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命の活かし方探究

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自分の命そのままに生きる模索
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#命の活かし方探究

「かくあらねば」の水底に潜ってみる

「かくあらねば」の水底に潜ってみる

ここしばらく、
「辻政信」さんのことを調べている中で
自分自身の経験と照らし合わせて
彼の心理に想像を巡らせていたのですが

自分が自分の感覚を掘り進めていくうちに
気づいたことがあったので、
この記事では自分の話をしようと思います。

全体青臭いお話になります。
黒歴史の打ち明け話です。

話題は、
「かくあらねば」を
無理を押して実践する時に
自分が何を考えてきたか、です。
私には、
「かくあ

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私がしっくりくる「悪人正機」

私がしっくりくる「悪人正機」

最近、この言葉がよく目につきます。

善人なおもって往生をとぐ。いわんや悪人をや。by親鸞(『歎異抄』)

「悪人でさえ往生するのだから、まして善人は言うまでもない。」
勧善懲悪の視点から見ると、この言葉には違和感を覚えると思います。

この言葉について、一度自分なりの解釈をしてみたことがありました。
文献をもとに理屈で考え抜いた結果というより、
当時の実感としてあった感覚をもとに導き出した考察だ

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言行一致〜天命に応えて人事を尽くす〜【三】

言行一致〜天命に応えて人事を尽くす〜【三】

「ととのう」と、しかるべき縁がつながるということを、
以前から友人の経験談としてうかがっていました。

私自身、
「外にある正解」ではなく「自分の感覚」を優先しようと決めて
生活と行動を変えてから、つながるご縁が変わったと感じていたので
似たような感じかな、と受け入れていたのですが
「今の私が調えているか」を省みるとそうでもないようで、
なにが違うんだろうとしばらく無聊を抱えていました。

その言

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言行一致〜天命に応えて人事を尽くす〜【二】

言行一致〜天命に応えて人事を尽くす〜【二】

「かく在ります」宣言と、与えられる課題人事を尽くして天命を待つ、
という言葉がありますが
天命と人事ってサイクルになっているのかなと思っています。

人事を尽くして天命を待って、きた天命にまた人事を尽くす
みたいな感じを想像しています。

私が、自分の今までの人生から抽出した
「大切にしたいこと」は、

・与えられた名前を実践して、大切な人たちの「益友」で在りたい
・私にできる「一燈照隅行」をして

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言行一致〜天命に応えて人事を尽くす〜【一】

言行一致〜天命に応えて人事を尽くす〜【一】

一言主神社へのお参り昨年(2023年)、和歌山県の橋本市にはじめてうかがったとき、
不思議と、「呼ばれた」と感じた神社がありました。

近くを通りがかった時に、頭の中で自分の名前を呼ぶ声が聞こえて、
「なんで名前知ってるの?」
と警戒心を抱いてビビりながらお伺いしたのですが
(こういうとこ、「自分、ちっちゃいな」って思います)、
実際に行ってみるとただただ淡然としていました。

ネットで調べてみる

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心機一転〜負の循環を断つ〜【三】

心機一転〜負の循環を断つ〜【三】

もっと広い、「生きる」の実践

目標の現実化のために自分がことを動かそうとすると、
「着実さ」を求めて、過去の成功体験に則った発想に偏る。
そして、今までと似たような選択を選ぶようになる。
それが負の循環の起点になっていたんだと、その時気づきました。

住職さんは、チャップリンのことばを教えてくださいました。

思い切って飛び込むということは、
こうした「自分の手の内だけで算段を組む」ことを手放し

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心機一転〜負の循環を断つ〜【二】

心機一転〜負の循環を断つ〜【二】

「なりたい姿」を現実化するために、
狎れている方法を選ぼうとする

「自分がする」発想で現実可能な方法を考えると、
「過去にやってきた」パターンへの入り口に立つ

貯金の底が見え始めた頃になると、
あったものがなくなるわけですから
やはり不安が頭を擡げてきました。

今やっていることで、
収入を得る術を確立できていないのだから

労働力を求めている場所に行って、
求められている労働力を提供するのが

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心機一転〜負の循環を断つ〜【一】

心機一転〜負の循環を断つ〜【一】

1月27日から、1月29日まで少しばかり遠出をしておりました。
おうかがいしたのは京都と和歌山。

ここ2年のうちに繋がったご縁で
これまでにも度々おうかがいしてきていたため、
もうGoogleマップに頼らずとも
なんとなくの土地勘で目的地に辿り着けるようになっています。

