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D&Iと1on1〜企業が取り組むメリット〜

最近ビジネスにおいては、英語とカタカナ
ばかり出てきますね。笑

今日も会議で初耳ワードが出てきてついて
いけずすぐにググりました笑

「エグゼクティブサマリー」

聞いたことあります?

プロジェクト等において概要や重要なポイント
を説明する際に用いられる要点シートのような
ものです。

いきなり会議資料の説明に入るのではなく、
エグゼクティブサマリーで概要やポイントを
目線合わせした上で会議を進めた方が効率が
良いため使われます。

ここは日本なんだから概要資料でいいじゃん
と思うのですが、エグサマと略すほど多用されて
いて少しにやけてしまいました。すみません。笑

前置きが長くなりました。

本日のテーマは、

「D&I」と「1on1ミーティング」について。

この半年間あるプロジェクトに参画し、
社内におけるD&I推進を検討していました。

そもそもD&Iとは

ダイバーシティ&インクルージョン
Diversity&Inclusion

の略ですね。

略した英語を正式に直してもまだカタカナ
だらけですね。笑

1つ1つ見ていきましょう。

ダイバーシティとは

Diversity=多様性という意味です。

人材の多様性について考える際によく使われる
言葉となってきています。

性別、年齢、出身、言語、信仰、恋愛対象、
キャリア、価値観、学歴、働き方など
人それぞれ様々な多様性があります。

かつてはこのダイバーシティ経営のみが
フォーカスされていました。
しかし、ダイバーシティ推進としてさまざまな
人材を登用して表面的に終わってしまうことが
多々あります。
そのため、次のインクルージョンが盛り込まれ
ました。

インクルージョンとは

Inclusion=含める、組み込むという意味です。

上記のダイバーシティを推進して、さまざまな
人材が組織として形成されるのはいいでしょう。
しかし、そのダイバーシティが完全に組織として
稼働するためには、個々の観点として区別することなく、人それぞれのあり方を受け入れ1つになる、1つに含めるという点が大切です。


個々の多様性を尊重して、認め合い、本来の力
を発揮しようということがD&Iなのです。

組織としては、個々の力が発揮されることで、
企業としてのパフォーマンスは向上するため、
今このD&Iが注目されています。

また、D&Iを行うことにより、離職率の低下や
生産性の向上、人事評価への不満減少、
エンゲージメントの向上、新規プロジェクト
増加など、たくさんのメリットがあります。

D&Iの大きな枠組みとしては、組織風土改革や
人事制度改革、働き方改革などが挙げられます。

具体的には、

・サンクスポイントの導入
・フリーアドレスの実施
・テレワークの導入
・キャリア形成セミナー
・裁量労働制
・リファラル採用
・メンター制度

など様々な取り組みがあります。

その中でも、最近増えてきているのが、

「1on1ミーティング」

上司と部下が1対1で行なうミーティングのこと
ですが、個人面談との違いは、「主役」です。

個人面談は基本的に上司がイニシアチブを握り、
評価や目標管理、成果の確認などが行われます。

これは主役が上司であり、一方通行のコミュニ
ケーションであることがほとんどです。

そのため、「詰められた」とかよく部下が
裏で愚痴をこぼすわけです。

一方で、1on1ミーティングは部下が主役です。

仕事上やプライベート関係なく、どのような
悩みを持っているのか、自身のキャリアに
向かってどうしていきたいのかなど、目的は
人材育成や個人の多様性承認です。
部下がイニシアチブを握り、話したいことを
自由に話し、ミーティングを進めていきます。

そのため、個別面談より上司と部下の繋がりも
深まり、信頼度の高いコミュニケーションが
行えます。

それによって、個人の在り方が尊重され、
組織に属する、一員であるという感覚も
根強くなります。


実際に、私も今の職場で月に一度上司と
1on1ミーティングを行っています。

自分が自らの口で考えを語り、それについて
なぜそのように考えているのかという深層部分
を上司と紐解いていくことで、毎度発見のある
有意義な時間となっています。

自分が取り止めもなく話すことを上手くまとめ、
導いてくれる上司のスキルとセンスにも感謝して
います。

自分の思考回路の癖や偏りを発見できたり、
まだ見ぬ自分に出会えたり、働くことの本当の
目的を認識できたりと、1on1ミーティングは
とてもおすすめなので、上司に依頼できそうな
方はぜひ実践してみてください。


この1on1ミーティングはD&Iを進める上でも、
とても重要な役割を担っているのではないかと
個人的に思います。

企業の経営者様はぜひ導入をご検討ください。

それでは。


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