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創作はうつー 文章の限界
まず文章はそうですね、強いです。
できないことはないと言えば過言ですが、大抵の事はできます。
できないことの代表と言えばあれですね、視覚トリックや描写トリック。見えているはずなのに気付かない、なんてものは小説では使えません。
代わりに使われるのが叙述トリックと呼ばれるものですね。書いてあるものか常に真実とは限らなかったり、大切なものが恣意的に薄く表現されていたり。
ですがまあ今回は
創作はうつー 情報密度
そろそろもう全部書いた気がしてきた私です。
今日はそう、タイトルにある通り密度の話です。
何のこっちゃって顔されますね、これから説明するのだから当たり前ですが。
これは以前説明した、リズムの話とかなり近しい領域です。あと描写の話も結構関わってきます。
まず例を出しましょう。
扉を開けて家を出る。
ポストの前を通り過ぎた。
目的地である駅はもう少し先だろう。
歩道橋を渡ってや
創作はうつー 感動とは
大体これまでの内容は
作品を作るにはどうすればいいか
でしたね。
参考になったかどうかは分からないですが。
今回はその質の話に触れます。ややデリケートな話なので苦手な方はご注意ください。
まず、作品の質は高い低いと別にウケるウケないの要素があります。
質が高い作品、パッと思いつくのは所謂「文豪」と呼ばれるような人の書いた作品ですね。一概に全てが、とは言いませんがその傾向は強い
創作はうつー 創作との向き合い方
これ序文も序文、最初にする話じゃね?って思った皆さん。
私もそう思います。
なので3作目辺りで私たちがぶつかるスランプもどきにも触れていきましょう。
だからこの順番で間違ってない。そんな言い訳をします。
一般的には真摯であればあるほどいいと思われてますね。
文章だったり、絵だったり、音楽だったり。
やむにやまれぬことから産まれてたり何かを成そうとして必死になって、なんてよくある
創作はうつー 展開について
やや構成についてと被りますね、これ。
いつものように、基礎知識から始めますか。
ほら、皆さん聞いたことあるあれですよあれ。
「起承転結」だったり、「序破急」だったりするあれです。
詳しい語句の由来や内容の説明はここではしません、尺が足りなくなります。興味があったら調べて見てください。
まずどうして、この構成が広く伝わっているのか、に触れましょう。とは言っても理由は簡単です。
創作はうつー 人物について
人物のまとめ方
まず、私は話を書きながら人を組み立てるタイプなので先に人を作るやり方はわからないです。
ただ人をモチーフにした話は最近はよく書いてるのでそれで説明します。
人格の一貫性
技術がーとかそういう話の先に基礎知識です。
ここをあやふやなまま書くと、作中の人物が作者のエゴの塊になりがちです。
まず大前提として人間は機械ではないです。
同じ情報を入力したとしても常に同じ出
創作はうつー 構成編
構成について 書き出しの項でしとけ!って言われる話から始めますか。
まずそうですね、読者は何も知らないところから始まりますが、一般教養はあります。
大抵の場合登場人物が知的生命体であり、言語による社会形成をしていて、そして物語が始まるものだ。
ここまでは読者のほぼ十割近くが承知していると思ってください。
大事なのは最後のところです。
「物語が始まる」、これは言い換えれば読者が私た
創作はうつー 描写編
蝉の声は遠くになり始め、耳を澄ますと鈴虫の声が主張する。汗の不快感を忘れるために耳に集中するもそこにあるのは夏ばかりだ。
「本に垂らすなよ、絶対にだ」
神経質な声と本の持ち主はこの暑さの中も平然とした顔でやたらと分厚い本を捲っている。
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=11999165
いきなりなんだ、と思う方も多いでしょう。
ハウツーを名
創作はうつー 話の作り方
話の作り方 そうですね、まず宣言しておきます。
「私は物語単位での推敲はできない人間です」
また書いてから後は治してねなんて言い出したら口を縫い合わせてやろうかと構えていた皆さん、安心して、あと縫い針を仕舞ってください。怖いです。そして今回もきっと壁に叩きつけるのかとリンゴを用意してくれた皆さん、今回は使わないので食べちゃっていいです。
インスピレーション
これ大事です、一番大事。こ
創作はうつー 序文及び文章の整え方
まずもっての話(技術面には触れない項です)
そもそもが私、趣味で本を読むのは好きだけど国語の授業は嫌いな子供だったんですよ。
小学校入学してまず学級文庫に「緋色の研究」があったことを喜ぶような子供です。
マセてますねこのガキ。
でも作文は嫌いだし読解問題も嫌い、先生にも不思議に思われていました。
それが二度三度の転機を経て今に至るのですが、詳しくはまたの機会にでも。
ただ単にそんな