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エッセイ

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ただのエッセイです。好きなことを好きなように。思ったことを思ったように残しています。
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#コラム

二十世紀を生きる

二十世紀を生きる

※小学校5年生の文集より原文ママ

ぼくは今、二十世紀を生きている。ぼくは楽しく気楽に生きていきたいと思う。二十一世紀にはアイボや色々なロボットが開発されている。二十二世紀が楽しみだ。空飛ぶ車やペットロボットが作られたりするからだ。二十一世紀を生きている間に自然がいっぱいある所に住んでみたい。だって二十二世紀になるとハイテクぎじゅつが生みだした、機械とかが作られて自然がとりこわされそうだからだ。そ

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ふやけた過去と、腑抜けた今と、ぼやけた未来。

ふやけた過去と、腑抜けた今と、ぼやけた未来。

ここ最近、何事も無気力になっている。相変わらず「自分が何をしたいのか」とか「何のために生きているのか」とかそういうことばかり考えていて、挙げ句の果てには仕事に対してもネガティヴモード。その結果、クライアントにも迷惑をかけることになってしまった。本当に自分は何がしたいんだろう。自分には合っていないんじゃないかとまで考える始末。誰のために何のために頑張ってるんやろ。いや頑張ってすらないのか。知らんけど

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蝉時雨はもう聴こえない。

蝉時雨はもう聴こえない。

今年もまた8月31日がやってきて、夏の終わりを迎えようとしている。9月に入ったって急に秋らしさが訪れるわけでもないのに、夏休み最終日のイメージがあるからか、昔から8月31日がくると「あぁ、今年も夏が終わったな」という気持ちになる。

8月も後半に差し掛かると、明らかに鳴いている蝉の数が減っていることに気づいた。ほんの数日前までは、まるで機械音のようにその音色を掻き鳴らしていたというのに。何年もかけ

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ぼくの心に住まう赤髪のシャンクス

ぼくの心に住まう赤髪のシャンクス

ぼくは、基本的に心の中に「赤髪のシャンクス」を住まわせている。ジャンプコミックスのONE PIECE第一巻を読んだことがある方ならお分かり頂けると思うが、シャンクスが酒場で山賊のヒグマにちょっかいをかけられるシーンがある。

シャンクスは、山賊に酒やら何やらぶっかけられててもヘラヘラと笑って済ますのだが、主人公ルフィはその姿に情けなさを感じてシャンクスに嫌気がさす。その後、別の日に再び酒場にやって

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男だけど浮気する奴の気持ち理解できない件

Twitterのフォロワーさんに、ぼくの恋愛コラムを読んでみたいと言っていただいたので、普段感じていることや思っていること、考えていることをできるだけそのまま書き綴っていこうと思う。とりあえず、いろいろタイトルだけ下書き状態で保存しているので、今回はその中から一本。

知り合いに、器用に要領よく生きてんな〜って思う人がいる。恋愛に関しても常に途切れずエンジョイしているけれど、いわゆる“あたおか”っ

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29歳、団地で一人暮らしをするという選択

29歳、団地で一人暮らしをするという選択

2019年11月、ぼくは28年間暮らした大阪北摂にある実家を出た。一人暮らしをした経験がないということに加えて、28歳にもなってずっと実家暮らしという事実に、若干のコンプレックスを抱くようになっていた。20歳の頃から2019年12月まで大阪モノレール線と大阪北急行線(御堂筋線)を乗り継いで、片道およそ1時間の道のりを通勤していた。

電車に乗ること自体は、それほど苦に感じたことはない。むしろ電車に

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自分を棚に上げて、他人の揚げ足ばっか取るような人間になってくれるな。

