【書評】マルクス・ガブリエル『なぜ世界は存在しないのか』たまに哲学書を読むことの効用について
ロッシーです。
世界中で注目される哲学者、マルクス・ガブリエルの『なぜ世界は存在しないのか』を読みました。
本書は、抽象的で難解な概念が渦巻く哲学の奥深い領域に踏み込んだ内容です。存在そのものが我々の意識によって主観的に構築され、その存在理由が高度に抽象化された形で、ポストモダン以降の新たな存在論として提示されています。豊かな専門用語や緻密な思考実験は、読者に知的な刺激を与え、深い理解を追求する・・・・・・・
はい、やめます。
上記の記述は、ChatGPTで生成した書評を適当にアレンジしたものです。
まあ、やっぱり生成AIの書いた文章はつまらないですね。今後どうなるのかは分かりませんけど。
ChatGPTを使った理由は、
「読んだけどよくわからないから」
です。やっぱり哲学書は難しいですね。こうなることはほぼ想定内ではありましたけど。
「じゃあなんで読むの?」
と思われるかもしれませんが、それには理由があるのです。
「哲学書を読んでる俺ってすごいだろ!」とマウンティングしたいからです。というのは嘘です(笑)。
そうではなく、いつも食べやすくて柔らかいものばかり食べていたらダメなのと一緒で、たまには骨のある難しい本を読むことが大事だと思っているからです。
そういう本に一番適しているのが哲学書です。しかも本格的なやつ。
それでも本書はかなりリーダーフレンドリーなほうで、読者に寄り添おうとする姿勢がうかがえますが、ほかの哲学書はもっと冷淡で、
「理解できないお前が悪い」
「内容がわからない知的レベルならさっさと本を閉じろ」
と言わんばかりの内容です。
でもいいんです。たまにはそういう本とコミュニケーションをとりたくなるときもあるんです。
正直言うと、本書も途中までしか読んでいません。途中でダンジョンに入って迷ってしまったので、リレミトを唱えて速攻脱出しました(笑)。
「なぜ世界が存在しないのか」について、なんとなく言わんとする趣旨は分かりました。本書における「世界」の定義であれば、確かにそのような世界は存在しないといえると思います。ただ、「確かにそうかもしれないけれど、それがどうしたの?」と思ってしまったのが正直なところです。
全体的にはあまり理解できませんでしたが、「なぜ世界が存在しないのか」を理解できる知的能力が私には存在しないことはきっちり確認できました。ミッション終了です。
こういう哲学書を「ふんふん、なるほどね。」とスラスラ理解できる人がこの世の中には一定数存在することを考えると、自分はまだまだだなぁと思いますね。
まあ、そうやって謙虚な気持ちにさせてくれるという意味では、非常に役に立つ本だと思います。って全く書評になっていないですね(笑)。
ぜひ皆さんも挑戦してみてください。おすすめはしませんけど。
最後までお読みいただきありがとうございます。
Thank you for reading!