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いま話題の”ライフログ”について

いまライフログというのが話題らしい。毎日ジャーナリングという日記もどきを続けている私にとっては「おっ」と目を引くニュースであった。

ニュースを見た感想としては「そうそう。こういうのでいいんだよ」だ。

何も特別なことをやらなくていい。そのときの出来事や考えていることを書くだけで、そういう何気ない毎日が実は特別なものだったと感じる日が来る。人生ってそういうもん、だと思っている。下記、そのニュースである。

■スマホではなく“手書き”にこだわるワケ

手書きの魅力はどこにあるのか?手帳歴30年以上という男性は…
50代男性(会社員): 「その時の“感情”を入れている。この日が嬉しかったとかツラかったとか。そうすると読み返した時に、その日のことが蘇ってくる」

“手書きだからこそ思い出が鮮明によみがえる”という人は他にも。

エステサロンを経営する30代の女性は、ドラマのセリフや、感動した歌詞、その時の気持ちなどを書いているとのこと。

2023年の手帳にあったのは、GRe4N BOYZの『道』の歌詞の一部です。
<正しい道か 誰もわからないけど>
<きっと人生はそんなところ 大事な気持ち見失わず行こう>

30代女性(エステサロン経営): 「ちょうど独立したての大変な時期だったので、ちょっと文字に元気がない」

2023年に独立し開業した女性。不安なことばかりで、その時の思いが、そのまま文字に表れていました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/84baacc01ea01e49a69248505d7d9142d8803986?page=2

いつか読み返して、「ああ、こういうときもあったな」とか「全然覚えてないや」とか、過去の自分の人生を客観的に捉える機会を作る。

形が違うだけで、旅行先でお土産を買ったり、季節限定の物を買ったりする行為と似ている。やっていることは、『思い出づくり』である。

そのときの環境、人間関係、心境などを、思い出すツールとなる。

日常を紙につづるという行為は特別なことじゃない。むしろ極めて日常的で、淡々としていて、地味で、面白みのない行為だ。

だが人生は、その積み重ねである。

同じ24時間をいかに味わうか。色んな料理を食べることに歓びを見出す方法もあれば、自らの味覚を鋭くすることで普通の食事をより深く味わうという方法もある。

せっかく生きているのだから、楽しむ工夫を取り入れていきたいものである。

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