神宮 みかん
私、神宮みかんの視点から日常を書いています。 読んでみて下さい。 尚、表紙のデザイン等は現在作成中です。
私(神宮みかん)の小説を掲載しています。 画像は作成中です。
2024年7月14日(日)、Tverで『僕らの時代』を視ていると、玄関のベルが鳴った。 兄ちゃんが立っていた。 兄ちゃんと会話を終え、ソファーに座った時、「で?」という発音が聞こえた気がした。 ありきたりの響きだけれども、ありきたりではない響がその「で?」に宿っていた。 そこで、その「で?」を求めて自分が前橋シティFMさんに出演させて頂いている軌跡を残していこうと思う。 どこで発表して以降かな、と考えたが、Noteに決めた。 題名は「で?」を記念して「で? 前橋シティFMはどうなった?」に決めた。 どこから書き出そう、とブラインドタッチが悩む。 悩んだ末に私への課題を書くことに決めた。 〇 記事は300字以上400字以内にすること 〇 毎週書くこと こんな感じでいいだろうか。そうだな、あんまりやると大変だ。 さて、ぼちぼちいこう。 で? 前橋シティFMどうなった?
詩です。 智恵子抄が大好きです。
徒然なるままに自治会の出来事を書いていきます 考えを書き留めておく為の備忘録です
私の作品について 神宮みかん 私のnote掲載作品は文藝です。 主に3つから成り立っています。 一、原稿用紙5枚以内で書いた掌編小説 二、原稿用紙2枚前後で書いたエッセイ 三、詩 各々の作品で目指していることは3つです。 一、掌編小説は読者の心が温かくなる作品 二、エッセイはへえ? こんな視点でものを見ているんだ、面白いと思われる作品 三、詩はこの感受性は凄い、と思ってもらえる作品 作品に関する目標は5つです。 一、一週間に2回投稿 二、イイネを1作品に10回以上 三、大
お帰りなさい 神宮 みかん 私はギアをパーキングブレーキに入れた。 カーナビに表示されている時間を確認すると電車が来るまで八分あった。 いつも、もう少しぎりぎりに来ようと思う。けれども、夫を待つというこの時間を噛みしめることがどうしても止められない。私の一ヶ月はこの数分の為にあるような気さえする。 車を降り見回す景色はどんな天気でさえ私を最高の世界に連れて行ってくれる。そして、その世界が私に何か大事
良い機会なので 神宮みかん 私は日記を書くことを習慣にしています。同時に毎朝散歩をすることも習慣です。 でも、残念なことに散歩について日記を書いたことはありません。 今回、秋の投稿企画の一つに散歩日記というお題がありました。にわかに散歩日記。散歩に関して日記を書く。そんな考え、私は持っていなかったな、と思いました。 そこで、私がどんなことを考え、どのように散歩をしているかを俯瞰的な目線で見ながら歩こうと思い、本お題に挑戦することにしました。
ショルダーハック 神宮 みかん 新潟発の東京行きの新幹線は自由席が八両もありかつ高崎で飛び乗ったにも関わらず座席がないぐらい込んでいた。またか、と思い嫌気がさした。 今日、僕はITパスポートというパソコンに関する情報処理の基礎的な知識を有するかどうかを判断する試験を受けに行く。お恥ずかしいことに前回は不合格だった。 だから、込み具合に不合格にならないかと不安になった。でも、前回は後二問正解すれば合格できた。今回は前回と比べて試験勉強に多くの時間を費やした。よって
歌声喫茶 神宮みかん 鏡をのぞき込む。 この瞬間、なんでこんなにしわが増えちゃったのだろう、としみじみ 歳をとったなと思う。 六十四歳になる私は、良いのか悪いのかわからないがちょっと痴呆の入った八十八歳の 母を介護している。 いわゆる、老々介護の状態だ。 「お母さんご健在でうらやましいわ」 ということを言う他人もいるけれども、決して介護は楽ではない。介護にかかる時間的 かつ金銭的な制約は非常に厳しい。 定年退
秋雨 神宮 みかん 秋雨 降り続く 日本、NY、ロンドン、メルボルン、北京、エルサレム、モスクワ 陽気にどこへでも行く君 君は言った 「太陽はどこからでも見えるんだね。月は綺麗だね」 電話越しに僕は言った 「天気はどう?」 笑い声の中に「晴れ」と混じった 雨音が聞える 秋雨だ 僕は言った 「こっちも晴れ」 吸い込まれる思い 入りまじる 夏であっても 春であっても 秋雨は続く
【掌編小説】ヴィヨンの妻と緑内障 神宮 みかん カーペンターズが歌う。 Rain days, Mondays always get me down. 傘をさしながら駅へ向かう僕はカーペンターズの歌詞を噛み締めながら歩いていた。 「緑内障ですね。毎朝、点眼をしてください」 緑内障という言葉を聞いた時、僕はその病名を詳しく知らなかった。 医師が無味乾燥に緑内障は病状の進行を遅らせる唯一の治療法が点眼ですという短い説明で、私自身が理解できなかった。ただ、傍にいた
