しーさん
毎晩の読み聞かせが一番の癒やしタイム。 子どもたちが好きな絵本の備忘録です。
食べ物の話は止まらない。
子どもたち中心の週末の記録。
忘れたくない、忘れられない、父との思い出。
3歳になった娘が今、大好きなのが、「10かいだてのおひめさまのおしろ」。 先日の誕生日に姪っ子がプレゼントしてくれたもので、お姫さまブームが来ている娘にとって、今一番アツい絵本だ。 もともと姪っ子が気に入っている絵本で、姪っ子の家に泊まりに行ったとき、姉が二人にこの絵本を読んでくれた。 お姫さまに憧れている女の子が、10階建てのお城を1階ずつ上がっていきながら、お姫さまになる準備をする物語。階が上がるごとに、ドレスを選び、靴を選び、髪型を選び… という作りになっ
Netflixで配信中の「あいの里」シーズン2を見ている。 何も考えず、気楽に見られる恋愛リアリティが好きだけど、「あいの里」は中年の恋愛ということで、これまであまり食指が動かなかった。(私も中年なんだけどね…) でも、シーズン2が始まり、友達と同じタイミングで見て感想を言い合おう! ということで、見始めた。 授乳中や、晩御飯を作りながら見るのに、恋愛リアリティってちょうどいいのだ。そして友達と感想を言い合う時間が、恋リアの楽しみの大部分を占めている。 「あ
「歯は大事にせなあかん」というのが、おばあちゃんの口癖だった。 歯が悪かったおばあちゃんは、体調を崩すと歯も痛くなり、そのたびに苦々しい顔をして、「歯は大事にせなあかんでえ」と言っていた。 おばあちゃんが亡くなる直前に生まれた娘は、今年3歳になる。 長年おばあちゃんに言われ続けた、「歯は大事にせなあかん」は、私の体に染み込んでおり、娘が生まれたときから、この子を虫歯にさせるまいと決めていた。大人と食器を分ける、お箸もスプーンも共有しない、口にキスしない。娘の歯は
3歳0か月の娘と、4か月の息子と過ごした週末の記録。 土曜日 娘と息子、そろって5時半起床。7時まで寝てくれる日もあるのに、休みの日に限って早起きなのはなぜだ。昨日から、娘の鼻水がうつったようで、私も鼻水が止まらない。寝不足だし、体もだるい。 せっかくの土曜日なので朝ごはんに米粉のパンケーキを焼いた。夫が目玉焼きを作って、アメリカンな朝食になった。 朝ごはんのあと、夫は仕事へ。私と子どもたちは、娘の髪の毛を切りに行く。 キッズスペースが広い素敵な雰囲気の美容
もう10年近く前のこと。 おばあちゃんの家に遊びに行くと、知人からの頂き物だというカステラを出してくれた。長崎のもので、関西では見たことのないお店だった。 古風な包装紙をはがし、どっしりとした箱を開けると、くっきりと濃い焼き目のついた黄金色のカステラが現れた。もうその風格からして「これ絶対おいしいやつやん!」と、興奮したのを覚えている。その場にいたおばあちゃんと母と私の3人で、厚めに切って食べた。 その時の感動たるや。 今まで食べたどのカステラよりも美味しか
娘が保育園のみんなと七五三のお詣りに行ってきた。 神社へ行ってお詣りしたあと、千歳飴がもらえることを先生から聞いた園児たちは、みんなこの日を待ちわびていたらしい。初めて聞く千歳飴とやらが、とても気になる3歳児たち。 ちとせあめ。どうやら食べるものらしい、とっても甘いらしい。どんな味だろう? お迎えのとき先生に、「〇〇ちゃん、飴は食べたことあります?」と聞かれた。 「まだ食べたことないですね」 「ですよね〜、じゃあ千歳飴が初めてやね」 「きっと喜ぶと思いま
来春から娘が行く幼稚園を決めた。 外せなかったポイントは、こちら。 ・家から近いこと ・給食の園内調理 ・園庭が広いこと ・18時までの預かり保育があること ・預かり時間も外遊びができること 少し距離を広げれば良さそうな園はもっとあったけど、夫も送迎する可能性があることと、近所に友達が欲しいことを考えて、歩いて15分以内にある4つの園に候補を絞って見学に行った。 まず1つ目の園は、しつけを重んじている園だった。見学させてもらったクラスでは、ちょうど朝の
一人目と二人目って全然違う。 赤ちゃん自身の違い、というよりも、親である私の気持ちの持ちようが違う。毎日寝不足なのは同じだけど、なんか楽なのだ。二回目ってだけにこんなにも気持ちに余裕が生まれるのかと驚いている。 一人目でやっていたけど今回はやめたこと、今回も続けたいことをまとめてみた。 やめたこと①ぴよログで育児記録をつけること 娘のときは、1年以上「ぴよログ」というアプリで育児記録をつけていた。何時に起きて、何時に授乳して、何時にウンチして…という記録。加え