この三日は、私の人生の転換機なのではないかという
気がしています。

私の理想私が理想としている在り方を、
師匠の言葉を借り

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心照古教〜『大学』を考える〜【むすび】

心照古教〜『大学』を考える〜【むすび】

『大学』に心を照らして読み解いてみた結果今回どういう視点で読み解いたか

元々、『大学』の素読は
自分の至らなさが嫌で、
「こういう古典を読めば、大したやつになれる」
という期待のもとに始めました。
二十歳を過ぎてからのことです。

師匠や推しを「私の目指す理想」に設定して
彼らの言っていることを「血肉にしよう」と、
「誦んじられるまで書き写す」ことを試みたりしていました。
(いまじゃすっかり抜け

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心照古教〜『大学』を考える〜【三五】

心照古教〜『大学』を考える〜【三五】

義を以て利と爲す本文

我流訳文

魯の大夫である孟獻子は
こう言っている。

「四頭立ての馬車を使用する身分の大夫にもなれば、
 鶏や豚を飼って生計を立てている市民の経済に
 干渉してはならない。」

「氷を伐るということは、
 夏に祭祀用の供物が腐らないように冷凍の用意ができる家ということ。
 そういう、氷を用意できるような富を持つ大夫の身分になると
 庶民や農民のような牛羊を蓄えない。」

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心照古教〜『大学』を考える〜【三四】

心照古教〜『大学』を考える〜【三四】

財を生ずるに大道あり本文

我流訳文

およそ、一国の財政は一日も疎かにできないものだが、
財政を豊かに運営するためには大原則がある。
これを、食料生産面から見ると、
「農業人口を多くして、非生産的な消費人口を抑えること」。
工業面で見ると、
「物を製造する効率を上げ、
 これを使用する時は大切に取り扱って消耗を緩やかにし、
 長持ちさせるようにすること」。
そうすれば、一国の財政はつねに円滑に運

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心照古教〜『大学』を考える〜【三三】

心照古教〜『大学』を考える〜【三三】

君子の大道本文

我流訳文

賢人と見てもこれを挙げて用いることができない、
また、挙げても挙げっぱなしで、
自分が先に立って一緒にやっていけないのは怠慢である。
(※命は「怠」「慢」などの文字だったのではという解釈があります)

不調和を生むほど器の小さい人を見ても
これを退けることができない、
また、仮に退けられても、僻地にまで追放できないのは過失である。

善を好み、悪を悪むのは人の天性だ。

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心照古教〜『大学』を考える〜【三二】

心照古教〜『大学』を考える〜【三二】

「悪」の定義と、「仁」の在り方「悪」=他を妨害し蹴落とそうとする器の小さい人人を嫉み憎むような精神状態に陥る状況はどんな時か

私は以前、
この章の「悪」の立場に感情移入したことがありました。

才能ある誰かを羨ましがったり、
自分の立場を脅かされる感覚に怯えたりする
ということは、
「職場、針の筵なんだろうなあ…」と。

そして、そうは言っても
「職務に着手するための環境」で
本来の職務よりも私

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心照古教〜『大学』を考える〜【三一】

心照古教〜『大学』を考える〜【三一】

仁人能く人を愛し、能く人を惡むを為すと謂う本文

我流訳文

『国語』(中国春秋時代を扱った歴史書)の「楚語」にも、
「わが楚國は財貨を宝とはしない。ただ善を宝とする」とある。

為政者が善を失えば、国を失うに至るからである。

また、晋の文公が秦に亡命していたとき、
文公の母方の叔父である舅犯が、秦の穆公に
「亡命中の文公にとっては、政権が宝ではない。ただ親しくすべき者に仁恩を施すことこそ宝であ

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