旅に欠かせないもの神宮 みかん あなたは一体全体何者なのと思う。思わずにはいられない。どうしてだろう。いつからこんなに気になりだしたのは……。 あなたはわたしの前に突然現れた。当時のわたしは一人で誕生日を過ごしたくないなと思いマッチングアプリで適当な男を探していた。 その適当な男と初めて出会った日、わたしは顔を加工していたが、男の顔は加工されていなかった。即座にわたしの適当な男という認識はあなたに変わった。 あなたは初デートでどこへつれて行ってくれるのだろうと
三千円をポケットに突っ込んで家を出た。 今日、俺は人生をかけた大一番にのぞむ。 この勝負に勝てば、受験勉強に楽しみが生まれ、勝利に近づくことは間違いなしだ。 俺は生まれも育ちも群馬県前橋市にも関わらず群馬が嫌いだ。 群馬にしか住んだことがないのだから嫌いな理由は不明だが、交通が不便な所は本当に納得が行かない。 田舎はどこでも同じなのだろうか? そんなの高校生の俺にはわからないが、親の車に乗り込み、意中の女の子との待ち合わせに送ってもらうところとかどうかし
交通安全に向けての取り組み度合いについて 前橋館林線裏手(クスリのアオキ~ブックオフ)までの道路(以下、本道路と表記)が30キロ制限に指定されました。 しかし、本道路は速度違反な車によって生活道路にも関わらず、令和6(2024)年前橋館林線の迂回路として速度超過の運転が後を絶たない状況です。 そこで、本道路の経緯について今後の自治会の方針を含めて記載しようと思います。 まず、ここ4年間の本道路の動きについて振り返りたいと思います。 【過去の経緯】 1 令
手 その手を思い出す 手 その手が教えてくれた 憂いを抱く私を抱いた手 その人手が憂いが優しさへと変える 憂う手 君の手 温もりを持つ手 掴みたいと思えば思うほど遠くへ行ってしまう手 欲望に満ちた手 愛憎に満ちた手 憂いに満ちた手 君が私を抱く手 私が君を抱く手 優しい手 優しさ 唯一払いのけられるものは憂いなのかもしれない 憂うことを忘れた日 その旅路にて書きました。落ち着いたら随筆にまとめようと思います
平成が終わる日だった。僕は妻と大喧嘩をした。娘二人は妻の見方。手をあげてしまいそうになった為、怒鳴り声とともに自宅を飛び出した。 生憎、雨宿りをしたくなるような天気だった。仕方なく雨宿りをすると陽が射し、歩き出すとまた雨が降った。 そんな天気だったので僕は昭和レトロのアーケード街に逃げ込んだ。 とぼとぼとアーケード街を歩く僕。平成が始まるころに見たアーケード街の活気はもうなかった。まるで結婚したてのころの妻を思いやる気持ちが消えてしまった今日の僕のようだった。 スポ
赤頭巾ちゃん気をつけて 神宮 みかん 今日はライオンさんからヒツジさんにボーリング玉が届けられる約束になっていた。 ヒツジさんは夜には届くだろうと思っていた。でも、まだ届かない。 一体全体どうしてだろう? とヒツジさんは首を傾げた。 既に夕方六時を回っている。ヒツジさんは今一度、メールを確認し、日付、時間を確認した。やはり日付等は間違っていない。 ヒツジさんはカーテンを開けた。大雨である。 郵便配達員であるお馬さんも大雨で足止めなのかも知れない。ま、
君が預かっている本 その本の形 その本の色 もう思い出せない でも、ふと思い出す その本の世界観 その本の手触り 絵にも、映像にもならない手触り 文字、文字、文字 君が預かっている本 僕が預けた本と同じであれ でも、僕は思い出せない その本の形 その本の色 もう思い出せない でも、ふと、 そこにないのにない忘れ物が 世界観、手触りを僕に与える
静かな映画館。 でも、笑いが所々で入りまじる映画。 主人公は夫によってキャラクターを変えていく女。 その主人公を演じる長澤まさみ。そして、過去の夫を演じる豪華役者陣。 映画『スオミの話をしよう』を見て、『嫌われる勇気』に似ているなと思った。 スオミは全ての人から愛されたいと願っている。誰しも同じように、人に好かれたい。愛されたい。 だが、それは不可能である。絶対誰かに嫌わせてしまう。人なのだから仕方がない。 では、どうすればそのやるせない感情に耐えられるのだ
高 速 の イ ン タ ー チ ェ ン ジ を お り た と こ ろ に お ば あ ち ゃ ん の 家 は あ っ た 。 お ば あ ち ゃ ん の 家 は 私 の 自 宅 が あ る 世 田 谷 区 経 堂 と 比 較 す る と 青 々 と し た 畑 、 大 き な 庭 が あ り 信 じ ら れ な い く ら い の ど か な と こ ろ だ っ た 。 私 の 家 族 は お 盆 に は 決 ま っ て 父 の 実 家 が あ る 前 橋 に 帰