スーパーに行くと、モリモリと大きな葉っぱがついた蕪が売っていた。葉っぱ付きの蕪ってお得感があって見つけると買ってしまう。 蕪の葉を細かく切って、塩を振り、ごま油で炒める。しなっとしたら、ちりめんじゃこを加え、しょうゆを少したらし、ゴマをたっぷり入れたら、蕪の葉のふりかけの完成。 薄味に仕上げて、白米に対して1対1ぐらい、多めにふりかけて食べるのがおいしい。 夫に出すと、「これとまったくおんなじのん、実家でよう出てきたわ~」と言う。実はこれ、私の母も、私のおばあち
娘つながりで仲よくなったママ友とモーニングを食べに行った。同じ保育園に通っているものの、送迎の時間が違うため、会うのは1か月ぶり。 この1か月間の日常の報告や、お互いの子どもの様子を話しながら、熱いコーヒーを飲んだ。ああ、コーヒーを熱いまま飲めるってなんて幸せなんだ。家で飲もうと準備したコーヒーは、いつもいつの間にか冷めている。 朝ごはんを食べたあと、お互い買い物があるということで大型ショッピングモールに移動した。だらだらお店を見てまわりながら、とりとめもない話をす
娘3歳0か月、息子4か月と過ごす週末日記。 土曜日 申し込んでいた「0歳からのクラシックコンサート」へ行く日。去年の冬、保育園のクリスマス会で保護者による小さな演奏会があり、私も出演したんだけど、娘がとても楽しんでいたので、せっかくならプロの演奏を聴かせたいと申し込んでいたものだ。 会場は、イス席が少しと、大部分がカーペットが敷かれた床席で、開演まではおもちゃで遊べたりして、ほとんど児童館のような雰囲気だった。でも、先々週のイベントの時もそうだったけど、娘はこうい
りんごが美味しい季節になった。 基本的にフルーツは生で食べるのが一番だけど、りんごに限っては熱が入ったものも好きだ。 ふと思いついて、りんごトーストを作ってみた。 皮のまま薄くいちょう切りにしたりんごをトーストパンに敷き詰める。上からピザ用チーズをたっぷり。トースターで焼いたら、上からハチミツをかけ、砕いた胡桃を散らし、黒胡椒を少し振れば、できあがり! 焼いて甘味が増したりんごは、シャリっとした歯触りも残っている。パンにチーズにハチミツという王道の組み合わせ
3歳の娘は今、「大っきらい」ブームだ。 「〇〇先生なんて大っきらーい」、「〇〇ちゃんなんて大っきらーい」と、明るい調子でみんなを嫌っている。保育園で流行っているのだろうか。その都度、注意はするけど、どこまで響いているのかは分からない。 そしてついに、「お母さんなんか大っきらい」と言われた。そのあと続けて、「ゴミ収集車につれてってもらう」と。だっ、誰が教えたんや、こんなセリフ! あまりの非道な発言に笑いそうになったけど、ここで笑うと喜んで他の誰かにも言いそうなので
生後4か月。息子はアウアウおしゃべりしながら、寝返りの練習に一生懸命だ。やっと自由に動かせるようになった首を使って、まん丸のお顔をくるくると動かしている。かわいい。 さて、私は産後4か月。 娘の出産時に比べ、今回は妊娠期間も出産そのものも、とてもスムーズだった。妊娠中に頑張った自力整体のおかげか、妊娠した季節のせいか、単に2回目だったからなのか、とにかく楽だった。 ↓ 大急ぎで分娩台に上がらなくちゃいけないほど、進みが早かった。 産後も、退院してすぐ家事をし
「私の作る料理の中で何が一番好き?」と、たまに夫に聞いてみる。 この1年ほど、夫の答えは「海苔煮」。 長谷川あかりさんのレシピだ。あまりにも簡単な料理なので、そう言われると複雑な気分になる。 管理栄養士で料理家の長谷川あかりさんのレシピは、どれも素材の味が生きていて、工程はシンプルなのに、味はとても本格的だ。酒、しょうゆ、塩、砂糖、生姜、ニンニク、だし汁などが味の基本で、化学調味料を使わないレシピがほとんどなのも好きなポイント。 中でも一番のお気に入りレシピ
娘と夫が朝ごはんを食べている。私は、食卓に背を向けて息子のオムツを替えていた。 「ねえ、お父さん見て。ちっちゃなパンツ」 夫は娘の言葉がよく分からず、「ん?」と聞き返した。 「ちっちゃなパンツがある」 娘が指をさしている壁を見てみると、ほんとだ、そこにはちっちゃなパンツがあった。 建物から出たばかりの朝日が、カーテンの隙間から差し込み、なぜか台形をひっくり返したような、まさにパンツのような形になって壁を照らしている。金色に輝く小さなパンツ。 「ほんま