なるという腰になれば
今は何にでもなられますのう。太政大臣にでもなられます。なるという腰になればなられます。ならぬ腰であればなられません。
もともとはお百姓は学問はせんでもよいということでありましたから、それで、せざったからつまりませざった。今は、お百姓でも学問はせねばならぬということになりました。してみれば、お百姓でも学問のできぬということはありません。
また、婦人は学問はいらぬものということでありましたから、せざったのでつまりません。今は、婦人でも学問はせねばならぬということになりました。してみれば、ご婦人の方が、結局よく出精ができますのう。
金光教教典
341頁
徳永健次
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おはようございます。
先日、アメリカの大統領就任式がありました。日本時間では夜中でしたが、その中継を見ました。
副大統領は女性です。女性でははじめのことです。
国歌を歌ったのはレディ・ ガガさんでした。すばらしかったです。
そのあとも女性歌手、ジェニファー・ロペスさんが、アメリカで最も有名な民謡のひとつと言われる「我が祖国」を歌いました。
最後に若い女性詩人、アマンダ・ゴーマンさんが詩を朗読しました。「新しい夜明けが来る。我々がそれを見る勇気があれば、我々がそれをする勇気があれば、そこにはいつも光があるのだ」と光を語りました。
「ご婦人の方が、結局よく出精ができますのう」と教祖様がおっしゃる通りです。それも美しく、そして、かっこよく。
そのことを目の当たりにした思いでした。
教祖様がおっしゃりたいのは「なるという腰になればなられます」ということです。
*
アマンダ・ゴーマンさんの詩の原文を転載させてください。
とても感動しましたので。
The new dawn blooms as we free it
For there is always light,
if only we’re brave enough to see it
If only we’re brave enough to be it
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