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2024年8月の記事一覧

金沢で行きたい! 現代アートを楽しむ3つのスポット

金沢で行きたい! 現代アートを楽しむ3つのスポット

伝統的な文化や工芸品で知られる一方、現代アートの拠点としても注目されている石川県金沢市。

実際に訪問して面白かった、金沢に行ったら訪れたい、現代アートを楽しめる3つのアートスポットをご紹介します。

1. 金沢21世紀美術館金沢21世紀美術館は、2024年に開館20周年を迎える現代アートの美術館。SANAA(妹島和世+西沢立衛)による、円形でまちに開かれた建築でも有名な美術館です。

親しみやす

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 シュフの賄いパスタ。 【食エッセイ】

シュフの賄いパスタ。 【食エッセイ】

カチ、カチャ、ジュー

軽やかな音が店内に響く。

食器にカトラリーがあたる音、大きな扉の冷蔵庫がひらく音、鉄のフライパンでお肉に焼き目をつける音、高熱のオーブンが完成を知らせる音…

いくつもの音が複雑に、最終的にはひとつになって空間をつくる。

開店前のレストラン。

それぞれが持ち場の準備に追われている。

音がよりいっそう緊張感を高め、
香る食材のにおいだけが場を和ませていた。

大学生の

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『思考する魚』と『反芸術アンパン』の中の瀧口修造

『思考する魚』と『反芸術アンパン』の中の瀧口修造

蔵にしまい込んでいた本を見かえしている。捨てる本、残しておく本、本の未来を分類している。しかし、本を仕分けして、一歩前進したつもりの都合のよさってなんだろう。そんな都合のよさは、本にとっては迷惑だろうな。。
今、掘り起こしている本は池田満寿夫さんの『思考する魚』、1974年、池田さん40歳頃に出版された全エッセイ集だ。めくっていると、面白そうなので寝る前に読んでいる。結構分厚い。

昨日は、「魅せ

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楽しめたかもしれない

楽しめたかもしれない

中学生のとき、夏休みに「美術館か博物館へ行き、レポートにまとめる」という宿題が出た。

親に連れられ、自宅からいちばん近い横浜美術館へ。

ブロンズの彫刻がたくさん並んでいて、館内はひんやり涼しく、ひかえめな照明が心地よかったのを覚えている。

時は流れ、今度はわたしがその宿題の引率をすることになった。

姪(以下N)が通う中学でも、同じ宿題が出たからだ。

よく美術館に行ってるから、という理由で

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