寿命がみてて(尽きて)死ぬるのがいけません
一代のうちに、いけんということは何もありませんが、たった一つ、いけんということがあります。それは、寿命がみてて(尽きて)死ぬるのがいけませんのう。
金光教教典
341頁
徳永健次
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おはようございます。
教祖様は、亡くなって霊になった方が人助けはよくできる、生きて肉体があると自由にあちこちに行けないから、とおっしゃっていました。
ですから、死んで肉体がなくなることをありがたいことと捉えておられました。教祖様の御信心は生死が一つです。
「死ぬるのがいけん」とおっしゃるのは、体があるからこそお役に立てることがある、体があるからこそ楽しめることがある、体があるからこそ分からせてもらうことがあるという意味です。
体があってこそ信心を分からせて頂くことができます。
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体があってこそ生活ができます。
「訳の分からないことを言う」と思われるかも知れませんが、生活とは天地です。
「今・ここ」の生活の中に、天地の一切があります。
「神人あいよかけよの生活運動」が「生活」に焦点をあてるのは、生活こそが天地だからです。
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