っても、本来の形に収まってる)奥さんに内緒で夢の世界でエンジョイしてる王様。どうするもこうするも、何も考えてないんだろうなあ。
説得力0%なお言葉ですよ、アモスさん。
焦ってツンデレみたいな台詞を言うアモスさん。
シェーラ様と仲間達の会話。もちろん王妃様も夢の世界に存在します。王様が若い女の子と遊び呆けているのに内心ブチギレてる母上。(記憶がないとはいえ)両親の修羅場に巻き込まれそうな主人公の気持ちやいかに。
対照的な女性陣二人と誰かわかってないアモスさん。
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