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第二子でやめたこと、続けたいこと

 一人目と二人目って全然違う。

 赤ちゃん自身の違い、というよりも、親である私の気持ちの持ちようが違う。毎日寝不足なのは同じだけど、なんか楽なのだ。二回目ってだけでこんなにも気持ちに余裕が生まれるのかと驚いている。

 一人目でやっていたけど今回はやめたこと、今回も続けたいことをまとめてみた。

やめたこと

①ぴよログで育児記録をつけること

 娘のときは、1年以上「ぴよログ」というアプリで育児記録をつけていた。何時に起きて、何時に授乳して、何時にウンチして…という記録。加えて、病院からもらった冊子に、排せつと授乳の記録も書いていた。1か月健診でチェックされると思って真面目につけてたんだけど、誰もチェックしなかったので拍子抜けした。めんどくさいのに1か月も書き続けて、私ってバカな優等生みたいって思ったっけ。

 今回は退院してから育児記録は一切つけていないし、ぴよログもダウンロードすらしていない。

 ぴよログをつけていたときは、今日は寝る時間が遅くなっちゃったな~とか、睡眠時間が短すぎるとか、いちいち気にしてた。ズボラな私は、記録自体が負担だった。今回は、何も記録していないから細かい情報は覚えていないし、ひとつも気にしていない。

②ネントレ

 娘のときは、一人で寝れるようにする、ということがゴールのような気がしていて、なるべく添い乳をせずに寝かせたり、部屋を真っ暗にしたり、決まった時間に寝かしたり、いろいろ気にしていた。結局娘は、1歳7か月で断乳するまで添い乳でしか寝付けず、夜通し寝ることもなかった。自分が楽になるはずのネントレで、自分が疲弊しただけで全く無意味だったので、もう今回はしない。

 今のところ息子も娘と同じく母乳っ子で、あんまり寝ないタイプっぽい。断乳するまで夜通し寝ることはもう諦めて、早く断乳することを目標にしたい。

 今は、絵本を読みながら娘を寝かしつける時間が私の癒し時間にもなっているし、”一人で寝れるようにする”は、もともと私の求めていたゴールじゃなかったのかもな、なんて思っている。

③ベビーモニター

 娘のときは、ベビーモニターで寝顔を確認しながら、夜に用事をしたり、自分のやりたいことをやっていた。一人で寝かしておくのが不安で、モニターに映っている娘の胸がちゃんと上下しているか、何度も確認していた。

 今は基本的に子どもたちと同時に寝るようにしているので、ベビーモニターの出番はない。設置さえしていない。子どもが寝たあとに自分が起きる場合も、たまに寝室をのぞいて確認するだけ。

③お姫様洗い

 娘は、お風呂で顔に水がかかると泣いちゃうので、顔は濡らしたガーゼでぬぐったり、髪の毛を洗う時も洗面器で少しずつお湯をかけたり、お姫様のように洗っていた。

 結果、3歳の今もシャワーで顔に水がかかるのを怖がる子になってしまった。赤ちゃんだった娘に泣かれるのがつらくて、お姫様洗いを続けてきたけど、意思が出てからシャワー拒否されるともうどうしようもなく、赤ちゃんの頃に慣らしておくべきだった…と後悔。

 今回は、気にせずシャワーでじゃんじゃん洗うことにしている。最初は息子も「うええん」と言っていたけど、今ではもう慣れっこ。シャワーで洗えるとお風呂がめっちゃ楽だ。

④まわりと比べること

 娘はとにかく寝ない子だったので、よく寝る子を心底うらやましいと思っていた。こんなに寝なくて、脳が成長しなかったらどうしよう、身長伸びなかったらどうしよう。離乳食も全然食べてくれないし、栄養足りてないよね、大きくならなかったらどうしよう、なんて心配していた。

 でも、児童館や保育園でたくさんの子どもたちと知り合い、結局すべては「子による」ってことなんだと気づいた。その子のペースで、その子のやり方でいい。

 今回は、SNSで同じ月齢の子の情報を見る時間がまるっとなくなった。比べるのは、1か月前のその子とだけ比べていればいい。このことを、幼児期を過ぎても忘れないでいたい。

 他の子と比べはしないけど、ついつい同じ時期の娘と比べちゃうから、それもやめたい。息子は息子だ。

続けたいこと

①ベビーサイン

 娘が1歳になったころ、ベビーサインを教え始めた。ベビーサインは、言葉をしゃべる前に使える赤ちゃんのための手話。「お茶を飲む」「食べる」「もっと」「貸して」などのサインが、とても活躍した。

 例えば風邪をひいて何も食べれないとき、「お茶を飲む」のサインをしてくれると、すぐに水分補給ができたり、元気になって「食べる」のサインをしてくれた時にとても安心したり。

 このベビーサイン、意外と夫が喜んでいた。四六時中一緒にいる私は、言葉がなくても大体、娘の言いたいことが分かったけど、夫の場合はサインで初めて娘の要望に気づくこともあって、言葉を覚えるより前に意思疎通ができたことがうれしかったみたい。

 今回はもう少し早くから息子に教えて、娘にも赤ちゃんとサインで会話する楽しみを味わってほしいなと思う。

②「レター」で毎月カレンダーを作って祖父母へ送ること

 娘が1歳半で保育園に入ったとき、祖父母の家へ遊びに行く機会が減るかもしれないことと、写真を撮ることが減るかもしれないことを考え、使い始めたサービス。

 1か月に1枚、子供の写真を入れたカレンダーを実家、義実家、それから自分用に送っている。裏面には、その月の成長日記を書いておく。始めてから1年半が過ぎ、とてもいい記念になっているし、毎月、「今月のカレンダー届きました(^^)」と義母が感想を送ってくれるのもうれしい。

 写真共有サービス「みてね」は、写真も動画もたくさんアップして、携帯で近況を知ってもらう用。「レター」は、ちょっと記念になりそうな一枚と、裏面のメッセージを一緒に紙ベースで送れるのがいい。我が家では毎月、冷蔵庫に貼っていて、過去のものはアルバムで保管している。

 息子が生まれてからも続けて、1か月に一度ぐらいは姉弟一緒の写真を撮る機会にしたいと思う。

③絵本の配本サービス

 これも、娘が保育園に入るタイミングで始めたサービス。親子で過ごす時間が急に短くなることに不安を覚えて、読み聞かせの時間をもっと濃密なものにしたいと思ったのだ。

 いろんな出版社が絵本の配本サービスをしているけど、私が申し込んでいるのは、長崎にある児童書の出版社 童話館の「童話館ぶっくくらぶ」というサービス。毎月、月齢に合った絵本と、親向けの冊子が送られてくる。ぶっくくらぶは、出版社にこだわらず、プロが選んだ質の良い絵本を送ってくれるのがいいところ。

 毎月、新しい絵本がポストに届くというのが、娘にもようやく分かってきたようで、自分宛ての小包にとても喜んでくれる。

 子供は気に入った絵本を何度も何度も読むので、好きな絵本は図書館で借りるんじゃなくて所有したいなと思う。息子が1歳になるころに、息子用にも申し込む予定。


 慌ただしい日々だけど、これから二人育児ならではの楽しみを見つけていきたいな。

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