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追悼ふぉとらいふ

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年賀家族の喪中はがきに感極まった

年賀家族の喪中はがきに感極まった

年賀家族でつくった喪中はがきが手元に届いた。

ひとことで言うと「つくってよかった」

もう一言つけくわけるなら「お金をかけてよかった」

(ここから長く語ります。)

思い入れのある写真を使いたくてデザイン調整サービスを利用し、

相手に合わせて文面とデザインを変え、

夢中になるあまり真夜中に注文を完了した喪中はがきがついに完成した。

年賀家族を利用するのはこれで5回目になるが、開封の瞬間は

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年賀家族で喪中はがきを19パターン注文した

年賀家族で喪中はがきを19パターン注文した

「年賀家族」は1注文につき20作品まで追加料金なしでまとめて注文できる。

欲張りな私は過去5年にわたり20パターンの年賀状をつくってきた。

一度に複数のデザインを注文できるのは「喪中はがき」でも重宝した。

おかげで、喪中はがきの文面を相手に応じて変えられた。

葬儀の参列者、供花をいただいた相手にはそのお礼を。

家族連名で出す相手には「母」ではなく「丈母」に。
(世帯主との続柄なので「義母

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年賀家族で喪中はがきのデザイン調整サービスを申し込んだ

年賀家族で喪中はがきのデザイン調整サービスを申し込んだ

年賀家族はかれこれ5年リピートしているけど喪中はがきは自作するか別のサービスを使うだろう。

だって、値段が高いんだもの。
洗練されたデザインに惚れ惚れするけど喪中はがきにセンスはいらないでしょ。

そう思っていた自分を反省している。

私は18年ぶりに出す喪中はがきを年賀家族でつくることにした。

正確には、年賀家族の喪中はがき専用ブランド「喪中はがきデザイン工房」にオーダーした。

母を偲ぶ写

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喪中はがきに写真を入れたい思い

喪中はがきに写真を入れたい思い

あと3ヶ月弱で今年も終わる。

半年前に母を亡くしたので喪中はがきを準備するのだが気乗りはしない。

喪中はがきの正式名称は「年賀欠礼状」。

新年を喜ぶ挨拶を控えることを詫びるのが本来の意味合いで訃報を知らせることが目的ではない、らしい。
喪中はがきで近況報告をしたり手書きで一言添え書きすることは一般的ではない、らしい。
郵便局のサイトで学んだ。

記事を読み進めると、最後に気になる一文があった

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私が写真のデジタル化に救われた話

私が写真のデジタル化に救われた話

私はフィルムカメラ時代から写真を撮るのが好きで、念願のデジタルカメラを購入してからは日記がわりに写真を撮るようになった。
子供が産まれると親バカも相まって日に日に写真が増えた。

おかげで私はiPhoneに14万を超える写真を保有している。
デジタルデータで無ければ超大量の写真を持ち歩くことなどできない。
久しぶりに訪れた場所や再会した友人との思い出もすぐに振り返られる。

昔の紙焼き写真や現像し

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母の遺影を選ぶのにiPhoneが役立った

母の遺影を選ぶのにiPhoneが役立った

10日前に母が急逝。
意識不明で病院へ緊急搬送されて2日後のことでした。

突然の別れに悲しむ暇もなく葬儀社の手配、葬儀会館へ搬送と安置。
夜更けだったので葬儀の打ち合わせは翌朝に。

遺影の写真を用意しておくように言われたものの、母の写真を見ると涙が溢れて選べず。
結局、葬儀の打ち合わせ中に遺影を決めました。

iPhoneの写真機能「ピープル」で母の写真を絞り込み、「顔を拡大」を有効にして真正

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棺桶に副葬品として家族写真を入れるか悩んだ結果

棺桶に副葬品として家族写真を入れるか悩んだ結果

急逝した母の葬儀で出棺の前に生花を飾ってお別れするとき、母の愛用品である帽子と応援するサッカーチームのユニフォームを棺桶におさめました。

母が愛読していた地元の新聞紙も入れるつもりでしたが葬儀社の方からおすすめしないと言われ断念。燃えカスが残るらしい。

そして、私が副葬品として最も入れたかったのが現像済みの写真。

ひとり暮らしをしていた母の周りには家族の写真がたくさん飾られています。
その中

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撮っておけば良かった、、、死別の悲しみと後悔

撮っておけば良かった、、、死別の悲しみと後悔

母の急逝からまもなく1ヶ月が経つ。

「あのとき、ああしとけば良かった」と後悔ばかりだが、いま振り返ると「写真をもっと撮っておけば良かった」
元気なときはもちろん、最期のお別れも。

母は延命治療をせず家族が付き添えるように一般病棟の個室へ入院した。
約3日間、必死に呼吸をして生きていたのに、それを私はおぼろげにしか覚えていない。

葬儀もそう。
子供たちが来ているし参列者への対応もあるし心配かけ

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亡くなった家族のiPhoneデータへアクセスするロック解除以外の方法

亡くなった家族のiPhoneデータへアクセスするロック解除以外の方法

亡くなった人のiPhoneにあるデータを見たい。
でも、パスコードでロックされたiPhoneを他の人が解除するのは困難です。

パスコードの入力失敗が続くとiPhone内のデータが消える恐れもあります。

故人アカウント管理連絡先の登録があれば、パスコードを知らなくても亡くなった家族のiPhoneデータにアクセスできます。

故人アカウント管理連絡先の登録が無い場合は亡くなった家族のAppleID

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急逝した母の位牌ができたと兄から連絡があり写真を送ってもらった。母と、18年前に亡くなった父の戒名が並ぶ位牌に寂しさと安堵で複雑な気持ち。遺影よりも故人を強く思い起こすような。母の親族へ報告したいけどどう伝えよう、、

母に写真プリントを贈る3つのミッション

母に写真プリントを贈る3つのミッション

遠方に住む母から「写真をプリントして欲しい」と電話でお願いされたのは、母の誕生日4日前のことだった。

LINEの写真を印刷したいのにやり方がわからない、と。

母はスマホで見るよりプリントしてアルバムに残したいのだ。

孫や家族の写真を1枚ずつ眺めながら日付順にアルバムにおさめる時間が何よりも楽しみと話していた。

誕生日直前のリクエストに全力で応えたい。

私は電話を切るとすぐに写真プリントの

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故人を偲ぶ写真が欲しいと言われて

故人を偲ぶ写真が欲しいと言われて

遠方に住む叔母から一本の電話。
悪い知らせかと不安になったが「葬儀のときの写真を送って欲しい」と言われた。

私は母の葬儀で祭壇などの写真を撮っていた。
前夜の会食で撮った親族の集合写真もある。

時間が経つにつれ記憶が薄れていくので写真を手元においておきたいと叔母は言う。
母の友人に近いうちに会うから生前の母の写真も見せてあげたいとも。

思い返すと母の葬儀は家族葬で参列者は限られていたが自宅へ

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