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#今日の短歌

【今日の短歌-其の6】 春にはきっと

今日の短歌と今日の1曲

心癒すピアノ曲に
おいらの短歌を添えて

 Loudwig Van Beethoven
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーベン

【 Melody of Tears 】

【春にはきっと】

白雪に

 哀しみひとつ

埋めました

春にはきっと

 解ける哀しみ…

takachin

親愛なる閲覧者様の皆さん
おはようございます。

楽曲には
それぞれ個々に
 嗜好が

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  " 紫陽花の短歌 "

  " 紫陽花の短歌 "

庭の紫陽花の花が、雨が振るたびにつぎつぎ増えていきます。
紫陽花は、この時期に大体身体が弱る私を労ってくれるように咲き出します。見ていて気持ちが落ち着き、「こんな時期だけど、いいことあるよ」と寄り添ってくれているようです。
そのお礼に、手入れだけはしっかりと、花が咲き終わった後と冬と2回、紫陽花用の肥料を撒いておきます。
私は青い紫陽花が好きなので、土壌を酸性にする肥料です。

※ 今咲いている紫

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" 庭に咲く花 短歌 "

" 庭に咲く花 短歌 "

         

◇◇  
◇ バーベナを去りゆく蝶を 目で追えば      吾はまるごとさらわれてゆく

◇ 一年草 朝日を受くるロベリアは
        テラコッタのなか
           はるとなつは経      



◇ アザレアの茎はゆるく絡みをり
      寝癖のつきし朝のやうに  

◇ 空蝉は 風に揺らいで      
その軽ろき鎧にて生く 夏の七日を

こいぼたる

こいぼたる

歌の意味
別れはいつかは訪れるとわかっていても、恋い慕う気持ちが抑えられなくて追わずにいられない、つかまえることが出来ないほたるのようであっても

キューブさんのお父様のご不幸に接して、思わずこの歌を詠みました。
お慰めにならないと思いますが…
心より、お父様のご冥福をお祈り致します。

皆様も何度か大切な人とのお別れを体験されたことでしょう。

ホタルの飛ぶ季節がやって参りました。
美しくもはか

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ゆく雲に挟みし栞昼の月 書肆へと足が向く一葉忌

書肆(しょし)=書店

一昨日、十一月二十三日の空を振り返りて詠める

冬の薔薇うつろふ紅の淡きかな 月もいとしき眼差しで見て

秋土用天に梯子の現れて秋のラスボス降りて来ぬべし

来ぬべし〔きぬべし〕=きっと来るにちがいない
今日は秋の土用入り。

仲秋に返り咲きたる合歓の花 寄せ返る夏 秋はいづこに

6~7月に咲くねむの花は晩夏の季語。旧暦八月・仲秋に、華やかに返り咲いていて、驚きました。