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もとメンヘラの私から。「動き出す」ということ
2024年の4月、念願であったエッセイを出した。
「もとメンヘラ」として【彼氏ない/友達ない/美貌ない】ないない尽くしで
どん底だった20代と30代をどのようにして逆転させ、40を過ぎてから人望と幸せを手に入れたか?についてのノンフィクションを一冊にまとめたものだ。
一般人がたとえ1冊の本の出版を果たしたとて、人生が劇的に変わったりはしない。
それでも、私の思いがのった文章とプロにより美しく撮ら
恐怖を打破するための3つ
髪を切ってメイクも変えての辰年2024年自分への忘備録として日記を残す。
かねてからの夢の一つであった出版を4月に叶えた、直後に身を包んだのはやり切った高揚感と多幸感。が、湧き上がった血潮がぐるぐると身体中を駆け巡ったのも束の間次にやって来たのは虚しさ、そしてこれから成すべき新たなチャレンジに向けての強烈な恐怖心だった。
恐怖、恐怖、新しいことを始めようとするとき、殻をやぶろうとするとき人は恐怖
人間臭さの交差点 ールポーイマジネーション・ピカスペースー
「あ、そうだ、ピカに行こう」
仕事が早く終わった空き時間、気負わず足を運べるのがイマジネーション・ピカスペースだ。
恵美須町駅の階段を上がると目の前には通天閣。新世界商店街の終わり近くの、味があると言えなくもないボロボロの扉を開く。「よっ、べっぴんさん良く来たね」と出迎えてくれる店主は気仙沼はるきさん(38)。ペンネームの通り気仙沼市出身だ。痩せ型の長身で小顔、読書好きで話題の幅が広い。一
文章ゼミに半年間通って。
「あのことが書きたい!」書きたい気持ちが胸の中にパッと咲いて、構想を練る。
「うまくまとめられるかな」浮かんだ文字をこれじゃない、あれでもないと選んで並べてゆく。どこかじれったいけれどドキドキとして「伝えたいことがある」、この高揚感は他のどの時とも違う類のもの。
半年間通った文章のスクールを昨日卒業した。
ルポ、エッセイなど課題を1200文字にまとめ、クラスの全員で読み合わせる。愛情いっぱいで