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御教え

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金光大神(こんこうだいじん、金光教の教祖)の御教えを,毎日頂きます。
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2021年1月の記事一覧

湿りあんばいもよし

湿りあんばいもよし

あの暦をそしるではないが、旧の暦には、今日は「麦まきよし」「菜まきよし」「そばまきよし」とあるが、大雨降りにでも、今日は「麦まきよし」「菜まきよし」「そばまきよし」どうでも、まかねばならぬと言うて大雨降りにまいては、つまりません。

あれはお百姓衆が、湿りあんばいもよし、見合わしてまくとよいのであります。

 金光教教典
 343頁
 徳永健次
 6

おはようございます。

大雨の時に畑仕事はで

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神様よりきれいな体をくだされた

神様よりきれいな体をくだされた

体へ灸をすえると傷がつきます。あれは人間の傷物というものであります。町へ買い物に行きても、これは傷物じゃによって安うせいと言います。灸の跡があれば、人間の安物の分であります。

あの立ち木へでも、鎌を当て、おうこ(てんびん棒)を当てると、傷がつきます。その傷より、大風が吹くと風折れがしますぞよ。素直に育った木は、めったに風折れはしません。

人間もそのとおり、神様よりきれいな体をくだされたものであ

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この世へは食いに生まれた

この世へは食いに生まれた

この世へは食いに生まれたのでありますぞよ。

 金光教教典
 342頁
 徳永健次
 5

おはようございます。

なんと大らかで明るい御教えだろうか、と思います。

毎日、元気で、食べる物に恵まれて、おいしく楽しく頂くことができれば、人として最高に幸せと言っていいと思います。

生きることについての色々な大切な考え方の根本に、このことがあります。

*

ドラマなど見ていていつも反省するのです

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体が丈夫になりしだい、病の方が負けます

体が丈夫になりしだい、病の方が負けます

病気になると、強い物を食うては悪いとか言いますが、強いものを食わんと体が弱うなります。油強い物を食いさえすれば、体が丈夫になります。体が丈夫になりしだい、病の方が負けます。

油強い物を食わんと体が弱うなります。弱うなりしだい、病の方が勝ってくるようになります。

 金光教教典
 342頁
 徳永健次
 5

おはようございます。

中性脂肪が・・・、コレステロールが・・・、という議論はしなくて

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寿命がみてて(尽きて)死ぬるのがいけません

寿命がみてて(尽きて)死ぬるのがいけません

一代のうちに、いけんということは何もありませんが、たった一つ、いけんということがあります。それは、寿命がみてて(尽きて)死ぬるのがいけませんのう。

 金光教教典
 341頁
 徳永健次
 4

おはようございます。

教祖様は、亡くなって霊になった方が人助けはよくできる、生きて肉体があると自由にあちこちに行けないから、とおっしゃっていました。
ですから、死んで肉体がなくなることをありがたいことと

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一代のうちに、いけんということは何もありません

一代のうちに、いけんということは何もありません

一代のうちに、いけんということは何もありませんが、たった一つ、いけんということがあります。それは、寿命がみてて(尽きて)死ぬるのがいけませんのう。

 金光教教典
 341頁
 徳永健次
 4

おはようございます。

この御教えは、今日明日の2回に分けて頂きます。

生きている間は いけん=いけない ということは何もないとおっしゃいます。

生きていると、失敗したり、なぜかうまくいかなったり、相

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できんというは、する心でないのであります

できんというは、する心でないのであります

信心もそのとおり、できぬということはありません。せん腰ならばできません。できんというは、する心でないのであります。

 金光教教典
 341頁
 徳永健次
 4

おはようございます。

一昨日23日に頂いた御教えは、今では太政大臣にでもなれる、お百姓も学問ができる、女性も学問ができる、女性の方がよく出精(励む)できる、というお話でした。

信心もその通りとおっしゃいます。

「私がおかげの受けは

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なるという腰になれば

なるという腰になれば

今は何にでもなられますのう。太政大臣にでもなられます。なるという腰になればなられます。ならぬ腰であればなられません。

もともとはお百姓は学問はせんでもよいということでありましたから、それで、せざったからつまりませざった。今は、お百姓でも学問はせねばならぬということになりました。してみれば、お百姓でも学問のできぬということはありません。

また、婦人は学問はいらぬものということでありましたから、せ

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三千世界を御つかさどりなされます神様

あの天照皇大神というは日本の神様であります。天子様のご祖先であります。

この神(天地金乃神)様は日本ばかりの神様ではありません。三千世界を御つかさどりなされます神様であります。

 金光教教典
 341頁
 徳永健次
 3

おはようございます。

三千世界とは仏教の言葉ですが、天地一切の事と思えば間違いありません。

天地金乃神様は天地一切を司っておられる神様で、この自分が生まれ、生き、そして

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世話になれば、礼を言わねばなりません

あの日乃大神様のことを、今は事がよう開けましたのう、機械ということになりました。機械にもせよ、よい機械でありますのう。

この機械に明かりを見せてもらい、世話になれば、礼を言わねばなりません。

 金光教教典
 341頁
 徳永健次
 3

おはようございます。

文明開化、近代化が始まって、西洋の学問が入ってきました。西洋の学問は、お日様とか日乃大神様とは言いません。太陽です。そして、太陽は熱で

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あなた方もそのとおりにおかげが受けられます

あなた方もそのとおりにおかげが受けられます

生神ということは、ここに神が生まれるということであります。私がおかげの受けはじめであります。あなた方もそのとおりにおかげが受けられます。

 金光教教典
 339頁
 徳永健次
 2

おはようございます。

御教えは昨日と同じ所を頂きますが、今日は後半の方を頂きます。

「あなた方もそのとおりにおかげが受けられます」とおっしゃいますが、信心するすべての人が教祖様と同じおかげを受けるわけではあり

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あなた方が神様のお子

あなた方が神様のお子

私のことを人が、神、神と言いますが、おかしいではありませんか。私が、なんの、神であろうぞ。私は、何も知らぬ、土を掘る百姓であります。

これへおいでなされるお方が神様であります(参る人を指して、神と言われたり)。あなた方が神様のお子でありましょうが。

 金光教教典
 339頁
 徳永健次
 2

おはようございます。

土を掘る百姓であって神様の子ども。

これが教祖様の自分についての考え方、

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親も寄って来る

親も寄って来る

家でも借ってわが世(世帯)を持てば、親も寄って来るぞよ。

 金光教教典
 337頁
 道願縫
 2

おはようございます。

嘉助さん(後の大場吉太郎先生)のお話の続きです。

嘉助さんは、金光様に、今日までの一部始終を聞いてもらわれ、その上で、次のようにお尋ねになりました。

自分の父親は実の父でなく、おじです。その養父に対してこれまで、孝行をしなかっただけではありません。遊里(ゆうり)に通う

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一心になれよ

一心になれよ

一心になれよ。

 金光教教典
 337頁
 道願縫
 2

おはようございます。

縫先生の養子・善兵衛さんがお参りしたのは、1人でお参りしたのではなく、近藤藤守先生、二代白神新一郞先生のお供をして、栄次郎(もう一人の養子)、高(娘)、嘉助(店員、後の芝教会初代・大場吉太郎先生)、多吉(店員)が参拝した時の一行の一人でした。

今日は、嘉助さんのお話です。

*

一行は大阪の川口から船に乗り

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