自分を棚に上げて、他人の揚げ足ばっか取るような人間になってくれるな。

ここ最近、芸能界が騒がしい。

どのチャンネルを見ても、SNSを見ても、吉本の件が流れてくるから、どうしても何かしらの情報が入ってくんねんけどさ。

雨上がり宮迫さんとロンブー亮さんの記者会見もライブで(全部じゃないけど)観た。亮さんのファミリーの話のくだりは、胸がきゅっとなる感覚があった。

子供が悪いことをして謝ろうとしてるのを止めるのが親じゃないと思うって、ほんまそうやんな。どうしたらいいか

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あなたにはあなたの道がある。私には私の道がある。正しい道、正確な道、唯一の道というものは存在しない。

あなたにはあなたの道がある。私には私の道がある。正しい道、正確な道、唯一の道というものは存在しない。

これは、ニーチェが残した名言の一つ。

俺は、哲学について専門的に学んだことはない。でも愛だの人生だのを考えるのは好き。

ニーチェは、1844年の10月15日に生まれた。俺が生まれたのは、その147年後の同じ日。

俺は、SNSなど「nihil(ニヒル)」という名義でやってて、この言葉には「虚無的」とか「冷たく醒めていて、暗い影のあるさま」といった意味がある。

これは、昔から「ニヒルな笑い方や

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あの遊びの名前を僕は知らない。

あの遊びの名前を僕は知らない。

「ぐりこ」
「ちよこれいと」
「ぱいなつぷる」
「ばいばい」

8月31日。夏の終わり日が暮れる頃。少年たちがそう言いながら家路につく。薄い水色だった空は、オレンジや紫やピンクに染まっていった。

ヒグラシの鳴き声は、もう聴こえない。代わりにスズムシたちの合唱が聴こえるようになった。夏らしさが少しずつ消えてく。

窓から入る風は冷たくて、あんなに待ち遠しかった夏はいつの間にか僕を追い越していたみた

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自分で自分のことを褒めてあげる。

自分で自分のことを褒めてあげる。

例えば自分に期待してくれる人がいるとして、でもその期待に応える自信がないというのは、誰にでもある話じゃないだろうか。

自分がどういう人間でどういう価値があるとかって、自分では気づけない部分だったりするから、そういう意味では期待されるのは嬉しい。

だけどいろんな人と会って、自分よりもすごい人がたくさんいて、そういう人たちを見ると自分もまだまだだなって思う。

もちろんそれで頑張ろうと思う気持ちも

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迷いながら、進んでみることの大切さ。

迷いながら、進んでみることの大切さ。

自分のやりたいこととか好きなことがわからない人って結構いるんちゃうかなーって思う。

昔から一つのことに取り組んできた人や自分にはこれしかないと思えるものがある人、やりたいこと・好きなことがすでにわかってる人もいると思う。俺はそんな人が羨ましく思った。

ずっと考えてた。

「本当に自分がやりたいことってなんやろ」
「自分が好きと思えることってなんやろ」
「自分が楽しいって思うことってなんやろ」

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褒められたら素直に喜ぶこと。

褒められたら素直に喜ぶこと。

反応をもらえるって単純に嬉しいよなってことをここ最近すごく実感する。

それを強く感じたのが、この前書いた清水翔太の「Sorry」の記事。

本人に引用リツイートされたことはもちろん、そのおかげでファンの人たちもいいねやRT、リプなんかもくれたりして。

自分が発した声が誰かに届く実感。

毎日、会社の人や友達、家族、恋人と顔を合わせても、どこか「なんか一人やなぁ」って感じることってない?

俺に

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人を悪く言ってばっかの人は自分の良いところ言えない説

人を悪く言ってばっかの人は自分の良いところ言えない説

普段から、割とどうしようもないこととか一人哲学を頭の中でぐるぐる考えることが多いねんけど、最近ふと思ったのがタイトルのやつ。

インターネットの世界って画面の向こう側から口撃してくる人多いやん。特に著名人なんかは、叩かれてるの見るん多い。

顔も名前も分からん人が誹謗中傷してくるのは、それだけでもタチ悪いけど、内容ちゃんと理解してなくて自分の頭の中で勝手に情報変換して誹謗中傷してくんのもっとタチ悪

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