供養とcritique(批判精神)
先日、武蔵野大学の「カンファ・ツリー・ヴィレッジ・プロジェクト」において、ハーバード大学のロースクールからDavid Kennedy教授を招聘し、3日間で15時間に渡る「ブッダ・ダルマと人権」に関する議論を行った。Davidさんからは、欧米の批判精神(critique)の深さを教えてもらったように思うが、そこからふと、「供養」という日本仏教や日本文化特有の行為と、西欧的な思想環境で育まれてきた「critique(クリティーク)」が、並べられる可能性があるのではないかという着想