" 紫陽花の短歌 "
庭の紫陽花の花が、雨が振るたびにつぎつぎ増えていきます。
紫陽花は、この時期に大体身体が弱る私を労ってくれるように咲き出します。見ていて気持ちが落ち着き、「こんな時期だけど、いいことあるよ」と寄り添ってくれているようです。
そのお礼に、手入れだけはしっかりと、花が咲き終わった後と冬と2回、紫陽花用の肥料を撒いておきます。
私は青い紫陽花が好きなので、土壌を酸性にする肥料です。
※ 今咲いている紫陽花たち
短歌 ) ) )
足元で
見上げる藍のアジサイは
水無月にとどくやさしいブーケ
詩に詠む
あでやかでもなく陽もあびず
誰のちからも借りずにあじさい
雨降りて
いつもと変わらぬその場所で
アメジストとなる紫陽花の花
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